読者投稿 鈴木義彦編②(378)

〖西が平成11年7月30日に宝林株の利益分として15億円をA氏に持参した。合意書に基づきA氏は1人5億円ずつだと思っていたが、西が自分と鈴木の取り分はA氏への返済金の一部にしたいと言い、2人分の10億円も渡した。宝林株で得た利益はその時点で約50億円あり、すでにこの時点で西も鈴木も合意書に違反して、正確な収支の報告を怠っていた。その時、A氏は2人で分けるようにと1億円を西に渡している。この時のA氏の心遣いを西はどういう思いで受け取ったのだろうか。鈴木はA氏を騙しておきながら、そのA氏から5千万円を受け取り、翌7月31日にA氏の会社を訪ねた西と鈴木がA氏に礼を述べた。鈴木には良心という人間としての心はもはや宿っていなかったとさえ思う。そこで西が真実を明かしていたら、ここまでひどい話にはなっていなかったかもしれないし、株取引も中断した可能性はあるが、それでも合意書の約束が守られないならば、当然だったろう。しかし、あろう事か鈴木と西はさらにA氏を騙し続けていった。鈴木の甘言に乗った西も西だが、自身の強欲から裏切りを止めなかった鈴木の心は鬼心そのものだ〗

〖裁判の制度から言えば、原告が裁判官を指定することは出来ないが、人生が左右しかねない裁判で、裁判官の判断に納得がいく、いかないという実感を持つことは難しい。品田裁判長と他の裁判官達は裁判官としての矜恃を持って裁決を下しているのか甚だ疑問だ。しかし、裁判官は下した判決に対して一切の責任を負わないし問われもしない。今まで当たり前とされてきたこうした裁判制度の在り方をもういい加減見直すべきだ。そのために高裁の役割を周知徹底すべきだし、再審制度をもっと分かりやすくオープンな制度に変えなければいけない〗

〖FR社の天野氏や大石氏は会社と鈴木のために動き、大石氏は親和銀行事件で鈴木とともに逮捕され、判決で執行猶予とはなったものの、その後交通事故で死亡した。天野氏は、夫婦ともども殺害された霜見誠が第三者割当増資でクロニクルに関わっている中で死亡した。しかも死亡の状況が会社の発表とは全く違うという不可解さを残しており、大石氏の交通事故死を含め鈴木の関与に疑惑が強く持たれている。大石氏も天野氏も、鈴木のような大悪党の下で利用され命を失ったようなものだ。2人の家族がどんな思いでいるか、鈴木は何も分かっていないのではないか〗

〖鈴木が西に渡した10億円の真相は、鈴木が主張するような、A氏への返済金ではなく合意書の破棄を目的とした西への報酬だった。その事実が平成18年10月16日の和解協議の場で、A氏の前で西から暴露され鈴木の裏切り行為が露見したことで、鈴木は泡を食って動揺し落ち着きを失う状況に陥っただろう。鈴木と長谷川、平林は裁判で和解協議の場を「強迫」と言い、和解書は鈴木が「心裡留保により署名指印させられた」と主張した。しかし、その根拠は全く無い。西の10億円を巡る真相の暴露も強迫になるはずもなく、鈴木が心裡留保に陥ったと言えるはずもない〗

〖鈴木の事件のような裁判の流れで、裁判官たちの誤った判断で下された判決を出されてしまったら、何もかも信用ができず精神を病んでしまっても不思議ではない。A氏の場合は事件が大きいため関係者や取り上げるマスコミなども多く、簡単に引き下がる事にはならないが、それ程の大事件であり、日本の法曹界だけでなく、鈴木の犯罪疑惑を摘発すべき捜査機関ほか多くの関係者にこの「貸金返還請求事件」が影響を及ぼしていることを、判決を下した品田裁判長ほか裁判官たちはもっと真剣に受け止めるべきだ〗

〖鈴木は、この裁判が開かれる約15年前に親和銀行、山内興産で詐欺、横領、損害賠償請求等で告訴され、親和銀行事件では有罪判決を受けている。どちらの事件でも多額の和解金を支払い、刑を軽減してもらったり実刑を免れたりしている。そんな鈴木の履歴を裁判官が知らない筈はない。前科者を色眼鏡で見てはいけないが、程度と限度があるだろう。この裁判は鈴木の履歴を余りにも軽視しているのではないのか。軽視している事にも何か裁判官の作為を感じる〗鈴木と青田は過去に数多くの罪を犯している。

〖A氏の鈴木への支援が、平林弁護士や長谷川元弁護士にとっては「世の中では有り得ないこと」と言うしか鈴木の嘘を誤魔化すことが出来なかった。平林も長谷川も、あまりに人間としての質が悪すぎる。弁護士という職業は人を疑い、信じようとしないことで成り立つのか。今回の裁判のように黒白がはっきりしている事件でも、鈴木の嘘が分かっていても報酬のために引き受けたのだろうが、受けられることと受けられないことのけじめを放棄していたとしか言いようがない〗

〖裁判では品田裁判長達のお粗末な誤審が繰り返されたことで理不尽な判決が下されたが、サイト上の読者投稿欄で引き続き裁判の延長戦が展開されている。A氏側関係者と読者による鈴木と長谷川、それに弁護士たちへの非難が繰り出されている現状に対して、鈴木や長谷川、弁護士たちが読者一人一人の意見に何も反論しないのはおかしすぎる。特に長谷川は元弁護士として真剣に答えるのが司法に携わった人間としての義務だと思う。裁判で見せたという強気な姿勢は何処にいったのか。弁護士バッジを外したからといって、担当した裁判の責務から逃れることは出来ない。自分の始末は最後まで自分でけじめをつけなければならない〗(以下次号)

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