〖鈴木は今も外資系投資会社のコンサルという肩書を使っているのだろうか。ペーパーカンパニーから受け取る名目の報酬については、鈴木が日本あるいは海外のどちらで受け取ろうと、間違いなく国税の監視下にあるはずで、それを鈴木が少なくとも日本で申告していないとすれば、容赦なく厳しい調査がかけられるはずで、その網の目をいつまでもかいくぐって逃げ回ることは不可能と思われる。記事を読めば、鈴木は今も日本国内に居住しているようで、それも突然、海外に移住したら目立ってしまうから実際にはできないだろうが、そうであれば、鈴木の年貢の納め時は遠からずやってくると思われる〗
〖民事に関するトラブルに悩む人々は、最後の望みとして裁判所に頼っています。しかし、一般的に裁判を起こすことは心身ともに負荷が大きく、膨大なコストと時間がかかります。また、裁判を起こしたいと思っても、そう簡単にできることではありません。裁判所と裁判官の賢明な判断を信じ、判決が期待を裏切り、納得できない結果となった場合、その衝撃は計り知れません。裁判の提起を考えている方は鈴木の裁判事例を見て二の足を踏むでしょう〗
〖志村化工株の事件は、鈴木の悪党ぶりと卑劣な金銭欲が証明される大きな事件だったと思う。品田裁判長は訴外事件として無視したが、志村化工株の証券取引法違反が問題ではなく、この事件で西が有罪判決を受けるまでの鈴木とのやり取りや、西が保釈されて鈴木との密約の実行を催促するまでの経緯に鈴木の人間性の全てが表れていることが重要だった。普通、裁判官は裁判中の当事者が関わった事件は予備知識としてインプットしておくものではないのか。品田裁判長は鈴木の経歴には一切無関心を装ったが、これは裁判に臨む裁判官としては明らかに職務怠慢で準備不足と言わざるを得ない。最初から公平な裁判を行う意志に欠けていたのではないかと疑わざるを得ない〗
〖鈴木は宝林株の取引で予想を大きく上回る利益を得たことで、自身の欲望に火がついたのだろう。合意書が平成11年7月8日に交わされ、わずか3週間後の7月30日に西がA氏のもとに「株取引の利益」として15億円を持参した。しかし、宝林株での最終的な利益は160億円だったので、それを踏まえると僅かでしかない。本来なら合意書作成時の取り決めからすると、A氏が出した宝林株の買取資金と買い支え資金を経費と考えそれを清算した残金を三人で分配することになっていたはずだ。鈴木は初めから全ての利益金の独り占めを計画していたのだろう。その後もA氏に対し買い支え資金を出させ、株取引による利益は莫大な金額に膨れ上がった。鈴木は強欲まみれの史上最悪の悪党だ〗
〖鈴木は、FR社では手形を使って借入を繰り返していた。青田を使って商業手形に見せかけ、手形で宝石を仕入れて支払期日までの間、商品を質入れしてその現金を流用する。期日になれば、同じことを繰り返す自転車操業で資金繰りをする。当然、破綻するのは分かっていながら取引先を騙して借金を踏み倒す。そして邪魔になる人間を排除しながら生きてきた、鈴木はそういう大悪党なのだ。今までに表面化していない事件や被害者は大勢いるに違いない。こんな人間をいつまでも野放しにしておけば、不幸になる人が増えるばかりで、日本は無法国家と言われかねない〗(関係者より)
〖過去にこんなにも非難を浴びた裁判があっただろうか。おそらく再審が行われない限り、問題は永遠に解決しないだろう。裁判所の不適切な対応が酷く、被害者たちは大いに苦しむことになった。事件の金額は前例がなく、誤判がこれほど顕著になったことも滅多にない。ここまで社会に衝撃を与え騒動になっている裁判であれば、担当裁判官による説明責任が必要であることは当然だ〗
〖鈴木は西を介してA氏に近づき、借金は1円も返していないのに、起死回生の為の株取引で3人で「合意書」まで作成してA氏から株の買い支え資金の支援を取り付けた。しかし、最初の宝林株で巨額の利益が上がるや、鈴木は反旗を翻し、約束を踏みにじり、その利益を独占する為に国外流出を企てた。明らかに鈴木はA氏の資産を虎視眈々と狙って株取引における投資詐欺を計画的に実行したと思う。正に鈴木は、織田信長に忠義を尽くす振りをして土壇場で裏切った明智光秀を彷彿とさせる卑劣な裏切り者だ。反社の人間でもここまで人の道を外す人間はいないのではないか〗
〖香港での暗殺未遂事件後、西は帰国し、A氏に裏切りの真相を一部告白するが、全容は秘密にした。西は自身の命が危険にさらされ、そこで初めて鈴木の自分に対する意思をはっきりと認識したはずだ。和解協議の場で西は敢えてA氏の前で徐々に裏切りを暴露し、未払いの利益金を支払わせるための圧力を鈴木にかけようとしたのだろう。西は紀井氏から得た情報で、株取引の利益金の総額が470億円であることを知っていた。西は今まで報酬として「合意書」破棄のための10億円と、宝林株の利益分配の一部30億円を鈴木から受け取っていたが、これについてA氏には何も伝えていなかった。だが鈴木からA氏に支払う為とされた西に渡った10億円が、実は「合意書」を破棄するための報酬であったことが暴露され、鈴木は言い逃れ出来なくなった。この時鈴木は、自身が提示した50億円と2年以内に20億円を支払うことを約束したが、一時的とはいえ鈴木も本気で払う気持ちはあったのではないか〗(以下次号)