読者投稿 鈴木義彦編②(339)

〖西の金使いの荒っぽさは相当なものだったようだ。大手焼き肉チェーンのオーナーの愛人を横恋慕してどれだけ金を使ったか。クラブ等で見染めた女性に7000万円、8000万円の豪邸をソウルに建てることも平気だったようだが、そうした金のほとんどをA氏に嘘の話を持ち込んで調達しようとしたようで、自分が稼いだ金ではなかった。西のそうした金に対する感覚やA氏への甘えが鈴木に足を掬われる大きな要因になったのは間違いない。鈴木もトコトン利用したに違いない。それがA氏からの借入金や株取引に現れたのは明らかだった〗(関係者より)

〖裁判では長谷川弁護士が創作し、意図的に真実を隠す為に嘘と捏造で構築した「質問と回答書」(乙59号証)が裁判に深刻な影響を与えたが、刑事事件と違い民事訴訟では弁護士が代筆して好き勝手に書いた怪しげな陳述書でも証拠として出せるということ自体がおかしな話である。証拠がなくてもイメージで争えるのが、今の日本の民事裁判の現実なんてメチャクチャだ。出鱈目ばかりの作り話を考える長谷川の様な悪徳弁護士が、裁判所で通用することこそ日本の法曹界が腐っている証だ〗

〖鈴木はA氏から株の買い支え資金の支援を安定的に受ける為に、A氏をどうしても説得しなければならなかった。上がるか下がるか、どっちに動くか分からない株相場で、確実に利益を上げる為には株式市場に意図的な資金投入することしか考えられない。だから鈴木は「過去20、30億の授業料を払っているから絶対の自信があります」とか「この株取引が成功しないと西会長も私も社長に対する借入金が返せません」とまで言って説得したのだろう。「合意書」に署名する鈴木と西は、心の中で悪党の笑みを浮かべていたに違いない〗

〖鈴木が詐欺の常習者であることは、その手口から明らかだ。A氏に言い値の3億円で買ってもらっていた絵画とピンクダイヤ(絵画は一度もA氏に渡さなかった)のうちピンクダイヤを持ち出すにあたって「念書」を持参したが、その「念書」にはFR社の常務であった天野裕氏の署名があったものの、実際には白紙に署名させて作成するという鈴木の工作があった。こんな悪知恵が働くのは、日頃から人を騙す経験が無ければ閃かない。鈴木はピンクダイヤの代金をA氏に支払わず返却もしなかった。絵画については一度も持参せず、最初から他に担保に入っていたことが後日判明した。天野氏に署名させたのは、いざとなった時の責任が鈴木個人ではなく、会社に矛先が向くことを目的にしていた。鈴木が常習的な詐欺犯罪者であることはこれだけでも明白だ〗

〖品田裁判長は、合意書を無効にすると決めたことで、株取扱についての争いは、A氏の主張の全てを認めるわけに行かなくなった。それで事実や真実が歪曲され、裁判の行方は一方的に鈴木優勢になった。これは、明らかに品田裁判長の裁定ミスだが、それで済まされることではない。鈴木の弁護団は、嵩にかかって虚言を繰り返して事実を捻じ曲げて行った。A氏側の弁護士がこれを阻止できなかった(しなかった?)事が敗訴する大きな要因を作ったと思う〗

〖それまでに1円の返済もせず、まして逮捕され保釈されても挨拶ひとつしなかった鈴木という人間を、A氏は信用しなかったはずだ。元金で約28億円という莫大な金銭を貸す一方で、資金繰りで持ち込んだピンクダイヤと絵画を鈴木の言い値の3億円で買って上げた上に、逮捕の3日前に念書を持参して販売委託を懇願して持ち出したピンクダイヤの処理、一度も持参しなかった絵画、西が代理して超高級時計13本(上代約45億円)を4億円の販売委託で預かった後の処理などについて、鈴木は一切報告も代金の支払もしていない。それで、どうやって鈴木を信用できるのか。鈴木が一人熱弁を振るって株取引の買い支え資金を出して欲しいとA氏に懇願した際に、鈴木が「これが成功しないと西会長も私も社長への返済ができません」と言ったのは、まさに鈴木なりにA氏の債権回収への不安に付け込んだ狡猾な策略だったのではないか〗

〖平成11年5月31日に、鈴木は親和銀行に対する特別背任の容疑で逮捕された。事件の発端は頭取のスキャンダルで、親和銀行が総会屋、右翼、暴力団等から脅迫され、不正融資を要求された事にあった。鈴木が仲裁に入る形で親和銀行に取り入り、総会屋、暴力団組長と結託して仕掛けたマッチポンプで100億円以上もの莫大な不正融資をさせた。この事件は鈴木の悪質な人間性が如何なく発揮されている。刑事被告人となった鈴木は親和銀行に和解金約17億円を支払ったことで、懲役3年、執行猶予4年の有罪刑を受けたが、周囲の関係者からは事件内容からして量刑が軽すぎるとの指摘があった。和解金の約17億円については、その出所が株取引の流用だからA氏との裁判に大きな関連があったが、品田裁判長はこの約17億円の出所について何の検証もしなかった。この他に鈴木は山内興産との間でも株の詐欺横領事件を起こしていて、約4億円で示談を成立させたが、この約4億円の出所も同様にA氏との裁判と関連がありながら品田裁判長は無視した。事件自体は2件共に訴外事件であったとはいえ、合計約21億円という莫大な資金の出所はA氏との裁判で重大な証拠となるものだった。例え訴外事件であっても、本裁判と関連性が明らかな事項に関して何故、A氏側の弁護士が追及しなかったのか、そして品田裁判長は充分な検証しなかったのか。大きな疑問が残る〗

〖鈴木が親和銀行事件で逮捕された直後から、西はFR社の天野常務(当時)に協力して株主や債権者に頭を下げて回り、FR社の会社存続はもちろん上場維持への協力を債権者に頼んだというが、そうした中で天野氏がA氏と都心のホテルのロビーで面談をした際に、A氏から「何か協力することがあれば遠慮なく言って下さい」と声をかけられたことにひどく感激したという。他の株主や債権者に罵倒を浴びせられ、殴られたこともあったようだから、A氏の言葉が身に染みたのだろう。鈴木は天野氏からその話を聞いていて、和解協議の時にA氏に礼を言っている。A氏が鈴木だけじゃなく会社までも救ったことを知りながら、鈴木の底知れない裏切りは決して許せるものではない。やってはいけないと分かっていてもやる、鈴木のあくどさは間違いなく人の恨みを買い、鈴木にとって取り返しのつかない事態となる。「一寸の虫にも五分の魂」という格言があるが、鈴木には魂のかけらもない〗(関係者より)

〖鈴木はA氏から「売らせてほしい」と言って超高級時計を預かり、13本のうちペア時計3セットを6億円で換金している。その代金をA氏に払わず、残りの時計も返していない。この超高級時計の販売委託について、品田裁判長は「上代40億円以上という高級時計を4億円で委託する事は経済的に不合理で、販売価格に対する客観的で合理的な説明がないから無効とする」という判決を下しているが、正直に言ってこの裁判官は頭がどうかしている。こんな人間が裁判官でいたら冤罪や誤判が横行するのは間違いない。法治国家という標榜がある以上、一日も早く辞めるべきだ〗(以下次号)

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