同社投稿 鈴木義彦編②(46)

〖金銭欲というのは恐ろしいものだ。鈴木という人間に、これ程の非人間的な事をさせるのか。鈴木には生来の質の悪さがあったとしても、人道を弁えない所業はとても人間の仕業とは思えない。恩義、感謝そして詫びの心を忘れた者は人間として扱われる権利がないと思う。そういうことを糾す役目が裁判所であり、弁護士だと思うが、裁判所は腐敗にまみれ、弁護士は金次第で何でもありだ。こんな状態で法律は誰が守っていくのだろうか〗

〖鈴木は、A氏に平成11年7月30日に西に持参させた15億円と、平成14年12月24日にA氏の会社に紀井氏を同行して持参した10億円の合計25億円を二重三重の嘘を吐きながらフルに活用した。7月の15億円は9月30日の債務完済にすり替え、12月の10億円は、裁判の当初は「贈与」と言い、「質問と回答書」(乙59号証)では「手切れ金として払った」と言ったが、品田裁判長が勝手に債務の返済分としてしまった。結局鈴木は、実質約70億円あったA氏からの借入金を「今後は株の配当が大きくなるから」と西に言わせて25億円に値切ったうえに、株の利益を独り占めして隠匿している金を横領して支払っただけなのだ。この返済金は債務返済分ではなく、合意書に基づく株売買の利益配当金なのだ。品田裁判長はこのトリックに嵌められたようだ。鈴木は、自前の金は一銭も無く、全てA氏を裏切って得た金だった。しかし、例え盗んだ金であっても、それを元手に株投資で儲け、1000億円超の資産に膨らんでいるのであれば、A氏からの借入の返済や、A氏と交わした約束を果たすことは容易な事ではないのか〗(関係者より)

〖鈴木は金の為にA氏から金を詐取しようと、宝林株の取得をキッカケに株取引の投資話をA氏に持ちかけたが、A氏にとっては金儲けなど眼中に無く鈴木と西が株取引によって復活を遂げてくれる事を切望し、鈴木の説得に応じたに過ぎない。逆に鈴木と西は、そんなA氏の人情味に付け込んだと考えられる〗

〖鈴木と長谷川元弁護士が質疑応答形式で作成した「質問と回答書」(乙59号証)の陳述書について、内容は訴訟の要点から程遠いものであるが、裁判が始まってからの鈴木の嘘と捏造を、西と天野氏のせいにして自分を正当化するためと、品田裁判長がA氏への心証を悪くするための陳述書だった。これは、「策士、策に嵌る」的な作文だったと思う。鈴木の悪事を解く参考書になるはずだ。再審では真相を解明すべき証拠として提出するべきだ〗

〖法律は正しい者のためにあるのではなく、法律に詳しい者のためにあるのだろうか。裁判官や弁護士は都合が悪くなると、六法全書に書かれている難しい文言を使って一般人を翻弄する。特に、裁判官の見解が左右する民事訴訟に多く見られる。それに、経験則と倫理則という言葉が出てくるが、裁判官も弁護士も自分の未熟な経験と倫理で人を裁く事はあってはならないと思うし、自惚れもいい加減にするべきだ。特に、裁判官はあくまでも法に照らして物事の善悪を判断すべきだと思う。拙い経験と倫理は誤審誤判を増加させる原因になるだけだ〗

〖今回の鈴木の裁判をみると、裁判とは裁判官次第で結果が大きく変わるものだと思った。事前予想では大方が勝訴で間違いないと思われていた鈴木の裁判は、裁判官によって判断の違いや抱えている事情で判決結果が左右されるケースがあるという事だ。今回担当した品田裁判長については被告側との癒着の疑惑まで浮上している。疑惑が事実なら、手の打ちようが無いではないか。裁判においても真面な人間が馬鹿を見るようでは世も末だ〗

〖当事者が一般人同士の民事裁判は、金銭的な問題や人権に関わる事を裁かなければならない。人間の欲が絡んでいて善悪で割り切れないところが多くあるだけに難しいと思う。刑事事件は被疑者の犯行が明らかで、裁判官は検察官の求刑を聞いたうえで判断をする。そして判例集が重要な参考書になる。民事裁判は当事者の人間性を見抜いて善悪を決めなくてはならないが、人の命に関わることや、人を罰する裁判ではないので、裁判官に責任感が薄いのではないだろうか〗

〖今回のような訴訟を担当する裁判官は、世間の裏表を知らない裁判官には無理だと思う。裁判所はその辺の事は分かっていて担当官を決めているのだろうか。金融業界、証券業界、宝石貴金属業界と言えば「生き馬の目を抜く業界」と言われ、「時は金なり」をモットーとする業界だ。金融業界には円ドルの為替、証券業界には株価、宝石貴金属には地金が世界中で24時間相場が立つため緊張感を継続させていなければならない。また、業界特有の慣習も少なくない。今回の裁判官達はこれ等の業界の知識は皆無に等しく、裁判前に業界の調査もしていない。これでは公正な判決を下すことは出来ない。裁判所はそれを踏まえて再審を開廷するべきだと思う〗

〖東京地検は、以前、鈴木に志村化工株価操縦の事件で本命と位置付け逮捕を窺っていたが、先に逮捕した西の供述が得られず、煮え湯を飲まされている。鈴木に対しては、海外資産隠匿による脱税容疑で調査するべきだろう。日大の田中理事長を脱税容疑で逮捕したように、国税とタッグを組み全容を解明する捜査が出来るはずだ〗(以下次号)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です