〖A氏と懇意な関係にあった西は、鈴木と出会う前からA氏に会社の資金繰りを始めとして100億円を超える支援を受けていた。それだけ世話になりながらギャンブルや女性関係に浪費する等やりたい放題やっていた。そんな西が鈴木に裏切られ自殺する羽目に陥った。鈴木は青田に指示して反社の人間を使い、西のびこうをつづけさせた。異常過ぎる人間だ〗
〖鈴木がA氏に払った25億円のうち、15億円は品田裁判長の独断で債務返済金として処理されたが、それを裏付ける証拠と根拠は皆無で、A氏側が到底納得できるものではなかった。そもそも鈴木の債務額を25億円としたのは品田の身勝手な独断なのだ。A氏の鈴木に対する貸付金は当初の約束通りに計算すると60億円以上(鈴木が持参した借用書にある年利36%、遅延損害金年40%で計算)になっていたが、西が鈴木から30億円をもらっていたので「今後、株の利益配当金が大きくなるので25億円に減額してやってくれませんか」とA氏に懇願し、25億円に減額することを承諾したものだった。平成14年6月27日に鈴木が作成した15億円の借用書は西に合意書破棄の礼金として10億円払った分をA氏への返済とした。さらに同年12月24日に鈴木がその返済金として10億円をA氏の会社に持参したので一旦A氏は債務の返済金で処理したが、その後に返済金ではなく株式売買での利益配当の一部であることが判明した。鈴木は口から出まかせでその場を繕うことばかりに終始した〗(関係者より)
〖この裁判は弁護士の力量と裁判に対する姿勢が勝敗を分けたように思う。被告鈴木の弁護人の中で、平林弁護士は裁判を混乱させるばかりで弁護人の用をなさない弁護士であったように思うが、鈴木が有罪刑を受けた親和銀行事件の弁護もしていた長谷川元弁護士は、民事訴訟の弱点を熟知していて、強引と言える裁判戦略を用いて裁判官を翻弄し、判決を鈴木有利に導いた。一方、A氏の弁護人の中本弁護士は有利であるはずの訴訟を自らの準備不足と消極的な弁護で反論の機会を悉く逃し、長谷川元弁護士の大声による恫喝に委縮して、真面な弁護が出来ずA氏を敗北に導いてしまった。特に控訴審では、長谷川は一審の勝訴で鈴木からの裏での報酬にを多くするためか、自身が所属していた土屋法律事務所の弁護士を大量動員したが、それに怯えたのか中本弁護士の弁論はわずか1分足らずで蚊の鳴くようなか細い声となり、裁判官には届かなかった。一審が敗訴になったのは中本と戸塚の両弁護士の油断と消極的な姿勢が招いた結果だった〗(関係者より)
〖この事件で鈴木がA氏に支払ったとされる25億円には多くのカラクリが仕込まれていた。まず平成11年7月30日、宝林株での利益を15億円とA氏に虚偽報告し、西に全額を持参させ、A氏には合意書で約束した配当金として5億円を支払い、鈴木と西の配当分5億円ずつを2人の債務の返済金の一部として支払ったことにA氏は2人が約束を守ると思ったようだ。そしてA氏は2人に心遣いで5000万円ずつ、合計1億円を渡した。しかし、後日、15億円は鈴木の狡猾な企みだったことが露見する〗
〖西は志村化工株価操縦事件で東京地検に逮捕されたが、事件の主犯格として目を付けられていた鈴木は西が罪を被る事により逮捕を免れていた。西の逮捕前に鈴木は土下座して自分の名前を決して出さないように懇願し、西の保釈後は切り捨てにかかったのだ。自分の保身だけを考える自分勝手で性根から腐った人間だ〗
〖平成11年9月、FRが決算月を迎え、西は鈴木に依頼されて、監査法人の決算監査を逃れるために鈴木の借入金の証としてA氏に預けていたFRの約束手形13枚を監査が終わるまでの間一時戻して貰うためにA氏を訪れた。A氏は前年も鈴木が親和銀行事件で逮捕拘留されていた為、西と天野氏に頼まれて手形13枚を一時戻してやった事があったので、今回も協力してやったが、今回は「債務不存在」の確認書の手交を頼まれた。訝しく思ったA氏は西に即答しなかったが、西が「あくまでも便宜上の書類で、私もそれを証明する確認書と借用書を差し入れますので何卒お願いします」と懇願した為、腑に落ちないながらも鈴木の要請に協力した。鈴木からも「無理を言って申し訳ありません。ご協力に感謝します」と電話があった。常識で考えると、鈴木本人が来て頼むべきことだが、何故かこの日は西が1人で来ただけであった。これは悪事を企んでいる時の鈴木の常套手段だった〗(関係者より)
〖鈴木は、約束手形13枚の現物と、あくまでも便宜上という事で手交してもらった「確認証」が手許にある事を盾に取り、裁判では「A氏への債務は完済した」と主張した。その上、便宜上の確認書を受領した日に西に15億円の現金を返済金として持参させたと嘘の主張をした。確認書は裁判を通じて鈴木が法廷に提出した唯一の物的証拠だったが、これは事実とはかけ離れた嘘だった。A氏の鈴木に対する債権は元金だけでも28億円であった。手形13枚分の金額は合計約17億円であり、差額の債務は借用書と販売委託代金だったが、鈴木は、手形以外の借用書や念書は回収漏れで債務は全て返済したと辻褄の合わない主張を繰り返した。しかし、品田裁判長は7月に西が持参した宝林株の利益金の一部15億円を強引に鈴木の債務返済金にしてしまい、しかも返済日は7月から9月にかけてと曖昧な裁定をして鈴木の債務返済としてしまった。7月30日の15億円が合意書に基づく利益配当だという事を隠す為の苦しい嘘だったが、品田裁判長は合意書を無効とする判断をしたために、鈴木の出鱈目な嘘を認めてしまった。こんな裁判官が実在するのか。信じられない〗
〖平成14年6月27日、A氏と鈴木、西の3人が鈴木の債務の返済について話し合った。その時の鈴木の債務は減額を重ねて25億円になっていた。25億円の借用書を作成する時になって、鈴木は「西さんに社長への返済金の一部として10億円渡しています」と言い出した。A氏が驚いて西に確認すると、西も戸惑いながら渋々認めた。これは、後日鈴木の嘘だったことが明らかになったが、この日、鈴木は15億円の借用書を差し入れた。この借用書には確定日付印が押されているが、鈴木は裁判で「この日はA氏に会っていない」とか「西に10億円を渡したとは言っていない」と通用しない嘘をついている。品田裁判長はこの事を追及せず無視したが、さすがに認定はしなかった。鈴木はこの15億円を年内に支払う事を理由に10億円に減額してもらい、12月24日に紀井氏を同行してA氏を訪れ10億円を支払った。品田裁判長はこの10億円と平成11年に支払った15億円を合計して鈴木の債務の返済金と認定した。無茶苦茶な話だ。この裁定を公正だと考える人は誰一人いないはずだ。鈴木は、この時も10億円の出所を疑われない様に「スイスの投資家を騙して作った金」と言い訳をしていた。鈴木の悪知恵は留まる事がなかった〗
〖稀代の悪党である鈴木に法の裁きを受けさせる絶好の機会であったはずの裁判で、品田裁判長は何ひとつ鈴木の悪事を認めようとしなかった。原告側の十分な証拠があるにも拘らず、検証もしないで下された不当判決は、疑惑の裁判として大きな波紋を呼んでいる。YouTubeの配信を受けて、これから益々、裁判に対する疑義が広がる事は間違いないだろう〗(以下次号)