〖鈴木が平成18年当時で隠匿した株取引の利益約470億円は、今や1000億円を優に超えて、為替の変動を考慮すると倍の2000億円に迫るという指摘をする者もいる。A氏との訴訟判決を受けて、鈴木は仕事をやってのけたという満足感に浸ってきたのだろうが、誇りなど持てるはずがない。利益を独り占めにするために策を弄して様々な犯罪を繰り返した。株取引を開始して以降、今に至っても警察や検察、国税の眼を恐れ、不安におののいているのが実情だ。周囲に目がある時には、周りの人間が小さく見えているかもしれない。天下を取った積りでいるのかもしれない。しかし鈴木は金の奴隷のようなもので、莫大な金が却って手枷や足枷になっているはずだ。金で命を狙われることも少なくない、コロナ禍やウクライナ紛争で、世界規模での経済失速が続く中で、タックスヘイヴンとて安穏とした状況にはないし、犯罪も多い。枕を高くして眠る事など鈴木には永久にできない〗
〖鈴木の悪事の中で証拠を残さない悪質な手口として、借金をする際に「急いでいる」等と言って借用書ほかの書面を書かない事が多かったようだ。親和銀行事件で逮捕される直前にも、西の奥さんからも1800万円を借りたが、その時も借用書は書かず「すぐに返す」と言って信用させた。返済については「今なら知人に借りて返せる」と言って相手の心理を突いて、返済を1/10から1/20にまで減額させる酷いやり方をした。この一面からも鈴木の人格が窺えるが、鈴木に泣かされた人達は相当数いるはずだ。鈴木の家族や親族はどう思っているのか。時間が経てば風化したり消滅するとでも思っているのか。ここまでの事件が拡散しても消えることは絶対に有り得ないことが分からない、とでも言うのか。早く再審をするべきだ〗(関係者より)
〖A氏と鈴木の裁判でも、裁判官(裁判所)に大いに疑問を感じているが、検察庁も信頼できないことがある。司法、立法、行政の三権のうち、裁判所と検察庁の二権が仲が良ければ、これは三権分立の主旨に反する事だ。その一例として、黒川弘務高検検事長が麻雀賭博の件で刑事告訴された事件があった。検察は一時起訴猶予としたが、検察審査会の「起訴すべきだ」という議決を受けて再捜査し、一転して賭博の罪で略式起訴した。検察審査会は「国民の良識的な判断を反映させる制度である」としたが、検察審査会が審議する問題ではなく、当然、検察庁が起訴すべき事件だ。検察庁と裁判所は人事交流の名目で距離がなくなり、裁判所が裁判所としての独立性を失ったとみられるようになってから久しい。そして、裁判所の内部でも、裁判官の自立が疑われている。法律の専門家やマスコミは、詳細に調査して膿を出す責任があるのではないか〗
〖鈴木はA氏と会う前、そして、親和銀行事件で逮捕され、社会的にも制裁を受けた事で死んだも同然だった。そして、その二度ともA氏に救われた。それは紛れもない真実ではないのか。A氏は鈴木から何の利益供与を受けてもいない。それでも、ここまでしてくれた他人がいたか。当時の鈴木には借金があっただけだ。鈴木から見返りを期待できる物は何もなかった。A氏は自分の信念だけで鈴木を支援したのだ。その事を思い出せ。父親が西の会社(A氏が資金を出した)で世話になり毎月60万円の給与をもらって、家族や身内の生活が一変したはずだ。その身内が何も言わないのは鈴木の共犯者であると認めていることに等しい〗(関係者より)
〖鈴木は、自分の悪事がSNSで世界中に拡散しているという、自分が置かれている状況に危機感を抱いて、ペーパーカンパニー名義でプライベートバンクに隠してある資金を慌てて見直しているのではないか。預金以外の動産、不動産の管理にも気が気ではないと思う。しかし今更悪あがきをすればするほど監視を続けている捜査機関や国税当局の目に留まり、目立つだけだ。時間の経過と共に罪が重くなるのも全て自業自得である〗
〖鈴木は都合が悪く成ったり不利になったりすると、話をそらして相手が喜びそうな話題に切り替える強かさがある。これは詐欺師や噓つきに多い傾向のようだ。和解書作成の場で、鈴木が提示した利益金60億円について、西から「こんな金額では納得できない。社長が他から借りている金額の一部にしかならないじゃないか」と言われ、争いになりそうな様子だったようだが、鈴木はA氏に向けた話題にすり替え、親和銀行事件で逮捕された直後から天野氏がA氏から力づけられて助けてもらっていたという話を保釈後に聞いた事や、株取引の利益金の支払いについても「社長にはお世話になっているので、2年以内にあと20億支払います」と言ってA氏の気を引くようなズル賢さを見せた。そして別れ際に「社長には本当に感謝しています。2年後に大きな事をやるので見ていて下さい。必ず社長のご恩に報います」と頭を下げていたのに、その後A氏の会社を出ると紀井氏に電話をして「100億円以内で済みそうだ。香港の金はバレていないだろうか」と同じ人物の言葉かと疑いたくなるような卑劣さを露わにした。鈴木の騙しは尋常ではなく、和解協議後も現在に至るまで徹底的にA氏を裏切り続けて行く。この様な手段で人の心を弄ぶ人間には二度と自由など与えてはいけない〗
〖鈴木がA氏からの借入で預けていたFR社の約束手形13枚を、FR社の決算対策と称して一時的に戻す依頼をA氏にしたのは西だった。本来なら鈴木本人が直接頼まなければならなかったはずだ。その際には「債務は一切無い」という確認書まで頼んでいるから尚更だったが、実はこれが鈴木の詐欺の常套手段だった。裁判ではこの確認書を証拠として提出して、A氏に対する債務は一切無い事を主張していた。ここまで狡賢く恥を知らない鈴木は異常者としか言いようがない〗
〖鈴木、お前のやっている事は人の道に全く逆行している。「親の因果が子に報い」という言葉を知らないのか。親が他人の生命や心を傷つける様な言動を続けていれば、子供の時代になった時にその報いを子供達が受けるという意味だ。子孫を不幸にしたくなければ改心する事だ〗(以下次号)