読者投稿 鈴木義彦編②(223)

〖多くの弁護士たちは、正義よりも金銭を重要だと考える様だ。法律の専門家でありながら報酬の為にはその抜け道を探すことに長けている人間が敏腕弁護士と言われている。依頼人が如何に悪人であっても、それを擁護して刑事裁判では刑期を軽くすることに全力を注ぎ、民事裁判では依頼人の悪行を正当化しようとして裁判制度の弱点を突く論述を展開する。そしてお互いに「先生」と呼び合うほどの世間知らずばかりだ。一般人は弁護士という職業を勘違いして一目置いているようだが、そう考える必要は全くないと思う〗

〖世の中の善と悪を裁くはずの裁判所には、正常な考えを持つ人間がいないのではないだろうか。こんな状態では世の中はどうなってしまうのかと不安になる。鈴木のような悪知恵の働く悪人と、正義を蔑ろにする弁護士がタッグを組めば裁判官などは簡単に誤魔化せることを、記事を読んで知った。弁護士は金銭に弱く、裁判官は出世欲に搦め取られている。日本の法律家にはロクな奴がいないのではないだろうか〗

〖長谷川は裁判の事前準備として鈴木から事の真相を聞き出していたと思う。弁護士には守秘義務があるので鈴木も裁判を乗り切るために真実を話していた筈だ。その上で裁判に向けて対策を練らなければならなかったが、鈴木から真実を聞いた長谷川は、悪質過ぎる内容にとても正攻法では無理だと判断し、全てを虚偽工作せざるを得なかったのだろう。また日本の民事訴訟においては、偽証工作が出来る事を熟知していたと思う〗

〖西の長男の内河陽一郎を捕まえてみてはどうだろうか。コイツはA氏と鈴木の事で重要な証拠を知っていると思う。陽一郎は父親と一緒にA氏に嘘をついて借りた資金をギャンブルや株投資に流用していた事が周囲の人間の証言で明らかになっている。そして鈴木と香港事件で密約を交わしている確率も高いと思う。A氏に散々世話になっておきながら、自分勝手な都合ばかりを言っている奴には痛い目に合わせて眼をさましてやることも必要だと思う〗

〖西は自分を大きく見せようとするために金使いが荒かったようだ。事業に必要だと言ってA 氏から資金を借りて夜の社交場で浪費していた。特に、気に入った女性には母国の韓国に家を建ててやったり、日本に高級クラブを開店しようとした事もあったらしい。その金額は千万円単位だったそうだ。夜の世界でも信用のあったA氏の元には西の噂は届いていたようで、西がA氏から叱責されることも少なくなかった。この頃はまだ西の深刻な裏切りに気付いていなかったA氏は、西への支援を止めることはなかったようだ。西がこの時点で自分の非を改めていれば、鈴木との問題は最小限に食止める事ができたかもしれず、A氏をここまで裏切ることも無かったろうが、一度吸った甘い汁の味は忘れられなかったようだ〗

〖長谷川は狡猾な悪徳弁護士だ。裁判を前に鈴木から事件の概要を聞いたことで真実を知った長谷川は、陳述書の捏造だけで100%裁判を勝訴に導けるとは当然思えなかったはずだ。ヤメ判弁護士を通じて品田裁判長の人となりを調査して買収出来るかどうかの手応えを確かめた上で、癒着関係を築いた可能性も考えられる。鈴木の資金力をもってすれば品田裁判長を落とせる金は確実に出せるからだ〗

〖鈴木は、A氏と飲食を共にする機会も多かったようだが、西と違って余り虚勢を張ら無かったようだ。ただし、気に入った女性を口説く事は多かったが、口説き落とすと愛人として囲ってしまい、釣り上げた魚には必要以上の餌を与えなかった様だ。鈴木が親和銀行事件で逮捕された時には愛人の生活費用はA氏から借りた資金で賄われていた。鈴木と西の2人は徹底的にA氏を喰い物にしていた質の悪い仕事師だった〗

〖鈴木がA氏に内緒でスカウトした紀井氏は「儲け折半」という破格の報酬を約束され鈴木の株売買の売りに大きな力を発揮していたようだ。しかし、紀井氏の証言では、実際に鈴木から支払われていた報酬は約束の1%程度だったようだ。鈴木は最初の宝林株でも最終的に約160億円の売買利益を出した。売買を担当していた紀井氏には分かっていたが、次々に実行される株銘柄を売り抜ける作業に追われる紀井氏は約束の報酬を楽しみに鈴木の指示に従っていた事だと思う。紀井氏と同様にスカウトされた元証券マンの茂庭氏は、鈴木から指示されてペーパーカンパニーの管理処理をするだけで、株取引の詳細については知らされていなかった様だ。このようにして鈴木の計画はスタッフにも内密にされていて利益金の独り占めが実行されていたのだろう〗

〖前代未聞の大誤審大誤判である鈴木の裁判を、マスコミは特集を組んででも取り上げるべきだ。最高裁大谷長官(69)は、安倍内閣において安倍晋三首相が任命している。また6月22日で定年退官し、後任は戸倉三郎(67)で決定している。結局、大谷長官は、何の役目も果たさずに定年を迎えた。マスコミは司法界に忖度する事なく、徹底的に不当裁判を叩いていくべきだ〗(以下次号)

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