読者投稿 鈴木義彦編②(394)

〖A氏は平成19年3月頃、クロニクル(旧FR社)の天野氏に面談を申し込んだ。天野氏は「鈴木からA社長とは絶対会うなと厳しく言われていますが、大変お世話になったので、秘密にして頂けるならお会いします」と言うので会うことになった。A氏もその条件を承知したが、西がしつこく同席を願ったことから、A氏が天野氏に了解を得て同席させたが、天野氏は西を警戒したようだ。面談で天野氏は平成11年9月30日付の確認証について「決算時期なので便宜上、A社長に書いてもらったことは知っています」と言い、「私も前年度に手形13枚をお借りしました」とまで言っていた。株取引の利益が約470億円あったとする紀井氏の書面についても「それ以上はあったと思います」と認めていた。しかし、その後、A氏と会ったことが鈴木に知れて、天野氏と鈴木の関係に亀裂が生じ、険悪な状況になったらしいが、これは西が鈴木に喋ったのだろう。無理に同席を願ったのも、西は何か自分の事でA氏に余計なことを言われるのではないかとの危惧があったからに違いない〗(関係者より)

〖和解協議後、鈴木はA氏宛てに手紙を出して、A氏に対して「一目も二目も置く」などと書いていたが、その気持とは裏腹の騙しや裏切りを繰り返しておいて、よく抜け抜けと言えたものだ。そこそこ真面目に関わって来た人間が言うのであれば分かるが、男として人間としても不誠実極まりない鈴木が手紙に書いても真実味はカケラもない。鈴木は地球のゴミだ〗

〖再審が難しいとはいえ、絶対にやるべきだという意見が読者投稿だけでも数えきれないくらい多く、毎日のように増えている。A氏と関係者はこの資金をコロナ禍やウクライナ紛争をきっかけにした経済対策の一部に使い、同時に資本家からも寄付を呼び掛けるようだ。この寄付金については名誉あることとして永久に名が残るようにしたいという考えには誰もが賛成していると思う〗(多くの関係者より)

〖長谷川弁護士は、死んだ西が言っていた事として虚偽のストーリーを構築した陳述書を作成し、鈴木の弁護に使ったが、明らかに伝聞証拠に該当するもので、刑事事件では証拠能力はないが、民事訴訟法では裁判官の判断次第とされている。簡単に捏造出来る伝聞証拠など、刑事訴訟と同じ扱いにするべきだ。死者を冒涜して恥じない長谷川のやり方は決して許されるものではない〗

〖和解協議の場で鈴木は、合意書の破棄を西に指示したことが明らかになっても、また紀井氏の証言で宝林株の利益が実際には160億円以上になっていた事がバレていても、「西が嘘をついている」と、知らぬ存ぜぬを決め込んだ対応を平然としていた。挙句の果てには合意書に基づく取引を認めず、トラブル解決の為に金を払うなどと、とんでもない事を言い出して問題をすり替えていた。そして、合意書に基く株取引の利益は60億円だったとして、A氏と西にそれぞれ25億円を払うと言い、それに西が噛みつくと、慌ててA氏に「社長には別途2年以内に20億円を払います。信じて下さい」と言って、A氏を説得した。鈴木という男は大金が絡むとすぐにバレるウソを平気で言い続け、その約束も一切守らない最低の人間だ〗

〖品田は裁判長であるならば、裁判官が法律に関する知識だけでなく洞察力や強い正義感が必要な、特別な職務であることぐらい分かっているはずだ。証言や証拠をもとに被告の本性や嘘を見抜いていかなければならない。品田にも相応な能力がありながら、証拠を検証せずに敢えて鈴木の犯罪に目を瞑り勝訴判決を与えてしまった。癒着があったとしか考えられないではないか〗

〖元裁判官が書いた本には裁判所の事情というのが書かれているが、現役の裁判官たちがどんな気持ちで読んでいるのか興味深い。鈴木の事件の裁判結果を見ていると、なるほどそういう事かと思える。元裁判官が書いた本だから嘘や脚色はないだろう。品田裁判長の誤った裁定は、事案処理件数で人事評価をしたり、裁判の早期終結という上層部の指示に従うあまりに誤審や誤判を生むという裁判所の悪弊が招いたと言わざるを得ない。裁判所の責任は重い〗

〖究極の縦社会である法曹界で、現役の裁判官たちに甚大な影響をもたらしているのがOBの存在である。裁判官を退官して弁護士(ヤメ判)になったOBが、自分が担当する裁判を有利にする為に裏から手を回す事など当たり前だという。こうした業界の裏事情を熟知している長谷川は、独自のルートから品田裁判長を籠絡する工作を仕掛けたのだろう。品田が直接工作を受けたか、あるいは先輩・上司の裁判官から持ち掛けられたかはともかく、品田の下した判決の偏向した、事実認定の酷い誤りをみれば、それを強く疑うのは当然だ〗(以下次号)

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