〖裁判所にとってオフショア地域の事は「開けてはならないパンドラの箱」だったとは考えられないだろうか。この箱を開ける事によって国税庁、検察庁、金融庁を巻き込むことになる。各庁のこれまでの怠慢も世に知られてしまい、社会問題として大事件に発展する。各庁にとっては迷惑な事だろう。役所お得意の隠蔽をするしかなかった。そして犠牲は、A氏と関係者に被せてしまったのではないだろうか〗
〖品田裁判長は平成14年12月24日に鈴木がA氏に支払った10億円が債務の返済金だと断定した。当時、A氏は鈴木が合意書に違反して裏切り、利益金を独り占めしている事を知らなかったため、貸金の返済金として受領したが、後日、鈴木の裏切りが判明したため利益配当分に充当し直している。鈴木は、「質問と回答書」(乙59号証)で「原告と手を切る為の手切れ金」と言っているが、品田裁判長はそれを認めず原告の貸付金返済とした。鈴木がA氏に渡した金額はA氏の請求と一致しておらず、返済時期も曖昧であった。これは、品田裁判長の強引な辻褄合わせで整合性が全くない〗
〖鈴木はこれまでに様々な犯罪に手を染め、知人や側近者を騙し、罪を被せて金をせしめてきている。許し難い最低の悪党だ。志村化工株価操作事件では、検察から本命視されていたにも拘らず、先に逮捕された西に土下座して口止めを頼み逮捕を逃れたが、その恩に報いる事なく、利益金を要求する西を香港で始末しようとした。鈴木の犯罪行為は全て金に起因している。金の為なら平気で裏切り、何でもやる最低最悪の男だ〗
〖A氏が短期間で28億円超の資金を援助した理由についてだが、A氏の援助が28億円を超えたところで鈴木は、親和銀行事件で逮捕され懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。その時点で鈴木の債務は一切返済されていなかった。A氏は鈴木への融資をビジネスとは切り離していたと思う。保証人や担保のない鈴木とは法定金利以内の金利は付与していた。鈴木は裁判ではA氏の事を悪徳金融屋と主張しているが、どの口がそんな事を言わせるのだろうか。その時の自分の状況を思い出してみるがいい。しかも、A氏は途中で西の依頼で金利を下げて、貸付金も大幅に減額している。鈴木の状況を踏まえて、返済金の請求もせず、鈴木が立ち直る為の相談にも乗っていたほどである。鈴木はその事を忘れているのか。本当にここまでの極悪人はいない。西の遺書でも十分に説明されている〗(関係者より)
〖鈴木は親和銀行事件で逮捕されたことにより、西の紹介でA氏に会って金銭支援を受け始めた時よりも状況は悪化していた。しかし、鈴木にとっては想定内の事だったのではないだろうか。西はA氏に対して責任を感じ、自分達が復活できる方法を模索し、保釈中の鈴木に代わって奔走した。そして、宝林株売却の情報を掴んだ。宝林株売買の件を調査して自分なりに手応えを掴んだ西は、図々しくもA氏に宝林株の購入資金3億円の協力を頼んだ〗(関係者より)
〖鈴木の裁判は被告側の勝訴となったが、100%不正があったとしか考えられない。裁判を担当した品田裁判長は争点をはぐらかし、何一つとして鈴木の悪事を認めようとしなかった。真実の追及をするどころか反対に覆い隠した品田裁判長は、ある意味鈴木の共犯者と言われても過言ではない。誤審や誤判の類いではなく、被告側と癒着して意図的に正義を捻じ曲げた犯罪者ではないかという疑いが、判決により浮上しているのだ〗
〖A氏は、鈴木に貸付けた約28億円の回収に苦慮していた時に、西から宝林株の話を聞き、購入資金の協力を請われた。これは想像だが、この時のA氏は相当悩んだと思う。しかし、西と鈴木が復活しなければ貸付金の回収が出来なくなる。この時のA氏の頭には、株投資で利益を上げようとする考えはなかったように思う。ただ「西と鈴木が株投資を成功させれば貸付金の回収が可能になる。その為の元手は援助してやるしかない」という苦渋の決断をしたのだろう。まさか、鈴木と西が自分を騙して裏切るとは夢にも考えなかっただろう〗
〖A氏は、株式投資に関しては多少の知識はあっても詳しくはなかったが、西の話を信用して宝林株購入資金3億円を援助することにした。西と鈴木は分担して宝林株購入の準備をした。西は、保釈中の鈴木を裏方に回し、自分が表に立って奔走し、平成11年5月31日に宝林株購入の契約を完了させた。宝林株は、鈴木が準備した海外のペーパーカンパニー3社に振り分けられ、その3社名義で売り出されたが、宝林株には、株価が上昇するような材料がなかったため投資家の興味をそそる事も無く株価が停滞した。西と鈴木は株価を上昇させるための「買支え資金の必要性」をA氏に説明し、必死の思いで再度資金提供を説得した。これが合意書の作成に至る経緯だが、品田裁判長はこの経緯を一切無視し、合意書の文字面の不備だけを咎めて無効という判断を下したが明らかな故意性を感じざるを得ない〗(関係者より)
〖鈴木のような心の腐った人間は滅多に、というより他にはいないだろう。鈴木が崖っぷちに立たされて、にっちもさっちもいかない状況の時に救いの手を差し伸べてくれたのがA氏だったにもかかわらず、A氏の恩情に付け込み、株取引で人生を好転させると称して協力してもらう絵図を描き、多額の金を株の買い支え資金の名目で出させて、株で得た利益を海外に流出させ独占した。鈴木は盗っ人もいいところではないか。西は自殺したが、鈴木の行き着く先は決まっている〗(以下次号)