読者投稿 鈴木義彦編②(229)

〖この事件の結末はどうなるのだろうか。マスコミの取り上げ方によっては、事態は大きく動くような気がする。1000億円超の脱税、1000億円超の隠匿資産、タックスヘイヴン等興味をそそるネタは沢山あるのではないだろうか。鈴木を安閑と生き延びさせてはならない〗

〖世の中では、鈴木のような奴を本当の悪人と呼ぶのだろう。鈴木の得意とする被害者を装う人間も世の中に大勢いることも確かだろう。権力と資力を有する奴に善人はいない。自分の利得の事ばかりを考えている奴しか勝者になれないのか。鈴木は人を騙して1000億円以上という資産を築いたが、表の社会では決して生きられない〗

〖鈴木に限らず、裁判で争うには綺麗事では通用しないのだろう。本来なら事実に基づいて審理されなければならないのに、鈴木の代理人の長谷川弁護士のように、虚偽のストーリーを構築し、捏造した陳述書まで作成したら、騙される裁判官もいるだろう。日本の民事訴訟の制度上、提出されたものは証拠能力の有無に拘らず証拠として採用される以上、長谷川弁護士のように悪用する輩がいても不思議ではない〗

〖昭和から平成にかけてのバブル景気は多くの人間の人生を狂わせた。しかし、A氏のようにバブル景気が弾けて世界が恐慌に陥っても自分の信念を貫き、不屈の精神で不況に立ち向かい成功した人もいる。今も、鈴木から大きな傷を負いながら懸命に対処している。驚くべき精神力だと思う。一方、鈴木のように自分の実力を過信して破滅に追い込まれた人間が他人を騙すことで一発勝負を狙って起死回生に成功した悪党もいる。その方法は非難される事ではあるが、その精神力にも感心させられる。焦るばかりで何も出来ず、世の中の流れに飲み込まれ、言い訳ばかりをして惨めな人生を終える人間は数えきれない。こんな人間は悪党にもなれないだろう〗

〖A氏と鈴木の問題とは関係ないが、先日、中国で8000億円という資金と共に国外に逃亡しようとした(?)人間がいるというニュースが流れた。詳細はまだ明確にされていないが、世の中、何が起こるか分からない。特に中国という国はコロナ禍の発祥地として世界中から非難の的になっているが。ファーウエイやアリババという世界的に成長した企業を、国の意向に沿わない事をしたという理由で国の管理下に置いた。いかに共産国だと言っても、習近平の独裁政治は目に余る。中国は日本が足元にも及ばない大国になってしまった。平和ボケしている日本はアメリカから足を洗えない状況が続いている。日本にも転変地変と言われるような大事件が起これば、残り少ない人生が一変するかも知れない〗

〖鈴木に殺されたと言っても過言ではない西だが、西の息子の内河陽一郎も、この事件の関係者の一人だ。鈴木を恐れA氏への協力を拒み続けているようだが、父親の仇を取ろうとしない情け無い人間だ。それとも西の使い込みを一緒にやっていた後ろめたさでもあるのか。いずれにせよ、コイツもろくな奴ではない〗

〖A氏は西から鈴木の窮地を聞き、損得抜きで鈴木に協力した。A氏は過去に周囲の人間の窮地を救った事は一度や二度ではなかったようだ。そんな人達はA氏の協力に感謝し、立ち直った人も少なくない様だ。A氏は鈴木にも同じ気持ちで協力したのだと思う。他人の窮地を聞くと見過ごしに出来ない性格がそうさせたのだろう。しかし、鈴木は他の人間と違いA氏の好意を裏切り、A氏を窮地に追い込んでしまった。鈴木は最初から約束を守らず、借金の返済を先延ばしにし続けた。これは計画的な裏切りだったとしか思えない〗

〖西は、A氏が鈴木に協力するように仕向けた。そして、自分も資金難から抜け出す事を目論んだ。しかし、西はその資金で今までの失敗を取り戻してA氏の信頼を繋ぎ止めようとしたのだと思う。しかし、西も生来の悪党だった。詐欺師の性格を改めることが出来ず目先の金の力に負けた。西は、途中で鈴木の陰謀に気付いていたと思うが、鈴木の魔の手と自分の意志の弱さから抜け出せず、大恩人のA氏を裏切ってしまった。西も鈴木と同様にこの事件の張本人と言っても言い過ぎではないと思う〗

〖A氏が起こした貸金返還請求訴訟は、品田裁判長の辻褄の合わない独断でA氏と鈴木の間で動いた25億円だけが認定された。しかしこの25億円の資金源は、A氏と鈴木、西の3者で交わした株取扱に関する合意書に基づいた株式投資の利益金から支払われたものだったが、品田裁判長はその「合意書」を無効にしてしまった。要するに鈴木が支払った25億円は鈴木個人が工面したものと決めつけたのだった。しかし、当時の鈴木の資金状況からすると有りえない事であり、それを証明するものは何もなかった。品田裁判長は25億円の資金の出所を追求せず、裁判を終了させた。貸金返還請求訴訟で25億円は認められたものの、合意書に基づく株式投資は一切否認され、A氏が追加請求した株式取扱に関する部分は却下された形になった。審議内容からしてA氏の敗訴はあるまじき事であり、明らかな誤審判決だった〗(以下次号)

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