〖鈴木には自分が犯罪に手を染めているという自覚はあるのだろうが、やってはいけないという良心や自制心が全く無いように思う。自分が利益を得るためなら平気で人を騙し裏切ってでも手にしようとし、一旦手にした利益を誰かが狙ってきたら、本気で牙をむいて相手を潰しにかける。相手にどれだけ権利があろうと、鈴木には敵にしか見えないのだろう。哀れな人間だ。鈴木のような人間が行き着く先は刑務所しかない。自分のやったことと同じ様な騙しと裏切りを受けるに違いない〗
〖裁判所を含むこの国の権力構造の中枢を蝕む悪の温床は触れられることのない領域としていつの時代も常に存在し続けている。日本国の縦割構造はともかく、裁判所では不条理な人事が蔓延り、主要官庁ではお互いの面子をかけた縄張り争いが絶えない。役所は複雑な利害が巧妙に絡み合った集合体だ。常に国民を犠牲にして成り立っている〗
〖品田裁判長は、合意書を無効にすることで鈴木の株取扱の真実を闇に葬った。頑なにタックスヘイヴン地域の実態には一切触れず、A氏の主張を悉く棄却して鈴木の主張を支持した。この判決には眼に見えない圧力がかかっていたとしか考えられない。鈴木の470億円の独り占めが発覚してから約15年が経過したが、470億円の銀行金利と運用益を計算すると、現在、鈴木の隠匿資産が1000億円以上と言われているのは、不自然な数字ではなく、鈴木は利回りで年間100億円前後を手にしていると言われるが、いつまでも鈴木に好き放題をさせてはいけない〗
〖品田裁判長は国民から負託されている職務を利権や権益と勘違いしているのではないかと思う。裁判を個人が持つ偏見で裁いては法の番人としての責任は果たせない。まして、自分の過ちを認めようとしない言動は傲慢としか言えない。日本の民事裁判は裁判官の能力が大きく左右すると言われているが、それでは公正な裁判は望めないのではないだろうか〗
〖一般の読者からしてみれば、鈴木の事件の全般にわたって「有り得ない」事ばかりではないか。途方もない内容と登場人物達が高い注目を集めている要因である事は間違いないだろう。日本のハードボイルド小説の先駆者である大藪春彦(故人)の小説を彷彿とさせる現実の出来事にファンならずとも、事の成り行きに好奇心を煽られる〗
〖品田裁判長は鈴木の悪事の尻尾を掴んでいながら故意にそれを見逃したように思う。裁判官が公平性を欠いては正当な判決を下せない。公平性を欠いたと思われた時点でその裁判官を交代させ、最初からやり直すべきだと思う〗
〖鈴木は、合意書を破棄するために10億円という莫大な金額を報酬として西に渡した。これは、鈴木が合意書の重要性を十分すぎるほど理解していた証だ。鈴木は、法廷でこの事を当然、否定したが、品田裁判長はこの事実を検証せず合意書を無効にした。西が自殺してしまった事で、この様な鈴木の言動の事実が全て闇に葬られた。品田裁判長は故人の発言については無視することを貫いたが、鈴木の捏造や虚言は一方的に認定した。この裁判は、品田裁判長の裁判官としての資質が誤審誤判を生む原因だったとしか思えない〗
〖鈴木が違法利益を海外へ送金する方法は、株取引の銘柄ごとにペーパーカンパニーを用意して口座をつくり、処理が済んだところで次々とペーパーカンパニーを清算し、口座を抹消するという手口だが、鈴木の場合は、それ以前に証券取引法違反や詐欺横領を犯し、そして恩人であるA氏を裏切るという人道的にも許せない罪を犯している。日本の司法機関はこの事を蔑ろにしていると思う〗(関係者より)
〖鈴木は人間の皮を被った獣と同じだ。土下座や泣き落としで同情を誘い、「助けて下さい」と嘆願し、金を出させる。借用書を書こうが、契約書を交わそうが、後になって平気で踏みにじる。良心の呵責も感じられない卑劣極まりない人間だ。鈴木がノウノウと世に罷り通っている事を許してはいけない〗(以下次号)