読者投稿 鈴木義彦編②(132)

〖裁判には原告側より多くの証拠資料が提出されていたが、品田裁判長はその証拠を検証もせず、自分の判断には邪魔だと考えて判決に至っている。品田裁判長が契約を無効とした「和解書」についても、和解協議のやり取りが録音されたテープが証拠として提出されていた。その録音テープを検証していれば「強迫」の有無や「心裡留保」の理由で「和解書」を無効に出来なかったはずだ。こんな杜撰な裁判が罷り通るわけがない〗

〖裁判官という職業は、裁判で当事者の一方に不信感を持たれる言動をした時点で失格だと思う。品田裁判長は不信感だらけの裁定を繰り返している事を他の2人の裁判官は何とも思わなかったのか。裁判長という地位は他の2人の裁判官にとって上司に当たると思うが、例え上司であっても間違った裁定には異議を唱えないと合議制の意味がない〗

〖品田裁判長の様に信念を持たない人間は、他人の指示や命令に従うしかない。そして、組織の駒として使われるしかない。この裁判が再審されれば、判決が逆転する。そうなれば裁判所の意向に従った品田裁判長は「トカゲの尻尾切り」で全責任を負わされる羽目になるだろう〗

〖鈴木は裁判で「和解書」の締結時にはA氏と西から強迫を受け無理矢理署名指印させられたとして契約の無効を主張したが、この話が事実であれば、何故、その時に警察に被害届を出さなかったのか。裁判になったので慌てて後付けの理由として考えたと言わざるを得ない。契約を無効にする為によく使われる手段であるのは明白なのに、品田裁判長は被害届も出していない被告側の主張だけを鵜呑みにするとは、裁判長として浅はか過ぎる、というより無責任で非常識な判断だろう〗

〖裁判所や検察、警察は判決や捜査に誤りがあっても謝罪しない。これは国民を冒涜し、見下している証拠だと思う。お前たちは国民の下僕だという事を忘れてはいけない。ましてキャリアと呼ばれる立場にいる官僚は、国家のリーダーとして大きな責任を背負っていることを蔑ろにして、自己の既得権にしがみついている輩が多い。日本はもう先進国とは言えない程に劣化しているように思う〗

〖今の裁判官は、正義だとか正当な裁きと言ったものを薄っぺらなものと考えているのではないだろうか。この裁判の経緯を見ていると,そんな疑念が膨らんでくる。裁判所に判事として働いているならば最低限、自分の役割というものを理解しなければならない。裁判官の志とはどんなものなのだろう。志の低い人間に他人を裁くことは出来ないと思う。悪と善さえ見抜けない裁判官が多いことは由々しき問題だ〗

〖A氏により起こされた鈴木に対する裁判は、疑惑まみれの不当判決を受けた事により、A氏側がそれを不服とし上訴したが、高裁の野山裁判長は一審で審理は尽くされたという理由で、棄却している。野山裁判長に限らず高裁の裁判長の怠慢ぶりは目に余る。裁判官として真剣に審理しようとする気概が全く感じられない。裁判を安直にしか考えていない証拠であろうし、これが今の裁判所の実態だ〗

〖人間は組織に所属する以上、自分勝手な行動や言動は控えなければならないが、法の番人と言われる裁判官は、組織の意向に逆らってでも正義を貫くべきだ。善良な市民を救えないような人間が「法の番人」になってはいけない〗

〖世の中は、正義や理想が必ずしも通用しない場合がある。しかし、鈴木の様な正義という言葉を知らない悪党には、正義の鉄槌を振るって自分勝手な思惑が世の中では通用しないという事を知らしめなければ、世の中に悪党が蔓延ることになる。それを阻止するのが裁判所であり裁判官ではないのか。裁判所や裁判官が本来の役割を果たせないのであれば、裁判所が存在する意味も意義も無くなる〗(以下次号)

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