〖裁判官という職業は平等で中立の考え方をする人間でなければ務まらない。それは本人の人間性と経験がものを言う。勉学がいかに優れていても品田裁判長のように人間性に問題があって法律の解釈が独断と偏見を優先するような人間に裁判官の資格を与えてはならない。司法試験以前に人間性を重視すべきだと思う〗
〖法廷は一番高い場所に裁判長が黒衣を着て座っている。黒衣は「私はどんな色にも染まらない。法律に則って正義の裁きを貫きます」という意味があるようだが、この裁判を見ていると見せかけだという事がよく解る。黒衣は裁判所の制服であって「裁判所に忠誠をつくします」という意味なのだと思わざるを得ない〗
〖西はA氏と懇意な関係にあったが、西も所詮は鈴木と同様に金が目的でA氏に近づいてきたのだろう。鈴木が現れる以前からA氏より事業資金等で100億円超の金を出して貰っていた。それだけ世話になっているにも拘らず、鈴木と一緒になってA氏を騙した事は鈴木と同様に万死に値した。その鈴木にも裏切られ自殺する羽目になったが、今後、鈴木も同じような運命が待ち受けているはずだ〗
〖日本の自治体のダラシ無さは今更の事ではないが、今回のコロナ禍の支援給付金の誤送金は考えられないミスだ。支援金は税金から出ているという認識が全くなく、取扱うときの責任が感じられない。職員は元より首長までもが対応を間違っている。誤送金を直ぐに返還せず遊興費に流用してしまったのは良くない事だがこの人はある意味、被害者と見られる部分もあるかもしれない。誤送金を犯した職員本人は、家族の話ではSNSでかなりの批判を受けて社会的制裁を受けている様だ。しかし、本当に批判されなければならないのは、その自治体の首長であり国のシステムではないだろうか。役人というのは地位が上がるに従って護身に奔る。この件について政府からは国民に対して一言の謝罪も無かったように思う。税金で食っている奴らは所詮そんなものだ。裁判所の組織が腐敗するのもその一環だろう。特に国家公務員にそんな輩が多いのではないだろうか。勿論、中には真摯に国民の為に頑張っている役人がいることも知っているが、そんな役人がごく少数しかいない事に強い怒りを覚える。税金の無駄遣いの最たるものだ〗
〖裁判官も司法試験に合格して司法研修を終え、目標であった判事として裁判所に入所した時は、裁判官の使命に誇りを持ち、正義の精神を貫く熱い決心をした事だろう。しかし、副判事として10年間の経験を終える頃には上司の顔色ばかりを窺う「ヒラメ裁判官」に成り下がっている様だ〗
〖鈴木の代理人であった長谷川は裁判終結後、自ら弁護士を辞めている。いくら金の為とはいえ、裁判であれだけの大ボラを吹き、偽証まみれの弁護をやれば、誰だって後ろめたい気持ちになるだろう。長谷川としては弁護士を辞めて少しは気が楽になったのかも知れないが、長谷川も鈴木と同罪であることを忘れてはいけない。あまりにも手段が汚過ぎた。弁護士であるにも拘らず、行き過ぎた行為は決して許されるものではない〗
〖作家の瀬木氏は元エリート裁判官で、裁判所の中枢である事務総局の幹部でもあった様だ。瀬木氏のような将来を嘱望されていた上級裁判官が何故、満期前に中途退官をしてしまったのだろうか。その理由は退官後に書かれた数々の書物を読めば理解できる。書物には裁判所組織の腐敗と裁判官の能力の低下を嘆く文章が記載されている。このサイトのA氏と鈴木の民事裁判の疑問点が克明に説明されているような気がした。現役の裁判官達や裁判所の幹部たちも読んだと思うが、どのように感じているのだろうか。下手に反論すると、却って裁判所の腐敗を露呈することになるから無視した振りをしているように思う。それとも「金持ち喧嘩せず」の諺通りに無視することが触らぬ神に祟りなしとでも考えているのだろうか。そうだとしたら、裁判所組織の腐敗は未来永劫改善されることはないだろう〗
〖長谷川元弁護士は現在どんな暮らしをしているのだろうか。鈴木から高額な報酬を得たが、全てが違法性のある金だという事を知っている筈だ。再審が決定されれば証人として法廷に立たなければならない事は十分承知していると思う。そうなれば弁護士資格を返上した事も関係なくなり、元悪徳弁護士として世間を騒がすことになり、家族も巻き込むことになる。多分、不安の毎日を送っているのではないだろうか。今のうちに鈴木にA氏と面談をすることを強く説得することだ。裁判で発揮した老獪な知恵を有効に使えば鈴木の説得は不可能ではないと思う〗
〖鈴木の不当裁判については、情報サイトで真相究明され、また読者投稿に様々な情報が飛び込んできている。誰もが疑惑を抱いている裁判だけに、興味深い内容が満載だ。投稿文の全てが、真実に聞こえてくるのは自分だけではないだろう。今後の裁判所、いや、司法界に与える影響は計り知れないものがあるだけに、現役の裁判官も弁護士も国民の意見として注目すべきだ〗(以下次号)