読者投稿 鈴木義彦編②(170)

〖西は、鈴木から合意書破棄の報酬10億円の他に利益配当として合計30憶円を受け取っていたようだ。そして、鈴木の指示で株投資開始時に3人で締結した「合意書」を破棄する役目を負っていた。鈴木は、A氏との接触を避けるようになり、西を前面に押し出して自分は陰に隠れて宝林株の最終の利益金160億円を運用して複数の銘柄を手掛け利益を手にしていた。そして鈴木の狡猾さは、西を通じてA氏に買い支え資金の援助を継続させていたことだ。コイツは底なしの守銭奴、大悪人だと思う〗

〖裁判においては裁判長が絶対的な権力者である。だから、万が一、裁判長が裁判の当事者の一方と癒着関係にあれば、判決とによる完全犯罪が成立する。それだけ裁判は特異性があり、裁判長が持つ権力は絶大だ。今まで裁判官に対する国民の認識の甘さから裁判所あるいは裁判官の増長を招いた可能性は否定出来ないと思う。今回の裁判での品田裁判長の不誠実な内容の判決文から明白だ〗

〖鈴木は、海外に設立したダミー会社の名義で株売買を行い、利益金はA氏に内緒で香港のプライベートバンクに違法送金していた。しかし、投資家の中では鈴木と西の動きに注目する人もいて、証券取引等監視委員会(SEC)も鈴木をマークするようになった。そして志村化工株の相場操縦容疑でSECが告発し、東京地検特捜部は鈴木を主犯と見込んで捜査を開始した。鈴木の指示で相場に参入していた元FR役員の武内一美へ家宅捜査が入り、西に事情聴取の呼び出し始まった。西や武内の供述次第では鈴木の逮捕が確実の事態になりかけたが、鈴木は西に土下座して涙ながらに「自分の名前は絶対に出さないでほしい。今後、西会長の言う事は全て従います。逮捕、拘留の期間の費用は全て私が負担します」などと言って懇願し、西を説得した。西も鈴木が逮捕されることのデメリットを恐れ、株投資の利益を守るために鈴木を庇って自分が逮捕され、有罪判決を受けた。東京地検特捜部は西の必死の抵抗に負けて、鈴木を取り逃がしてしまうという失態を犯した〗(取材関係者より)

〖志村化工株の件で鈴木と西の立場は逆転するかに思えたが、鈴木の狡猾さは西より一枚も二枚も上だったようだ。公判が終結し西の刑期が確定すると、鈴木は掌を返すように西との約束を反故にした。しかし、西も鈴木にしつこく食い下がり、執行猶予明けには約束した配当金を支払う様に要求した。この頃から鈴木は西が疎ましくなり排除する計画を立てていたように思う。鈴木は西と約束した利益金の支払場所を香港に指定した。鈴木は約束した日時に「急用ができた」と言って香港には現れず、代理人を指定して西に対応させた。取引は銀行小切手で43億円が支払われ、無事に取引が終わったかの様だったが、代理人が「鈴木からのプレゼント」という高級ワインで乾杯した直後に意識不明となり、ベイサイドの砂浜に瀕死の状態で転がされていたようだ。その時の西は、銀行小切手や携帯電話は奪い去られていた。香港に同行していた息子に香港警察から連絡が入って事件が発覚し、西は病院に運ばれ、一命は取り留めたのだった。まるで映画のワンシーンを見る様な事件だが、真偽のほどは西本人と長男の内河陽一郎しか知らない〗

〖情報サイトに続いてYouTubeの本格的な配信が続行中の鈴木は今、現在何処にいるのだろうか。海外にいるという声も聞こえてくるが、これだけ反響が高いと日本に帰って来られなくなるだろう。鈴木は知らなくても周りの誰もが鈴木を知っている。報奨金をかければ世界の何処にいても情報が寄せられるだろう。鈴木に逃げ場は無い〗

〖A氏を蚊帳の外に置いたまま西と鈴木の戦いは、和解協議にまで及んだ。香港事件を知ったA氏は鈴木に連絡を取ろうとした。A氏は鈴木が海外に出ていると聞いた側近の紀井氏に「鈴木に連絡をくれるように伝えて欲しい」と言った。すると、実際には日本に居た鈴木はA氏からの突然の電話に狼狽した様だが、後ろめたさがあったことと、紀井氏に促され折り返しでA氏に連絡し、その日のうちにA氏の会社を訪れた。鈴木はA氏から香港事件を聞き驚いた顔をしながらA氏から見せられた合意書にうろたえ、「西と連絡を取って欲しい」とA氏に頼み、西と3日後に会って話し合う事を決めた。この日、A氏が合意書を見せて約束の履行も迫ったことで、西が破棄したと思い込んでいた合意書がA氏の手許にある事を知った鈴木は思考能力を失うほどの衝撃を受けた事だと思う。全ての話し合いは3日後に行う事になったが、A氏が三日間の時間を与えた事が悪知恵の働く鈴木に、言い訳を考える余裕を与えてしまったのではないだろうか〗

〖裁判では合意書が無効と判断された。その判定には確たる根拠がなく品田裁判長の身勝手な独断と偏見によるものだった。成人3人が協議をして納得して作成した契約書を無効にする権利は品田裁判長にはない。しかも、法律に照らしても問題のない契約書なのだ。弁護士が作成したものではないが、お互いの意志は明確に記されている。当事者3人の中の1人が契約締結後に自分勝手な理由で無効を主張できることなど認められるはずはない。契約を白紙撤回できるのは他の2人の合意が必要だという事ぐらい裁判長が知らない筈がない〗

〖利益金の受け取りの為に香港に出向いた西は、危うく殺されそうになった。首謀者は鈴木に間違いないだろう。利益金の支払いを要求する西に金を払いたくないばかりか、A氏からの買い支え資金を西が株取引の話をでっち上げ着服した事にする一石二鳥を狙った計画だったのだろう。命を取り留めた西から鈴木の裏切りが暴露される事になるが、殺されていたら真相は闇の中であったかもしれない〗

〖鈴木は、「合意書」は関係ないと言いながら60億円の利益金は認めたが、西が紀井氏から聞いている総額の470億円を言わなかった事が、2人が密談した可能性もあったように思う。60億円を前提として鈴木が提案した配当割合も計算が合っていないが、取り敢えずA氏と西に25億円ずつを支払うことで合意し、A氏には鈴木が「社長には大変お世話になったので2年以内にあと20億円を支払います」と約束した。しかし、数日後にしの損失が58億数千万円が発生していた事が判明し、鈴木は「この損失を利益から差し引いて3等分しなくてはなりませんね」と言っているが、辻褄の合わない話ではないだろうか。とにかくよく計算もせず口から出まかせを言うのが鈴木の得意技だと言える。60億円から58億数千万円を差し引くと2億円弱しか残らない。A氏がそれを指摘しないことで鈴木は増長したと思うが、元々、約束を守る気のない鈴木には計算違いなど何とも思わないのだろう。とにかく、この日は3人による和解協議が一応成立し、和解書が交わされた〗(関係者より)(以下次号)

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