読者投稿 鈴木義彦編②(227)

〖鈴木は人の心がない。常識というものが無い。あるのは自分勝手な都合だけだ。A氏という桁外れの器量の持主に会った事が、鈴木の人生をバラ色にしたのだろうが、よく考えてみろ。いまの鈴木の人生は本当にバラ色なのか。折角実った果実を鈴木は食べることが出来るだろうか。因果応報という言葉があるが、鈴木が育てた果実は毒が強すぎて食べることが出来ないだろう。世話になった人に謝罪することでようやく毒抜きができ、果実を食べることができる。このままでは果実は腐るだけだ〗

〖鈴木と西は他人を喰い物にする「人喰い」だ。こんな奴らは滅多にいない。何がそうさせてしまったのか。やはり金が持つ魔力だと思う。金は努力をして頑張っている人の所には集まって来ない様だ。歴史を見ても善人で金持ちになった人は少ない。しかし、自分で頑張って稼ごうとする人の周囲には人が集まる。人が集まれば、それが大きな力となって、頑張っている人を成功に導くが、そのような人は稼いだ金を独り占めしない。協力してくれた人たちに還元する。自分の手許にある必要以上の金は、協力してくれた人たちを援助するために使う。援助してもらった人達が成功すると、その成功した人は恩返しをする。人間の本当の絆というのはこうして生まれてくるのではないだろうか〗

〖誰もが、最初から信用出来ない人間と組んで仕事をやろうとは思わない。まさか鈴木がこんな大それた裏切り行為をするなんて誰も考えなかった筈だ。鈴木はとんだ食わせ者だった。表社会では一般的には性善説が基準になっている。鈴木のような卑劣な詐欺師はそこに上手く乗じてくる。とんでもない悪党だ。コイツには義理人情のカケラも無い〗

〖鈴木と西の周囲には信頼できる人が集まらない。それは人間としての魅力に欠けていたからだと思う。西と鈴木が悪の道に奔ったのは、2人の行動を戒める人間が周囲にいなかったからだろう。折角集まってきた人間を2人は大事にせず道具のように扱い、時にはその人達を踏み台にした。そんな2人の話を信じて情けをかけてくれたのがA氏だった。A氏の援助のお陰で鈴木と西は立ち直った。鈴木と西は当然恩返しをしなくてはならなかったが、そんな人をも裏切ったのだ。この2人は「人を喰って生きている人非人」と言うしかないだろう〗

〖日本の法律は、刑法、民法、商法等に始まって、数多くの分野に分かれている。我々一般人は自分が携わる仕事に関しての法律しか馴染みがない。しかし、法律家というのは全ての法律を網羅して司法試験に合格する。大学に入学した時から検事、判事を目指して懸命に法律学を学ぶ。勉学に秀でた人間しか試験には合格しない。しかし、六法全書を全て記憶する訳では無いのだ。何処に何が書かれているかを覚えるだけで、刑法の第何条、何項の条文を暗記している訳ではない。要するに、目次で検索して該当する条文を見つける訓練をするのだと思うが、それにしても一般人の頭脳では到底できるものではない。それに、該当する条文の場所を見つけても漢字と平仮名、そしてカタカナで難しく書かれていて、サッパリ理解できない。法律家というのは矢張り大した人達だと思う。ただ、不思議な事に裁判官の中に判決文も自分で書けず、判例集や弁護士が作成した準備書面をコピー&ペーストする裁判官が多いと言われているのも現実の様だ。法律家もピンからキリという事なのだろう。こんな裁判官の判決文が通用するようでは、裁判も信頼できないと言わざるを得ない〗

〖鈴木の裁判は、誰がどう見ても、鈴木による詐欺事件ではないか。鈴木自身が潔白ならば、インターネットの情報サイトに鈴木の正体を暴く記事が掲載された当初、通信事業者に対して削除申立がなされた様だが、本来ならA氏と関係者に直接、堂々と抗議して然るべきだったろう。それが出来ないのは、掲載されている記事の内容が全て真実であるからに他ならない〗

〖日本の主要省庁の財務省、法務省、外務省の人達は特別な能力を持っていて、その中でも優秀な人達が集まっているのだろう。こういう人が日本のリーダーとして国を牽引していくのだと思うが、金と女性に絡んだスキャンダルが多いのは何故だろうか。矢張り彼らも生身の人間なのだと思う反面、幼少の頃から勉学に励み一流大学を卒業してやっとエリート官僚、キャリア官僚と呼ばれる地位を目の前にして落ちこぼれる役人を耳にすると、彼らが「井の中の蛙」で社会経験の欠如を痛感する。しかし、裁判官は金銭や女性関係のスキャンダルは他の役所に比べて少ないような気がする。職務上の失態も表面化せず、罷免される事もない。誤審や誤判を犯しても罰則がなく、間違った判決を下しても裁判所の意向に沿った判決であれば出世競争に敗れることも無く、逆に情実人事で出世していく裁判官も少なからずいる様だ。組織の腐敗が叫ばれていても、三権分立の一翼を担う裁判所が「聖域」と呼ばれて、厳然たる権力を有している事に日本の役所の歪みが見えているように思う〗

〖A氏がこれ程までに鈴木と西に騙された原因は何処にあったのだろうか。この事件の底にA氏の欲得が絡んでいたならば、A氏の自業自得とも言えるが、西を長年可愛がり長年にわたって資金援助もしてきた。鈴木に至っては西に紹介され、個人も会社も破綻寸前の状況と聞いただけで協力することを承諾した様だが、この点についてはA氏の周囲の人達も疑問に思っているのではないだろうか。鈴木にとっては「地獄で仏に会った」心境だったと思う。A氏の性格についてはサイトを読んでいて理解できたが、人助けにしては余りにも金額が莫大で我々には理解できない部分が多いので、関係者に直接聞いてみたが、中途半端な協力では成功につながらないという考えが基本にあったことが、鈴木と西に利用される要因だった。西は最期には人間として謝罪する気持ちになったが、鈴木はしてやったりという考えで、これは人間として永久に許されないことで、それに加担した長谷川や青田に加え品田裁判長も絶対に許されることではない〗(取材関係者より)

〖同じ悪党でも、鈴木のように仲間を裏切り金を独り占めにするような裏切り者は裏社会でも忌み嫌われるに違いない。それどころか命を落とす危険性の方が高いはずだ。分裂騒動に揺れる山口組は、離脱して新団体「神戸山口組」を結成した井上組長を即座に絶縁処分にした。組を解散し引退すれば命までは取られないとの事だが、同じ裏切りでも鈴木の裏切りは許されず、確実にこの世から消されるだろう〗(以下次号)

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