読者投稿 鈴木義彦編②(58)

〖鈴木と長谷川元弁護士が作成した「質問と回答書」(乙59号証)は、一種のパフォーマンスであり打ち上げ花火的な意味合いがあったと思う。この陳述書には品田裁判長のアドバイスもあったかもしれない。この「質問と回答」方式の陳述書は、民事裁判の在り方と裁判制度に一石を投じることになるほど重要かつ深刻だ。最初から最後まで嘘を重ね、真実が何一つない陳述書を偽証に問うことさえしない愚かさは、日本の裁判史上例が無いのではないか〗

〖和解協議でA氏と西の追及を受けた鈴木は、裏切り行為を認め50億円と2年以内に20億円の支払い約束を「和解書」にして交わしている。この時西は、株取引における利益金の総額が470億円になっている事を紀井氏から確認して知っていたにも拘らずA氏に黙っていた。和解書で支払われる金額は、あくまでも利益金の総額が60億円であることが前提であった。この時の西には、残りの利益金を鈴木と山分けしようという魂胆があったのか〗

〖鈴木は、悪事を企てた時は後先の事を綿密に考えて行動しているが、所詮、鈴木の考えることに完璧さはない。随所に綻びが出てくるが鈴木のあくどさは、自分の不利な事は全て嘘で固めて徹底的に否認することだった。普通は、法廷でこれ程の嘘をつけば裁判官さえ疑念を抱いて墓穴を掘るものだが、裁判官を味方に付けると、この裁判の様に公平さ公正さが無くなり、嘘が真実の様な扱いをされてしまう〗

〖鈴木は、株売買の資金援助をA氏に依頼する時は、人が代わったように熱弁を振るった。そして、最後にはA氏に対して「協力いただけないと、社著への今までの借金が返せなくなる」と脅かしを匂わせ、西も合意書締結を提案してA氏を説得した。A氏は鈴木の様な奴に脅かされて承諾するような性格ではないが、その必死さに期待し、鈴木と西の再起を願って協力したのだと思う。そこに付け込んだ鈴木と西は人間の仮面をかぶった悪魔だ。これほどまでA氏の好意を裏切る奴は人間ではない。絶対にこのままにしておいてはならない。どんな手段を使ってでも懲らしめなければならない悪党だ〗(関係者より)

〖鈴木の株取引による詐欺計画に西は打って付けの人材だった。結局西も金が目的でA氏に近づいていたので、株取引の利益金を管理する鈴木からたやすく籠絡されてしまった。その西もまさか最後は全ての責任を被せられ排除される計画だったとは思いもよらなかった事だろう。香港での殺害計画は失敗に終わったが、西は自殺に追い込まれるほど鈴木に追い詰められた〗

〖人間、守るものが無くなり、失うものが無くなると、思いがけない行動をする時がある。所謂「火事場のクソ力」というものだが、そのクソ力を他人を騙すことに使ってしまったのが鈴木だ。A氏に会った頃は、「破れかぶれ」の瀕死の状態で、腹を減らして獲物を探している狼の様だったと想像する。恐らく毒入りの饅頭であっても喰っただろう。A氏は、炊き立てのご飯と暖かいみそ汁をご馳走してくれたのだったが、腹一杯になり、冷え切っていた体が温まった鈴木は血の巡りがよくなり、なおも瀕死の状態の演技を続けながら悪知恵を働かす事を思いついた。鈴木には文字通り「地獄で仏」に会った気持ちになっただろう。普通の人間ならば、この事に感謝して、炊き立ての白飯と暖かいみそ汁の味を一生忘れず、A氏に感謝し続け、恩返しをしようと奮起するものだが、根っからの悪人だった鈴木は命を救われた事までも忘れて裏切ってしまった。こんなクズはメッタにいない。何としても捕まえてそれ相応の償いをさせるべきだ〗

〖品田裁判長の裁判指揮は肝心なところはカットして、当り障りのない周辺の出来事を取り上げ、裁判の主旨を故意に逸脱させた。ズバリ核心を突いた裁定は殆どなかったが、A氏の主張を却下する時は、難解な法律用語を並べて煙に巻きながら被告の主張を支持している。サイトを読んでいて「誤魔化すのはやめろ」と言いたかった。こんな裁判を認める訳にはいかない〗

〖鈴木がA氏に仕掛けた最大の詐欺は、株を暴騰させ暴利を貪る為に買い支えと称してA氏から億の金を出させて、鈴木が指定する銘柄に西が大量の買いを入れ、その利益を独り占めにする計画だった。その為にA氏を安心させる目的で「合意書」を作成したのだろう。「合意書」を交わすに当たって鈴木は「株取引が成功しないと、社長に借りた金を返済出来ない」と言っていたはずだが、全ては金を騙し取る為だったのか〗

〖鈴木は、せっかくの幸運を自己中心的な性格と、バブル景気で狂った脳みそで台無しにしてしまった。A氏が鈴木を助けた金額で、何人の人の命を助けられたかを考えると、鈴木のようなクズ人間に腹が立つ。コイツは、間接的にも他人の命を奪っている悪党だとしか言いようがない〗(以下次号)

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