読者投稿 鈴木義彦編②(172)

〖裁判所は鈴木の罪を暴くことによって、ひどくややこしい迷路に踏み込んでしまう事に気付いていたのかも知れない。事件は金銭の貸借の存否から始まって、その後の「株取扱の合意書と和解書が有効か無効か」いうことが争点だった。金銭の貸借は鈴木に一分の言い逃れも出来ない事実だった為に、裁判長として三人目の品田裁判長は認めざるを得なかった。しかし、A氏側が主張した返済原資を追及していくと、合意書の存在が裁判の行方を左右する事になる。合意書を認めて鈴木を追及する事で、外為法違反や未曾有の脱税事件に発展し、タックスヘイヴン地域の仕組みにも手を入れなくてはならなくなり、外交問題にもなりかねなくなる。裁判所はそれを阻止するために鈴木の嘘だらけの主張に加担し、合意書と和解書を無効にしたと思う〗

〖鈴木の裁判の結果をみると、日本の法治国家としての正義は所詮、建前でしかない事がよく分かった。裁判を担当した品田裁判長にどんな思惑が働いたか分からないが、本当に正義が存在していれば、判決は真逆の結果になっていたはずだ。欺瞞に満ちた判決内容には多くの異論が噴出している。それを品田自身は、分かっているはずだ〗

〖鈴木は、A氏に返済した25億円の他に、懲役を軽減するために親和銀行に支払った約17億円の損害賠償金と山内興産に支払った約4億円という莫大な和解金がある。その他の事は別にしても鈴木はその当時、総額約46億円という考えられない莫大な金額を支払った事実があるのだ。これは、明らかにA氏と西との三者で締結した合意書に基づいて、A氏からの支援金を元にして行った株取引で得た利益金を横領して支払った以外に考えられない。しかし、品田裁判長は合意書を無効にする事で「鈴木が、株取引で得た利益金はA氏に関係がないもの」と断定した。この裁判は品田裁判長が着任するまでに約2年半の時間を要しているが、品田裁判長に代わって約半年で判決が下された。そして控訴審も真面な審議をした形跡もないまま原審を支持して約半年で控訴棄却の判決を出している。これは誰が見ても不自然すぎる裁判だ。品田裁判長の不当な判決の裏には裁判所の隠蔽体質が見え隠れする〗

〖「1000億円超の脱税疑惑」というこのサイトのタイトルは「あり得ない事」と思いながらこのサイトを読み始めた。この事件に登場する人物はすべて架空の人物で、あまりにも金額が莫大だったために、ブラックジャーナリストと呼ばれる質の悪い輩が捏造したフィクションだと思ったが、読んでいるうちに実在の人間が起こした事件だということが判ってきて驚いた。人間の欲には限りが無いと言うが、鈴木と西は人間の常識では考えられない悪党だし、被害者のA氏はこの世に存在しないと思うほどの善人だ。裁判所が、こんな判りやすい事件を誤審し誤った判決を下したことが信じられない〗

〖鈴木のために、これまでに多くの者が死に追いやられてきた。利用され又は濡れ衣を着せられ、鈴木の秘密を知り過ぎた者は分かっているだけで10人前後も自殺や不審死を遂げている。西もその内の一人だ。西の遺書からも伝わってくる鈴木に対する怨みは相当なものだ。他の者達も同じような怨みを抱いていたはずだ。その者達の遺恨が鈴木のこれからの人生に必ず影響を与えるだろう〗

〖タックスヘイヴン地域で行われているマネーロンダリングは、今や世界を恐怖に陥れているロシアとウクライナの戦争にも関与していると言われている。それは銃器の密売、麻薬組織の暗躍、そしてテロ活動の温床になっているからだろう。各国が表面的には厳しく取り締まっているように報道されているが、実際には犯罪組織の暗躍は続いている。正当な利益を節税して築いた資産をタックスヘイヴン地域の仕組みを有効に利用して世界中の難民や貧困国への寄付として世界平和のために活用している大富豪もいるが、鈴木の様に、他人を騙して得た莫大な資産を自国の税法を逃れるために隠匿している悪党の巣になっている。鈴木はダミーの会社の名義で隠匿していると思われるが、全てが偽名口座になっていて誰のものかがわからない資産は、誰かに盗まれても訴えることは出来ない。鈴木は、海外の犯罪組織を舐めていると大怪我をすることになるだろう〗

〖鈴木を別件で告発してはどうでしょうか。A氏は、そのネタは持っていると思う。警察や検察には鈴木の全ての情報を提供して取り調べをして貰えば、必ず尻尾を出すのではないでしょうか。裏に隠れている事情を知れば、警察官や検事には魅力的な内容が詰まっていると思います。自分の手柄になることが分かれば一生懸命捜査して、鈴木の悪事の数々を暴いてくれるのではないでしょうか〗

〖鈴木の裏切りが発覚して追及の場となった和解協議において、西や紀井氏の証言から言い逃れが出来なくなった鈴木は、株取引の利益の分配金として50億円とを「和解書」を交わして約束し、別途で2年以内に20億円の支払も約束したが、2年以内とは一体どういう意味だ。合わせて70億円を払える金はあったはずだ。わざわざ2年以内としたのは20億円の支払いをウヤムヤにする為の時間稼ぎに間違いない。鈴木はどこまでも狡賢い人間だ〗

〖日本の民事裁判では、弁護士が嘘をでっち上げようとすれば容易にできる事が分かった。依頼者と共謀して質疑応答をした内容を陳述書にして提出すれば、それが効果を生むことがある。鈴木の代理人の長谷川元弁護士が作成した「質問と回答書」(乙59号証)が正にそれに相当する。偽証罪が問われない民事裁判では最も有効な手段かも知れない。しかし、「両刃の剣」になる可能性もある。それは、担当した裁判官の洞察力次第だと思う〗(以下次号)

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