読者投稿 鈴木義彦編③(41)

〖鈴木は、自分の利益になる事ばかりを優先して、世話になった人や大事な友人の事を疎かにしてきた。鈴木は自分の命が何時まで続くか、あと何年元気で生きていけるかを考えたことがあるのか。「嫌われ者は世に憚る」と言うが、鈴木は今のままならきっと「病苦を背負い世に憚る」だろう。莫大な資産を隠匿していて何の幸せがあるのか。いくら金があっても、ましてそれが脱税資金ならばなおさら自分一人では生きていけないという事に早く気付け。そんなに時間は残されていない〗

〖裁判官がここまで合意書と和解書を全面的に否定した理由が全く分からない。言い方を変えれば、裁判官は合意書と和解書を否定するために審理を進めていたようにも思えてくる。合意書を作成した平成11年7月8日から和解書作成の平成18年10月16日までの約7年間に宝林株ほかの株取引で巨額の利益を得た事実は、株取引で一任されていた紀井氏が全て証言している。これは重要な証拠となる筈であった。そして、西もまた株取引の状況をより具体的に記したレポートで書き残していた。A氏以外の第三者の証言があるのにも拘わらず、それを採用せず、逆に鈴木本人や鈴木を勝たせようとする長谷川の矛盾や疑問だらけの後付けの主張を採用し、判決に繋げるとは、あまりにも無理があり矛盾もしている。これには誰も納得出来るものではない。証拠や証言のレベルが違い過ぎるのは一目瞭然だ。これは裁判官としての資質や倫理観に欠ける判断だったと言わざるを得ない〗

〖一審の判決を不服としたA氏は当然の事ながら控訴したが、高額な控訴費用を取られただけで全く無意味だった。一審の判決に対して不服があるから判決の確定を遮断して、新たな判決を求めて不服申立をするというのに、控訴理由書以外に新たな主張立証も出来ず、わずか数カ月の審理で結審し判決が下されてしまった。一般的には高等裁判所は多数の事件を抱え多忙であることを理由に短期間に結審してしまい、原審通りの判決が出される割合が7割以上と言われている。刑事事件の二審では、一審判決が逆転すると、その裁判官が冷遇される傾向があるとも言われている。民事の背景は分からないが、鈴木事件でも組織の事なかれ主義が優先されたとしたら、司法の体たらくさと闇の深さは異常であり日本の恥である〗

〖裁判官は合意書を無効にした理由の一つに「役割分担や期間、収支に伴う事務処理的な手続きの細目等が明示されておらず余りに無限定」としているが、個人単位での約束事に事務処理的な手続きの細目など必要ない。しかも役割分担は明記こそされていないがA氏が株取得と買い支えの資金協力をしていたのは揺るがず、西は銘柄に関する事と仲介役、そして鈴木は株の売却と利益管理を担っていた。もっとも実際に株の売却を実行していたのは鈴木の側近である紀井氏であったが、それぞれの役割はしっかりと自覚し行われていた。個人間で交わした合意書に対して、細部にわたった決め事が明記されていないからと言って、全て無効にするのは納得出来るものではない。裁判官が目指す結審に邪魔なものを全て排除する判断をしていたとしか思えない〗(関係者より)

〖鈴木は、現実は思い通りにならず、人の心はうつろいやすいという事を知らないのか。鈴木の周辺には青田を始め、国内外を含めるとそれなりの人間がいるだろうが、全員が金で繋がっている間柄だ。その人間達が何時、心変わりをするか分からない。心変わりした人間を一々排除していると、今度は自分の身が危うくなる。そんな人間関係の中で鈴木は何をしようとしているのか。鈴木も含めて疑心暗鬼の環境の中では、当然、信頼関係も生まれない。全員が戦々恐々としているのではないか。その事は、今まで他人を騙し続けて来た鈴木が一番分かっているだろう。そんな連中からの情報の殆どは、鈴木を陥れる為の策略だと思え。鈴木には本当の味方は一人もいない〗

〖世の中には男と女しかいない。男は「漢」とも「侠」とも書く。漢は「熱血漢」「正義漢」を表すときに使う。侠は「任侠」を表すときに使う。「任侠」はヤクザの代名詞ではなく、人の為に何かをする者を指す。困っている人を見ると放っておけない性格の男のことを言う。鈴木はA氏の事を「男として一目も二目も置いている」と手紙に書いていたが、鈴木には「男として」という言葉を使う資格は無い。A氏は「男」であり「漢」であり「侠」だ。A氏と鈴木には人間として「天と地」ほどの格差がある。A氏は「好漢」であることから大抵の事は許してくれるだけの器量を持ち合わせていると思うが、鈴木の所業は人間のする所業ではない。「悪漢」の鈴木はこの世にいる資格が無い。絶対に許してはいけない〗(関係者より)

〖鈴木は、宝林株800万株の取得が決まった時からA氏は一切関係していないという形にしたかったとしか思えない。それが最も自分に都合が良いと分かっていたからだ。宝林株の大量保有報告書の出資者を勝手に紀井氏にして虚偽記載したことからも明白だ。そして海外のペーパーカンパニー名義の口座に利益金を移動させ隠匿し続けていった。最初から利益を上げた時の対応を準備していた行動である。計画的で悪質な詐欺である。和解協議やその後のA氏宛の電話ではA氏の出資を認めてはいるものの、裁判では嘘をつき通した。A氏に宛てた手紙でも明らかに分かるのだが、裁判では何の検証もされずウヤムヤで終わっている。株取引の買い支え資金をA氏が出したという事実を裁判官が認めていれば、判決は大きく違っており、裁判官の株取引に対する追及の甘さに多くの疑問が残るばかりである〗

〖鈴木は、株取引の詳細についてA氏に何の報告もしなかったが、西を上手く利用しながらA氏にいい加減な報告をさせ、西に知られたくない事情がある時には一人でA氏を訪ね秘密にしてもらっていた。自分の欲に凝り固まって分別が出来なかったのだ。この時にA氏に中間報告をして、今後の方針を相談していたならば、それまでの恩の一部でも返せたはずだ。金という魔物は、人間の思考を完全に奪ってしまうもののようだが、鈴木には最初から計算づくの事だったと思われる。そうであれば、こいつは大悪党というより人間ではない〗(以下次号)

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