〖警察はネットニュースもチエックしているようだ。このサイトに掲載されているA氏と鈴木の事を知らない筈はないと思う。鈴木は親和銀行事件で有罪を受けているので、鈴木の履歴は警察の調書に残っている筈だ。親和銀行事件は、暴力団の組長と総会屋が絡んでいて、被害者が銀行だったために警察も放って置けなかったのだと思うが、今回の事件は、鈴木の背景に反社会的組織の影が見えているにもかかわらず、被害者が個人の資産家だった事もあって、民事事件の色合いが強いと判断して介入をしなかったのだろうか。警察も多くの事件を抱えていて、鈴木1人を逮捕して事件を解決しても大した手柄にならないと判断したかもしれないが、そうであれば考えが浅すぎる。タックスヘイヴン地域が絡んでいて躊躇したという考えもあるかもしれない。この事件は警察や国税庁、そしてマスコミが静観している事に多いに疑問を感じる。この事件は再審しなければ、裁判所の国民からの信頼が地に落ちるのは間違いない〗
〖鈴木が1000億円以上といわれる莫大な資産をタックスヘイヴン地域に隠匿している事と、被害者であるA氏が、誤審誤判が原因で民事裁判に敗訴した事は大きな問題だと思う。1000億円以上の資産隠匿の裏には詐欺、横領と脱税、外為法違反、金商法(旧証券取引法)違反が絡んでいて、裁判が誤審誤判だった事はこのサイトの記者の取材やYouTubeで明らかになっている、世界で優秀と言われている日本警察がこれを解明できないという事は考えにくい。警視庁にはタックスヘイヴン地域で頻繁に行われているマネーロンダリングを捜査する専門部署もあるようだし、秘密警察と言われる公安部に外事課という部署もある。もしかすると、この事件が放置されている裏には我々には理解できない闇があるのかもしれない〗
〖西は鈴木を利用してA氏から新たな融資を引き出そうという思惑から鈴木を引き合わせたと思う。この時点で二人の間では話が出来上がっていたはずだ。「会社の資金繰りに困っているので鈴木を助けてあげて下さい」と西は言っていたが、自身の会社の資金繰りでもA氏から100億円超を出して貰っているから、高額な金が必要になることは十分に承知していたはずだ。もしかしたら折半で鈴木と山分けしていた可能性も考えられる〗
〖日本には戦時中、陸軍中野学校というスパイ養成学校があった。ここで訓練された兵隊たちは当時の敵国のアメリカ、ロシアや中国等のスパイと情報合戦を繰り広げ、日本国の為に自分の命を犠牲にすることを厭わなかった。一部ではその名残りが現在の警視庁公安部だと言われている。現在も中国、韓国、北朝鮮そしてロシアと激しい諜報合戦をして、日本の安全のために水面下で活躍しているらしい。公安部にマークされれば鈴木の行動を把握する事などは朝飯前だろう。鈴木のような大悪党の為に優秀な人材を投入することはあり得ないが、鈴木がマネーロンダリングの為にタックスヘイヴン地域の犯罪組織に絡むような事があれば、一瞬にして摘発される可能性もあるのではないだろうか。鈴木のような卑劣な犯罪者は裁判所が見逃がしても、24時間監視している眼があるのではないだろうか。鈴木は世の中を甘く見ていると、タックスヘイヴン地域の隠匿資産が原因で取り返しのつかないような痛い目にあう事になる〗
〖日本は危機管理が希薄だという事は諸外国でも知れ渡っている。タックスヘイヴン地域への対応も消極的で各国から批判を受けている。鈴木の事などは氷山の一角で日本の企業や個人の富裕層、そして国内で締め付けが厳しくなった反社会的組織の莫大な資産が海外のタックスヘイヴン地域に分散されていることは間違いのない事だと思う。これらの資金が全て難民や後進国の貧しい人達の為に寄付されることはあり得ない。マネーロンダリングの為に、兵器密売や麻薬密売に関与することは十分に考えられる。その様な事が行われない様にアメリカなどはタックスヘイヴンに対する税制を施行して対応していると聞く。日本でもそろそろ真剣に対応策を考えないと取り返しがつかなくなる。ちなみに、中国とロシアは元イギリス領でタックスヘイヴン地域のヴァージン諸島に日本の国家予算以上の資金を蓄え、世界的犯罪組織を経由して兵器密売等を行っているようだ〗
〖西は鈴木を利用して、美味い汁を吸おうとしてA氏に紹介した積りが、蓋を開けたら反対に利用され自殺するまでに追い込まれてしまった。結局、西の邪な心に鈴木から付け込まれる隙を与えてしまったのだろう。「遺書」で西は鈴木の悪事を非難していたが、その鈴木から「合意書」を破棄する報酬として10億円、株取引の利益の分配金の一部として30億円を受け取っていた訳だから、同じ穴のムジナであることに変わりはない〗
〖西と鈴木の根性は腐りきっている。恩知らずとは2人の事だ。ここまで2人の言うことを聞いてくれる人はA氏以外にはいなかったはずだ。西は自殺してしまったが、鈴木は莫大な資産を隠匿している。その資産があればA氏に返済しても十分な資産が残る筈だ。最低でもA氏に詫びることが鈴木の残りの人生にとって重大な意味を持つと思う〗
〖昔の言葉に「人間生きて半畳、死んで一畳」というものがあるが、畳1畳分を人間の人生に例えている言葉だと思う。そんなに欲張っても人間のできることは限度がある。余計なものは邪魔になるだけだ。鈴木は他人に出来ない事をやった。自分の目的は充分に果たしただろう。余ったものは元の持主に返すべきだ。自分の器量以上のものは自分を苦しめることになる。分相応を弁えるのも勇気が必要だが使いきれない財産があってもあの世には持って行けない。後世に遺恨を残すことになる〗
〖鈴木は大金を掴んで豹変した、というより強欲で卑劣な詐欺師の本性に磨きがかかってしまったのだろう。株取引の準備段階の流れから、計画的犯行である事は疑いようのない事実だ。世話になったA氏に対して、土下座して「この御恩は一生忘れません」と言う人間にこんな裏切り行為は出来ないはずだ〗(以下次号)