読者投稿 鈴木義彦編(337)

〖長谷川は、A氏の事を鈴木(被告)の代理人弁護士として充分に調査をしたのだろうか。弁護士は依頼人の言う事を鵜吞みにして裁判に臨む事などあり得ないだろう。長谷川は、答弁書でA氏が鈴木に融資した資金の出所をしつこく質問しているが、おそらく、A氏の金主が反社会的組織だという事を捏造するための前振りだったと思われる。A氏は資金の出所について法廷で「よく調べて下さい」と答えているが、その後、長谷川は充分な調査もせず質問の根拠も明らかにしないでこの質問を終わらせている。長谷川の狡猾さが垣間見える裁判戦略だった。この答弁のやり取りを見てもA氏側の代理人弁護士の対応が余りにも消極的で、弱腰だったのではないだろうか〗(関係者より)

〖鈴木はこれまでに様々な犯罪に手を染めているが、立件が難しい事案も多々ある。その中で鈴木自身も一番恐れているのが国税庁に目を付けられる事であることは間違いない。今や日本のみならず世界各国が海外資産隠しについては厳しい姿勢で監視している。例え名義が鈴木本人で無かったとしても、税金は口座に入っている金が課税対象となる。悪銭身につかずという結果になるだろう〗

〖鈴木は裁判で合意書に署名指印したのは「A氏から資金提供を受けるために必要だという西に協力して書面に署名したに過ぎず、それを実行するという認識はなかった。事実その後A氏とは株の話を一切していない」と主張したが、よくもそんなことが言えたものだ。宝林株の取引で50億円もの利益を出した際に、鈴木は西をたぶらかして合意書を破棄させようと躍起になり、西に10億円を渡していたではないか。合意書とはそれほど重要な書類であり、それに署名指印したという認識が鈴木にはあったはずだ。しかも鈴木はA氏と株の話は一切していないというが、西に「鈴木は都心の1DKのマンションで頑張っています。長い目で見てやってください」などとウソを言わせて鈴木自身は逃げ回りA氏に会わないようにしていたではないか。裁判での鈴木の主張は長谷川や平林がアドバイスしたものに違いないが、こんな明白な虚偽を無視した品田裁判長は明らかに裁判長の間違った権利を乱用している〗

〖この裁判で、A氏が敗訴に終わった大きな原因は、①西の自殺②天野氏の病死(?)③証券金融担保会社の吉川の消息不明④ドバイのファンドマネージャーだった霜見が殺人遺体遺棄事件で殺された事ではなかったか。①②の出来事は国内で鈴木が犯した罪の秘密が守られ、③④では海外に隠匿している資産の行方を暴くことが出来なかった。ただ、③④に関しては明らかな訴外事件だったために審議の対象にはならなかった。しかし、この2人は鈴木の海外での悪事の決定的な証拠を知っていたと思う。この4つの出来事が鈴木を勝手気儘な生き方をさせている原因なのだ。この様な偶然が重なることは有り得ない。その結果が1000億円と言われる資産の構築に繋がっている〗(関係者より)

〖鈴木は今もなお、行方を晦ましており住所登録してある場所に住んでいないという。自分に非がなければ逃げ回る必要は無いはずだ。毎年の申告も不透明らしいが、海外に隠してある巨額の金に対する申告はどうするつもりか。納税は万国共通の国民の義務である。国税庁もキッチリと鈴木の様な犯罪疑惑者から取りっぱぐれがないようにしなければならない。現在、鈴木の脱税容疑の内偵が加速度的に進行中という可能性は高い〗

〖品田裁判長は、長谷川と鈴木が好き勝手に虚偽を構築した「質問と回答書」(乙59号証)に書かれた、西が言ったとするA氏に対する怖れを前提にするような裁定をなぜ下したのか。それが真っ赤な嘘であることは、西が生前に語った事や書き残した事が重要な証拠として提出されていて明白ではないか。西が書き残した遺書や手紙、鈴木との付き合いの記録、株取引に関するレポート等はもちろん、クロニクル(旧FR)の天野氏が語っていた話もある。これらの中身を検証すれば、A氏が鈴木に騙されていた決定的な証拠が多くある。鈴木は西や天野氏が法廷で証言できないということを悪用して、死者の言葉としてA氏をとことん誹謗中傷した。それを真に受けた、というより自身の勝手に思い描いた結論を導くために悪用した品田裁判長は許されないのは当然のことだ。故人が残した書類や発言の殆どを検証することなく軽視しておいて、何が公正な判決か、品田裁判長は自ら下した判決を、万人が納得できる説明ができるのか。できなければ、再審するべきだ。世間が黙っていないほど大問題になっている〗

〖鈴木という男は、嘘と欺瞞に満ち溢れた強欲な奴だ。会社(FR)を創立して上場を果たしたのも詐欺紛いだったが、上場後は粉飾決算と証券取引法違反を繰り返し、投資家を裏切り続けるという根っからの詐欺師であった。バブル崩壊後という社会背景があって鈴木の様に金に執着して悪事を働く輩が増えた。特に、証券業界、金融業界、宝石貴金属業界、会員権販売業界では日常茶飯的に詐欺事件が発生していた。鈴木は宝石貴金属業界に属していた。この頃の宝石輸入業界は為替相場の急激な円高と、バブル崩壊の煽りを受けて倒産する会社が多かったようだ。そんな中で鈴木も資金繰りに苦しみ、倒産、破産寸前状態に陥っていた。しかし、持ち前の悪知恵を駆使して他人を騙しながら自転車操業を続けていたのだろう。他人を騙すことを躊躇わない性格とA氏との出会いがこの窮地を乗り越えさせたと言っても過言ではない〗(関係者より)

〖鈴木にしてみれば、A氏から株の高値誘導の為の買い支え資金の支援を取り付ける事が出来れば、多額の利益は約束されたも同じであった。ユーロ債や第三者割当増資等であらかじめ安価で株を仕込んでおき、西が株価を釣り上げる為に大量の買いを入れ、高値になったタイミングで売るだけで確実に利益を手に出来る。その利益を分配せずに独り占めした鈴木は、最初からそれを狙っていたのは間違いない〗

〖鈴木のリスクヘッジ、悪人独特の先を見据えた対応は、間違いなく犯罪を繰り返してきた人間が培ったノウハウだ。それが、宝林株取引で160億円という巨額の利益を手にしたことで、さらに磨きをかけることになったのではないか。どうやって利益を独り占めするかを必死になって考え、その結果、西をとことん利用することにした。違法の上で手にした利益には国税や金融庁の手が延びると懸念し、鈴木自身関与を徹底的に隠し、ペーパーカンパニー名義で海外のタックスヘイヴンに目を付けて、利益を海外に流出させ隠匿した。和解後にA氏に送りつけた手紙に鈴木が「一人で立案した」などと書いたのは、利益の隠匿に成功していると勘違いした鈴木が自慢話をしているように映る。しかし、利益を生み出すためにA氏の買い支え資金があり、西が大量の買いを入れる現場があり、そのタイミングで紀井氏が売り抜けたという連携があってのことという基本を鈴木は忘れている。それを自覚しない限り、鈴木は間違いなく墓穴を掘り自滅する〗(以下次号)

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