読者投稿 鈴木義彦編(159)

〖これだけ多くの投稿が寄せられて、ほぼ全てが鈴木に対する非難と裁判に対する不信であるだけに、裁判結果は間違っていたと判断して良い筈だ。再審を実現する為に例えば嘆願書のような形で裁判所に訴える事は出来ないものか。そう簡単には受理されないのかもしれないが、一人や二人の意見ではないのだから何とかこの声をもっと直接的に知って欲しい。ここで読者を通じて拡散が続く限り、捜査機関の動きも活発化してくるとは思うが、あらゆる手段で鈴木ほか鈴木の恩恵に与かっている人間を罰せなければ、この流れはとても収まらない〗

〖元エリート裁判官だった人物は「裁判所は政治の中枢であるので最高裁にメスを入れるのは難しい」という。政治や行政ならば情報が漏れてくる。なぜなら情報を流した本人に明確な意図がある。例えば「今の政権を早く壊したい」「あの大臣を落としてやりたい」といった狙いがあるから様々な情報を出す。一方の裁判所は「最高裁の長官を辞めさせたいから情報を出す、なんていう人はいない。なぜなら最高裁の長官は絶対的な権力を持っているから、その情報を流したのがバレると、その人のキャリアはそこで終了してしまう。裁判所の上層部は自分達が不利になる情報や証拠は絶対残さない」という。しかし、方法はあるのではないか。それは裁判所を退職した裁判官や職員の中には裁判所に対する様々な批判や不満を抱えている人がいるはずだ。そうした人たちと人間関係を築き、情報が秘匿されるのであれば話してくれる人がいるのではないかと思う。しかし、それもかなりハードルが高いだろう。裁判所は自分たちの利得を守る為に堅牢な壁を設けている様だ〗

〖約束事や言った事、しかも書面にまでしている事がここまで証拠として検証もされず採用されない裁判は聞いたことがない。資産家が悪人で、借りた人間が善人と言うなら資産家は誰も助けなくなる。そして自殺者や路頭に迷う人々が増える一方だ。今回の裁判のように、全てが鈴木側の主張する「心裡留保」や「強迫」で片づけられてしまったら「このやり方で裁判は勝てるのか」という悪例になり、鈴木の様な詐欺師がどんどん蔓延する筈だ。そこまで重大な判決だった事を裁判官は認識していない。無責任極まりない司法の失態である〗

〖西が、志村化工株の件で地検特捜部に逮捕された。取り調べを受けた際、鈴木を庇う為に何も喋らなかったと言っていたが、半ば信じられない。特捜検事は何かの証拠を掴んでいないと動かないという事を聞いたことがある。特捜が取り調べをした以上、大抵の人間は白状してしまうらしい。西にそんな根性があったとは思えないが、現実として鈴木は逮捕されていない。株の配当金の密約があったからだろうと思うが、改めて金の力は凄いと感じた〗

〖西が鈴木に騙されてA氏を裏切っていたことは簡単に許せることではないが、鈴木にしてみればA氏を紹介してくれた恩人であり、志村化工株事件でも罪を被り庇ってくれた。その後もA氏に鈴木が不審に思われないように取り計らっている。鈴木のA氏に対する裏切りはもちろん言語道断だが、そんな自分の為に動いてくれた西までも切り捨てるとは、この人間の信じられるものは「お金」だけなのか。ここまでの悪行を何年にもわたって積み重ね、人の温情をないがしろにするような鈴木には絶対に関わりたくないというのが当然で、再審での鈴木の弁護士が長谷川のように鈴木に都合のいい弁護士などいるはずもない。鈴木は破滅の道を辿るだけだ〗

〖鈴木は、A氏の性格を把握し、満を持してこの仕事を計画したのだと思う。しかし、この計画を成功させるには西を抱き込む必要があった。西を会長と呼び、煽て(おだて)て気分良くさせ、A氏との繋ぎ役(代理人)をさせた。A氏は知り合ったばかりの鈴木より西の言う事の方が安心感があったから、まんまと鈴木の思惑が成功した。本当に鈴木は卑劣で大悪党だ〗

〖鈴木のこれまでの悪質極まりない悪業は魔が差したなどという生易しいものではなく、まして「忘れた」で済まされるものでもない。鈴木は和解協議の場で「私の男気を見て下さい」と言っている。鈴木の男気とは一体どんなものか。A氏は一度も鈴木の男気を見ていない。男気のある人間が一度言った言葉に責任を持たない筈がない。その男気を鈴木は一日も早くA氏に見せたらどうか。鈴木に残された時間は少ない筈だ〗

〖この裁判の裁判官は法律家としての知識や心得がなく、当事者間で起きた出来事の実情や背景事情に目を向けることもしないで裁判に臨んでいたとしか思えない。陪席の裁判官は特に自分に考えがなく、裁判長の言動に同調するだけで、正義とは何なのか、公平とは何なのかという事を考える余裕さえなかった。これでは裁判長の思うままの判決が出るはずだ〗

〖鈴木は和解書について「西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされるという不安と恐怖感、そして側近に裏切られたという衝撃から書面に署名指印してしまった」と恰も(あたかも)自らの意思ではなく、そうせざるを得ない精神状態に追い詰められたという主張をしている。この一連の中で鈴木は溢れかえる程の嘘をつきA氏を陥れ混乱させ続けた。その内容は、鈴木がしてきた非情な犯罪を棚に上げて今度は自分が同情を買うような主張になっているが、誰一人鈴木を信用する者はいない。唯一裁判官が騙されるという、あってはならない結果になってしまったが、この誤審を重ねた揚げ句の誤判もいずれ反省とともに再審の結果で明らかになる〗   (以下次号)

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