読者投稿 鈴木義彦編(360)

〖誰もが納得しない疑問だらけの判決が下され、多くの反響が巻き起こっている巨額詐欺事件は、YouTubeの配信の追い風を受けて、更なる注目を浴びる事は間違いないだろう。事件の中心にいる鈴木は、このまま事態を放置するつもりか。いい加減に手を打つ事を模索しないと、どこまでも追いつめられる事になるだろう〗

〖鈴木と、ドバイのファンドマネージャーだった霜見誠はFRの株相場で親しくなったらしい。霜見もFR相場でかなり儲けた様だ。そして鈴木と霜見は平成13年頃に直接関わるようになったようだが、鈴木もこの頃は宝林株で隠匿している160億円をフルに活用して数々の銘柄の株を売買し、利益を上積みして隠匿していった。鈴木は、スイスの隣国リヒテンシュタインにジャパンオポチュニティファンド(JOF)を立ち上げて、霜見をファンドマネージャーとして300億円を運用させた。利益金は霜見の知るスイスのプライベートバンクに預けていたようだ。鈴木は、クロニクル(旧FR)の新株発行を裏で操り、霜見に指示してJOFで多くの新株を引き受けさせ、クロニクルに流入させた。JOF の資金を個人で流用するという狡猾な手口を使ってステラグループへ資金投入をしていた。この事はクロニクルのトップであった天野氏も、ファンドマネージャーの霜見も知っていた。特に天野氏は鈴木のやり方に嫌悪を抱いていたようだ〗(関係者より)

〖弁護士が犯罪を隠蔽したり、共犯のように加担するという、あってはならないことが鈴木の株取引で普通に起きていた。杉原弁護士のことだ。杉原が常任代理人に就いたのは外資系投資会社とは名ばかりのペーパーカンパニーで、鈴木がタックスヘイヴンに用意した会社だ。鈴木による株取引は、売りを任された紀井氏が鈴木から指示された証券担保金融会社を介して行われるから、市場では誰が株を売っているかは表向きには分からず、二重に名義を隠すことになる。証券取引等監視委員会(SESC)が本格的に調査に乗り出し、ペーパーカンパニーの実態を明らかにしなければ、張本人の鈴木にたどり着けない。杉原はペーパーカンパニーの役割を分かっていて常任代理人を引き受けた可能性は極めて高い〗(関係者より)

〖平成11年7月30日に西がA氏の会社に持参した金額は15億円だ。それは、宝林株の株売買利益配当金だった。各々が5億円ずつ受け取るのだが、合意書に記載通り、鈴木と西の借金が終了するまではA氏への返済金の一部とする事で、A氏は配当金として5億円を受け取り、鈴木と西の受取分の5億円ずつは、A氏への返済金としてA氏が受領した。名目はともかく、鈴木がA氏に渡したのはこの15億円(実は14億円)と平成14年12月24日に渡した10億円(鈴木は裁判では「贈与」とか「手切れ金」という言い方をした)のみだった。品田裁判長の間違いで裁判では全額、鈴木の債務の返済額となっている。品田裁判長は25億円のごく一部でも株の配当金だと認めると、合意書を無効にした事と辻褄が合わなくなるので是が非でも全額を返済額にするしかなかった。判断ミスと分かっていても強引に辻褄合わせをしなければ判決に矛盾が生じ取り返しがつかなくなるのだ。品田裁判長は文字通り墓穴を掘ってしまったのだ〗

〖鈴木の詐欺師としての、対象者を狙いすまし金を騙し取る手段は、狼が獲物を襲う、それと似ている。相手をよく観察し、弱点を探り、どういう方法でどのタイミングでどこに噛み付けば相手に致命傷を負わす事が出来るか。鈴木という狼は羊の皮を被って近付いて来るだけに厄介だ〗

〖裁判官の認定次第でクロがシロになるという裁きは公平でも公正でもない。事実を見誤るというのはあるかも知れないが、それは検証がいい加減だからである。しかし、品田裁判長の場合には、例えば西が株取引の利益と言ってA氏の所に持参した15億円を強引に鈴木の債務返済金と認定するために授受の期日を「7月から9月」と曖昧にして判決した。この認定は品田に真実を極める姿勢とは別の思惑があったことが読み取れる。品田には真実を歪める故意があったという証の一つではないか〗

〖長谷川弁護士は「質問と回答書」(乙59号証)という陳述書を作成し法廷に提出した。これは、長谷川弁護士が質問し鈴木が回答するという形で作成したもので、これは法廷で直接答弁したものではなく、事務所で答え合わせをしながら2人で作成したもので、どのようにでも作れる陳述書だった。この内容は酷いもので、まず、「A氏が反社会的組織のトップと懇意で、A氏の資金源は反社会的組織のものだ」という嘘を捏造し、組織のトップの名前まで出している。そして「A氏は危険人物」と発言し、裁判官の心証を悪くさせるような発言を繰り返した。また「反社会的組織の力を利用して債務を二重取りするような人間で、言う通りにしないと家族も含めて危害を加えられる恐怖を感じている」とまで嘘を吐いた。これを知ったA氏の関係者達は烈火のごとく怒ったようだが、長谷川と鈴木は明らかに偽証を問われる〗

〖親和銀行事件で逮捕される3日前に、単独でA氏の会社を訪ね、8000万円を借り、A氏に言い値で買ってもらっていたピンクダイヤと絵画の販売委託を受けてピンクダイヤを預かりながら、鈴木は逮捕から約半年後に保釈されてもA氏には挨拶にも行かなかった。鈴木はA氏には返済を一切していないから敷居が高かったという言い訳があったかも知れないが、挨拶もしないというのは、鈴木にその気が全くなかったからだろう。西は、強欲で身勝手な振る舞いをする鈴木の世話を焼くように、温泉に連れて行くと言ってA氏から100万円を受け取ったというが、鈴木をA氏の所に連れて行くのが先ではなかったのか〗(関係者より)

〖この裁判で最大の争点となる「合意書」に基づく株取引の事案を裏付ける証拠は揃っている。生前西が残したレポートには、鈴木の指示により取引した銘柄の詳細が記録され、株取引の売りを担当していた紀井氏しか知り得ない各銘柄の正確な利益を記した「確認書」があるだけに、誰もこれを否定する事は出来ない。品田は裁判官として失格の烙印を押されるだろう〗(以下次号)

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