〖鈴木が西と会い、A氏を紹介して貰った時期や経緯について、裁判官はしっかり検証したのか。平成9年当時、鈴木は個人も会社も瀕死の状態で、10日で1割という高利でさえ貸してくれる所はなく、借りている金の返済も滞り、約束手形も不渡りになる寸前で、親和銀行事件で逮捕されることが確実な状況にあった。そんな鈴木が現在まで生きてこられたのはA氏の支援があったお陰なのだ。A氏は西から鈴木の窮状を聞き、縁もゆかりもない鈴木に何の見返りも求めず、金利もごく一般的な率で担保も取らず、倒産寸前の会社(FR社)の約束手形を借用書代わりに預かっただけで、鈴木が立ち直るまでの我慢だと覚悟し、一切の催促もしなかった。鈴木の逮捕が決まった時にも8000万円と高価な宝石を販売委託で貸し出した。こんな奇特な人は世の中のどこにもいない。そんな人が裁判で虚偽の主張をし、虚偽の証拠を提出するはずは全くないことは考えれば、すぐにも分かる事である。裁判官は何故鈴木の主張を採用し、A氏の主張を悉く退けたのか、公平公正な目で見て、どちらが正しいのか歴然としているではないか。これは被告側と癒着があった以外に考えられない。癒着の原因となったのは何なのか。真相は今のところ不明だが、再審をして明らかにすべきだ。絶対に再審で真実を暴くべきだ〗
〖裁判所はピラミッド型の組織が形成されていて、上意下達の習慣がいまだに根強く残っているという。裁判官は一般が思っているような厳正で正義を守る使命を持っている人間とは違うようだ。鈴木の裁判を見ていても被告と弁護士、裁判官のピラミッドがすでに出来上がっていて、原告の主張を受け入れない態勢を作り上げていたと疑わせるような不公平で不自然な判決が下された。こんなことがあって良いはずがない〗
〖鈴木は、悪事を企てる才能に長けている。他人を騙して裏切る事で自分の欲望を満たして生きている。その為には非常に緻密な策略を考え出す。一度自分の懐に入った金に対しては執着心が強くドケチだ。そんな人間がA氏を騙し、裏切って約470億円という一般人には天文学的な金額を隠匿した。ペーパーカンパニー名義で、モナコに高級コンドミニアムを購入したり、国内に高級マンションを購入しても微々たる出費に過ぎなかったろう。過去20年間、オフショアのプライベートバンク数か所に貯蓄しておくだけでも470億円が1000億円以上になる事は容易だったと計算できる。しかも、場所は租税回避の国々なのだ。それを日本は長年にわたって放置してきた。大きな責任があるのではないか〗
〖裁判で、鈴木は徹底的に嘘と誤魔化し、捏造、人格批判を繰り返して自身を正当化しようとした。争点は貸金返還請求に関するものだが、当然、鈴木の前科前歴によって様々な悪事(犯罪疑惑)を無視することは出来ず、A氏側は関連付けて主張した。本来であれば、鈴木は八方塞がりになるはずで、ひとつでも犯罪を注目されてしまったらどんどん暴かれると恐れたのだと思う。そして重要な部分では徹底してA氏からの訴えを認めず、根拠のない主張を繰り返す羽目になったのだ。そうだとすれば、長谷川はとんでもない虚偽の構築をしたのであり、加えて裁判官の手抜き、思い込み(先入観)が全て鈴木に有利に働き、こんな前代未聞の過ちを冒してしまったのではないか〗(関係者より)
〖鈴木は裁判には勝ったが、それで終わったとは思っていないだろう。自分の嘘と出鱈目の主張が弁護士と裁判官の協力で助かっただけだという事を一番よく知っている。特に国税や金融庁の監視から鈴木が外れることは有り得ないから、このまま逃げ切れるとは考えていないだろう。今、自分が何をするべきか、自分が何をしなければならないかを考え、躊躇せず行動に移すべきだ〗
〖紀井氏は鈴木との付き合いが長く、鈴木の性格や周囲の評判をよく知っていたため、西が香港で殺されかかった話を聞いて自分の身の危険も感じたらしい。また、鈴木の友人の青田の事もよく知っていたようだ。西の事件を聞いて鈴木から離れようと決心したと言っているが、実際には最初に鈴木が約束した利益折半も嘘だったし、他人からの借金の返済を1/10とか1/20しか払わないやり方等を見ていて、1年ほどで一緒に仕事はできないと感じていたようだ。鈴木の秘密を知っている1人として紀井氏が鈴木と青田の網に掛らないことを祈るばかりだ〗(関係者より)
〖1000億円を優に超える資産が明るみに出れば、世界中の話題になる事は間違いない。鈴木という悪党や、それを悪事と知りながら擁護した弁護士、被告一辺倒の判決を出した裁判官にマスコミが殺到することは間違いない。そうなると、本人はともかく家族や親族も当然世間の眼に晒される。平穏な生活が出来なくなるし、生きていく場所にも困る事になるだろう。鈴木はよく考える事だ〗
〖西はA氏に3億円を借りて宝林株を購入したが、資金がない鈴木と西は宝林株を高値に誘導できなかった。2人はまたもやA氏に株の買い上がり資金を支援してもらうためにA氏を訪れた。A氏は2人が成功する糸口になるならと思い、買い支え資金の支援を承諾した。その証として締結したのが合意書なのだが、裁判官はこの合意書締結までの経緯を無視して無効にした。平成18年10月16日の和解協議で、鈴木が認めた宝林株の取得資金3億円をA 氏が出したことや宝林株取引が合意書に基づいていたことまで裁判官は否定してしまったが、こんな不条理な事があって良いのか〗(以下次号)