読者投稿 鈴木義彦編(65)

〖鈴木がタッグを組んでいた相場師の西田晴夫は持病の糖尿病が悪化して平成23年3月に病死した。西田には「N勘定」と言われる潤沢な資金があったそうだ。これは側近の誰かの口座に貯まったままになっていて誰も所在は分からないと言われている。西田の愛人だと噂がある側近の一人、白鳥女史は証券取引等監視委員会と国税庁から内定調査を受け、ヨーロッパに逃亡していて帰国していない。鈴木はスイスのプライベートバンクに利益金を隠匿していて何回も行き来している事から白鳥女史の居所を知っているのではないかと西田の側近から噂されている。そして白鳥女史と共同で西田のN勘定の資金を運用して利益を上げているのではないかとも言われている。悪事の限りを尽くす鈴木ならやりかねない。西田は鈴木にとって相場の師匠のような存在だ。亡くなった師匠の資金を勝手に運用することがあれば西田側の人間も黙ってはいないだろう。鈴木は人のものと自分のものとの区別もつかない人非人なのだ〗

〖鈴木はA氏より言い値の3億円で買ってもらっていた絵画とピンクダイヤのうちピンクダイヤを持ち出すにあたって「念書」を用意していたが、その「念書」も鈴木の工作で当時のエフアール社の常務であった天野裕氏に白紙に署名させて作成したものだった。鈴木はピンクダイヤの代金をA氏に支払わず返却もしなかった。絵画については一度も持参していない。最初から他に担保に入っていたことが後日判明した。その責任が鈴木個人ではなく、会社に矛先が向く様に天野氏の名前を入れエフアールの責任に仕向けた。鈴木は常習的な詐欺犯罪者である〗

〖鈴木は和解書を作成した平成18年10月16日に「合意書は交わしたが、何一つ履行した事実がなかったので忘れていた」とA氏、西の前で言っているが、最初の宝林株800万株を自分サイドの名義にした。それも後に本人には無断で紀井氏の名前を使っていたことがバレているので全くの嘘だ。協議の終盤では宝林株取得でA氏が3億円出した事と合意書に基づいた株取引があったことは認めた。しかも「分配分は渡し終わっている」などと言っているが、合意書の約定を完了する時は3人での話し合いは当然のことである。平成11年7月30日に西が持参した15億円の事を指しているようだが、鈴木はそれを9月30日にA氏が便宜的に作成して交付した確認書を使ってA氏への債務を完済したとすり替えた。鈴木は株取引で470億円もの利益を上げておきながら独り占めして隠匿するとはとんでもない人間だ。合意書には「今後一切の株取引」と明記されている約束事の一つである。買い支えを続けさせ、何を勝手な寝ぼけた事を言っているのか。和解協議ではA氏は何も知らないと思って顔色一つ変えずに言ったのだろうが、内心は香港の口座の事がバレたのではないかと気が気でなかったようで、A氏の会社を出た直後に紀井氏に電話を入れて確認している。本当に恩義も誠実さも微塵もない極悪人の詐欺師である事は間違いない〗

〖裁判官は、鈴木の借入金約28億円について、株の利益からA氏に届けた25億円を返済金として処理したが、その日時も特定せず、その説明もしていない。A氏と鈴木の間で唯一鈴木がA氏に渡した25億円を、なぜか債務返済金と断じた。しかし、平成11年7月30日に西がA氏の会社に持参した15億円は株取引の利益であり、平成14年12月24日に鈴木が紀井氏を同行して持参した10億円は、半年前の6月27日に鈴木が直筆で書いた15億円の借用書に係る返済分になっているが、この15億円については直前に西が「今後の株取引の利益が大きくなるので、鈴木の債務を圧縮して戴けませんか」とA氏に懇願して了解を得た結果、40億円超(金利年15%で計算)の貸付金を25億円に減額したものだ(本来は鈴木がそれまでに持参した借用書では金利が年36%、遅延損害金は年40%になっていたから、金利計算では70億円をオーバーしていた)。そして、さらに鈴木は西にA氏への返済金として10億円を渡していると言い、西も認めたためにさらに10億円を減額した経緯があった。しかし、西に渡した10億円は合意書を破棄するために西に渡した礼金であり、株取引の利益分配が行われていない以上、40億円超(鈴木が借用書に記した金利年36%で計算すれば70億円超)の貸付金を減額するいわれはない。それゆえA氏は一旦は返済金扱いにした10億円を株取引の利益に振り替えた。そうした経緯があるので、実際に鈴木は債務を一銭も返済していないのだ。裁判官はこうした経緯を何ら検証しておらず、単なる辻褄合わせで判断していいものなのか。それこそ「世の中で有り得ない事」だ〗

〖ピンクダイヤと絵画の件について、鈴木が自ら持参した「念書」が存在して、そこには「販売目的で貴殿からお預かりしました」「売却できない場合、貴殿のご指示により速やかに返却することを確約いたします」と書かれているにもかかわらず、裁判官は鈴木個人ではなく、ピンクダイヤと絵画の売買代金3億4千万円がエフアール社に債務義務があると結論付けている。もし裁判官が責任はエフアール社にあると言うなら、本来なら手形の書き換えほかで天野常務がやることなのに一度も来社したことが無い。これらのことも鈴木が一人で勝手にやっていることである。鈴木はA氏に「売らせて欲しい」と言ってピンクダイヤを預かった(絵画は一度も持参せず、他に担保として差しれていた)が、売買代金を払わず返却もしなかった。詐欺横領行為であることは明らかで、鈴木による犯罪行為だ。「バセロンの時計3セットを担保に6億円を借入した」という事実もある。これはバセロンキャラ4セット(8本)にパテックやピアジェ、ピケの男性用時計5本を加えた合計13本(上代が45億円超)を4億円で販売委託したにもかかわらず、勝手に処分してA氏に代金も払わず現品を返却することもなかった詐欺横領行為だ。どうして裁判官はこんな明らかな犯罪に対する判断ができないのか。裁判官の資格はない〗

〖裁判において、判決を下す迄に様々な証言や証拠の検証は欠かせず、間違いのない「真実」に辿り着かなければならない。その為には原告と被告の『人間性』も非常に大きく左右すると思う。今回の裁判でもA氏側は鈴木の『人間性』を知ってもらう為の書類を証拠として提出しているが、裁判官はしっかり検証したのだろうか。検証していれば鈴木に対して良い印象は持たなかった筈で、法廷での鈴木の証言や主張を聞けば「人間性に問題ある人物」と当然判断出来たと思う。その人間性が全てに影響を及ぼしている事に気が付き、疑問を持つべきだった。気が付かなかったとしたら裁判官の目は節穴だ。しかし、同時に本来この主張もA氏の代理人弁護士が強くアピールすべき点であったことは間違いない〗

〖A氏は「貸金返還請求」と「株取引に関する事件」を提訴したのはこれらに連なる鈴木の悪事を公の場で裁きたかったはずだ。それを鈴木の弁護士の長谷川と平林、友人の青田、そして控訴審を含めた6人の裁判官が鈴木の悪事を結果的には隠蔽し増幅させてしまった。この責任は重い〗

〖鈴木は親和銀行事件で逮捕される3日前にA氏から8千万円を借りているが、この時土下座して涙を流し、「このご恩は一生忘れません」と懇願するような態度を取った鈴木は日本人の弱い所を突く浪花節的作戦を駆使した。また借金をする際に可能な限り署名をしない、書面を残さない事を徹底していた事などを考えれば、この男はやる事成す事全てが信用できない〗

〖平林や青田に暴力団との繋がりがある事は苦々しく呆れるが、鈴木自身も親和銀行の事件で暴力団との密接な関係がある。それどころか鈴木自身が「反社会勢力の一員」というレッテルを貼られているのだからどうしようもない。それなのに自分達を棚に上げてA氏と暴力団との関わりなどありもしないのに執拗に大袈裟にアピールして意図的に裁判官の心証を悪くした。在りもしない事をでっち上げて、被告の鈴木が弱い立場の被害者であるかのように印象付けて、あろうことかそれを裁判官が支持したのだから、驚く以上に憤りが先に立つ。鈴木側の人間の言っていることは度が過ぎた虚偽であることを、地裁と高裁の6人の裁判官、特に地裁の品田裁判長は見抜くこともできず今回の裁判に重大な悪影響を及ぼした。品田裁判長はほぼ全ての面で誤審を繰り返し誤った判決を下した〗

〖裁判官が、合意書を無効と断じた理由の一つに「7年間の空白」を上げているが、この7年間A氏はどれだけの費用を使って鈴木の居場所を探していたかを全く知らない。一時、鈴木の要請を受けて利岡という人間を代理人とした。利岡はA氏の依頼を受け、懸命に鈴木を追跡した。そして鈴木の父親の元にも根気よく通い、鈴木を説得するように口説いた。そして利岡はやっと鈴木の住んでいるマンションを見つけ、メールボックスに手紙を入れた。その後にパチンコ店の駐車場で襲撃され瀕死の重傷を負った。そのことは法廷でも話されたはずだ。この事件は鈴木の友人の青田が知り合いの暴力団に依頼したことが関係者の調べで判明している。裁判官は7年間の空白はA氏の責任のように言っているが、この事件でも鈴木が所在を不明にしていたことが証明される。裁判官はこの裁判で明らかに何度も大きな誤審をしている。この裁判は日本の法曹界に大きな汚点を残すことになるだろう〗  (以下次号)

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