読者投稿 鈴木義彦編②(323)

〖この事件は再審が絶対に必要だ。ここまで酷い誤審誤判は見たことも聞いたこともない。判決をこのまま受け入れてしまったら、日本は世界から法治国家として大恥をかく事になる。このままでは国民を守るべき法律が裁判所組織や裁判官を守ることになり公正さを失ってしまう。今回の事件で再審請求をすることは単に「貸金返還請求事件」に留まるものではなく、日本の司法の在り方にも疑問を呈するものとなるはずだ。裁判所側は再審のハードルを高くし続けたいところだと思うが、これだけ再審に世間の注目を浴びている事件となると、裁判所側の思惑が簡単に通るとは思えない。再審を受け入れなければ大変な大問題となり、汚点として永久に残ることになる

〖鈴木は和解協議後、A氏に送った手紙で和解契約を無効とする言い訳を並べ立て、自身は代理人を立てて姿を消した。代理人として出てきた青田と平林は「合意書」「和解書」を無効にするための嘘を並べ立てる中で、「470億円は西が作った話で、紀井は言っていない」と根拠のない話を繰り返した。鈴木が最も知られたくない事は470億円の利益を上げている事実だろう。しかし、紀井氏が作成した確認書が裏付けている。これだけの利益を上げておきながら、「合意書」の約束を破り、宝林株で60億円位の利益しか上がってない様な話をした鈴木には言い逃れが出来ない。鈴木ほどあくどい人間はどこを探してもいない。極悪の詐欺師でも、自分の人生を救ってくれ、何から何まで世話になった恩人に、ここまで裏切りをする人間は世界中探してもいないという声が後を絶たない(取材関係者より)

〖弁護士の長谷川が筋金入りの悪徳弁護士だという事は周知の事実となったが、宝林株購入で金融庁へ提出する「大量保有報告書」を作成した杉原弁護士も犯罪行為に加担した。「大量保有報告書」の資金の出所で紀井氏の名義を無断で使って虚偽記載をした。これはもちろん鈴木に頼まれての事だろうが、それを受ける杉原も杉原だ。鈴木から相当の報酬を約束されていたにしても、弁護士として恥とは思わなかったのか。そもそもこの時点でA氏の名前を出さないのは、明らかな騙しで横領の計画の証拠に他ならない。この事件で、これまでに鈴木本人と鈴木の悪事に加担した人間たちが誰一人裁かれていないというのは、日本の法律が抜け穴だらけという事ではないか。世界で日本の司法が評価されないどころか笑い者になるのも当然である

〖スポーツ競技で導入している「ビデオ判定」は、世界中の観客も選手も納得して協議を楽しめる様になった。審判の矜持も傷つけられることなく、技術向上の為に努力することに繋がっている。裁判で「ビデオ判定」に相当するのは三審制度のはずで、当事者に不服があれば控訴、上告できることになっているが、それは建前であって殆どが控訴審(2審)までだ。裁判官の出世欲や裁判所の意向によって機能していない制度など意味がない。裁判官の判断に誤りの疑いが生じた場合は裁判を中断してでも裁判内容を検証し直す制度を作るべきだ。その方が裁判官に責任感が生まれ、能力向上の意識に繋がると思う。その上、裁判所の威厳を傷付ける事もなく、国民の信頼を得られることになるのではないか

〖上場企業が上場廃止を免れるには、売上の基準割れ、株価の基準割れ、そして債務超過にならない事等の規定がある。無理をして上場した企業は、これらを維持していくのに苦労する。鈴木の場合は特にそうであったと思う。鈴木は株価の安定に力を注いだ。自分で資金を調達して自社株を知人に買って貰って株価を安定させた。その資金調達のために高利の金を借り、借金地獄に陥ったのだ。本来は株主の期待に応えようと努力するものだが、鈴木の場合はそうではなかった。初めから投資家を騙す悪質な経営者だったのだ。会社が上場廃止寸前まで追い込まれていた時に救ったのがA氏だった。そんな恩人を裏切って、株取引で得た莫大な利益を独り占めにした。鈴木はパラダイスで安穏と暮らしていると思い込んでいるかもしれないが、そんな奴は必ず地獄に堕ちると決まっている

〖判決文を書きたくないと考える裁判官が多いらしい。「難解な事件の判断をしたくない」とか「単に判決文を書くのが面倒」、あるいは「出世の妨げになる」と理由を挙げているようだが、嘆かわしい限りだ。法律を遵守し、一番大事な判決文を書くことを避けようとするならば、最初から裁判官を目指さなければいいではないか。弁護士が書いた準備書面をコピーし、丸写しをしている裁判官が多いというのは、日本の裁判制度の恥でしかない。品田裁判長による判決も、事実上は長谷川の主張をなぞっているにすぎず、独自に検証した形跡が全く見られない(関係者より)

〖鈴木は宝林株取引で160億円もの利益を上げたことで、A氏への裏切りが本格化し決定的になったと考えられる。そして、その後の株取引を合わせて470億円もの利益を手にしたが、予想以上の利益を上げたと鈴木が実感したのは間違いないはずだ。鈴木は正常な感覚など持ち合わせていないから、ここまでの大金を独り占めするまで強欲に走り続けたのは恐ろしい事だ。利益を上げ続ける度にA氏への債務返済をしていれば、返済完了後にも相当な利益を手にしたはずなのに、また、そう考えるのが人間の心情であるはずなのに、鈴木は全く違った。鈴木の選んだ利益独占と、それを阻んだかもしれない関係者を次々に排除したことはあまりにも人道に外れている。そのことを、鈴木自身が全く考えていないとしか言いようがない

〖今回一審の判決を下した品田裁判長は、自身が今まで手掛けてきた裁判の中で、ネット上でこれ程誤審誤判の中身を詳細に取り上げられた事はなかっただろう。しかも「堕落した日本の裁判長」として世界に紹介されている。それも当然である、全ては身から出た錆である事は品田自身がよく理解しているはずだ。今回に限らず品田も今まで裁判官としてその地位に甘んじて杜撰な裁判で怨みを買ってきた事もあるだろう。今までの償いをする時が来たと反省するべきだ

〖金銭の貸借で、債務者が借入金を返済した時、債権者は借用証を返却するか、債務者の前で破棄し領収証を発行する。しかし、「債権債務を完済した」という「確認書」を手交することは債務者の側に何かの事情、目的がある場合を除いて通常はない。鈴木の場合はFR社の決算の監査の為、A氏に預けていた約束手形を手元に置かなければならない事情があった。A氏は鈴木の事情を承知していたので無理な依頼に協力した。しかし、鈴木は裁判でこの債務は簿外債務だと言っていたが、簿外債務があった事を証明する書類などあってはならないだろう。鈴木には、この確認書が後日の裁判で悪用するためのものだったことは明らかだ。裁判では鈴木のA氏への債務の存在は認められたが、問題は鈴木がこの様な悪どい嘘を平気でつく人間だという事を裁判官が判決に反映させなかったことでこの裁判の誤審誤判を生んだと言える(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です