〖鈴木は和解直後から頻繁にA氏に電話をかけ、和解協議から1週間後にはA氏の会社に単独で出向いて、和解書で約束した支払いについて具体的な話をしていたにもかかわらず、その後に豹変したのは、A氏を騙す時間稼ぎでしかなかったのだろう。和解直後、A氏に電話で「買い支え損は、西は70億円と言っていたが、正確な数字を聞いてくれませんか」と言うので、西と紀井氏に確認を取り58億円余りであることを鈴木に伝えると、鈴木は「利益よりその分を引いて3等分しなければいけませんね」と言っていた。その鈴木が、青田と平林を代理人にしてからは言い分を真反対に変えた。青田が言を弄して、自分たちへの礼金を多くしようとした可能性は高く、金を出したくないという鈴木の強欲がむき出しになったことは確かだ〗
〖善良な裁判官における正義の判決は国民にも称賛されるが、野心のある裁判官の正義は昇進する事らしいから国民のためにならない。これは、裁判官の立場を解りやすく言い表している。裁判所の中で「人事差別」を受けるという事は出世街道から外れているという事だ。しかし、裁判官は野心を表に出さず、無事にさえ業務をこなしていれば30年間、身分は保証されている。要するに国民の税金で日常生活が保たれるわけだが、気を遣うのは上司に対してではなくて国民であって、国民の為に公正な裁判を行うべきではないのか〗
〖和解協議で決めた分配金を払いたくないばっかりに、手紙で一方的に「和解書」を撤回し、A氏の承諾を得ずに青田と平林を代理人に立てた鈴木に、事態を解決しようとする誠意も意志も無く、出来るだけ金を払わないで済まそうと考えただけだろう。鈴木は性根から腐った人間だ〗
〖世界はコロナ禍で、収束の兆しが見えない中、混沌とした世の中に変貌を遂げつつあるが、鈴木の事件を風化させない為にも、今回YouTubeによる配信は、大きなプラスになるだろう。鈴木本人のみならず、家族や身内の者にも新たな衝撃を与えたはずだ。この配信をキッカケに身内からこれ以上世間に顔向けできない恥さらしを止めない時は縁を切るくらい話をした方が将来のために良いのではないかと思う〗
〖長谷川元弁護士の様な法律家は、法律の網をくぐる技術に練達している。外国では「良い法律家は悪い隣人」という言葉がある。法律に詳しい事を嵩に着て人を見下す発言をするからで、隣人からすると煩わしい人種なのだろう。外国では日本ほど弁護士への信頼度は高くない様だ。最近は日本でも「悪徳な弁護士」と「ヒラメ裁判官」が増えていて、誤判や冤罪が増えている。また、「民事裁判は、金次第でどうにでもなる。白を黒と言い負かす一つ技術」という噂まで流れている。裁判というものがここまで地に落ちてしまっている事を、この国のリーダーたちは知っているのだろうか〗
〖鈴木のようにどれだけ悪事を働いても、自分に捜査の手が及ばないように金の力でどうにかなったと思っているかもしれないが、善と悪の境目が分からなくなるだけでなく、感覚のマヒどころか人間性までが最悪になる。巨額の隠匿資金でセレブ生活を味わっていたとしても、鈴木の心の中は常に捜査当局や絶対に許せないと思っている関係者の眼を気にして神経を張り詰めていなければならないから、月日を重ねるごとに精神面で正常ではなくなると思われる。これは身内も同様だと思われる〗
〖本来なら鈴木の人生は既に終わっていたはずだ。新たな人生をA氏から与えて貰ったと言っても過言ではないだろう。その上、西を含めての今後の起死回生の為の株取引でのチャンスまでお膳立てして貰ったに等しい。宝林株の買取り資金3億円を出してもらい、取引銘柄の買い支え資金支援のおかげで巨額の利益を得る事ができたはずだ。取引銘柄は全てA氏のおかげで高値になったが、鈴木という人間の株価は下げっぱなしで、もう既に上場廃止どころか清算段階に追い込まれている〗
〖裁判官とは、親切に聞き、抜け目なく答え、冷静に判断し、公平に裁判することだと言われているが、この4つの事を実行するには訴状をよく読んで事件の背景と経緯を把握しなければ出来ない事だと思う。品田裁判長はこの4つの重要事項をほぼ全て蔑ろにしている。特に、経緯を全く理解していないと思える。この事件は、経緯を充分に検証していれば容易に結果を導き出せるはずだし、被告の人間性も見抜けたと思う。裁判長という重責にありながら余りにも軽率な裁判指揮を執っている。いくら何でも他の2人の裁判官も同じ意見だったとは思えない。裁判所の悪い慣習によって上司である裁判長に意見を言えなかったのだろう。これでは法廷に3人いる意味がない。税金の無駄遣いである〗
〖鈴木は「和解書」の契約を白紙撤回する為に、西と紀井氏を悪人に仕立て上げるという、何ともお粗末な嘘を寝ずに考えたのだろうが、懲りない男である。自分の利益の取り分を未だ貰って無い西が国税庁に密告する訳がないだろう。鈴木は言い訳をすればする程、自分の価値を下げている事に気付かないのか。鈴木は下等で超低級な人間だ〗
〖香港ではペーパーカンパニーが簡単に、しかも安価で手に入るという。鈴木は株取引の銘柄ごとにペーパーカンパニーを複数社用意して、ある時から1社あたり金融庁に大量保有報告書を出さなくて済む5%未満の株を取得した形を取り、より巧妙に証券取引等監視委員会(SEC)や東証の眼を逃れる巧妙な手口を使ったというが、それでも、志村化工株の取引ではSECに告発され、西が逮捕された。悪事を働けば無難に済むことは無く、必ず発覚する。鈴木は今、一生懸命にマネーロンダリングを繰り返しているに違いないが、鈴木が外資系投資会社のコンサルタントを装っている限り、いずれはボロを出すのは必定だ〗(以下次号)