〖長谷川元弁護士は、「質問と回答書」(乙59号証)で宝林株の引き受け会社となった3社について、鈴木との関りを聞いているが、正気なのかと問いたい。そもそも3社はオフショア地域に拠点を置くペーパーカンパニーなのだ。鈴木や鈴木の親族が役員になっている訳がなく、鈴木との関連がバレる様な痕跡は残っている筈がない。株式投資の利益隠しについての知識には疎かったのか、知らない振りをしたのかは不明だが、恥かし気もなく見え透いた猿芝居をしたものだと思う〗(関係者より)
〖鈴木は、フュージョン社の町田修一に宝林株の売買状況が詳細に書かれた資料を法廷に提出させているが、町田は、鈴木に3社の受け皿会社を紹介、斡旋しただけの人間ではないのか。紀井氏が証言した時とは意味合いが大違いだ。町田は宝林株の詳細を知る立場にはなかったはずだ。何故、町田が宝林株の売買詳細を知っているのだ。鈴木と町田の関係を徹底的に調査する必要がある〗
〖鈴木の事件の発端は、西が鈴木をA氏に紹介した事から始まった。この時鈴木はFR社の資金繰りに窮しており、破産して自殺するしかない瀬戸際に立たされた状況にあり、西はA氏に「助けてやって下さい」と言っているが、助ける為には、何億、何十億円の金が必要になる事を意味する。それを分かっていながら鈴木を紹介した西にもこの状況を利用しようとする腹黒さが透けて見える〗
〖鈴木は、宝林株の取り扱いは合意書とは関係ないとも言っているが、何が理由でそういう嘘がつけるのか。宝林株の購入資金から始まって、買支え資金の支援が合意書作成の発端だという事を「忘れた」と言い切る鈴木の質の悪さはこの世の者ではない。この世の者でないならば、この世の法で裁く必要がない。この人でなしの悪党だけは世の為人の為に放置しておいてはならない〗(関係者より)
〖鈴木は、西が志村化工株事件で自分を庇って有罪刑を受けた事に関しては、長谷川元弁護士にも内緒にしていたのだろうか。「質問と回答書」(乙59号証)で長谷川の質問に対して無関心の様に話している。長谷川も立ち入った質問はしていないが、この2人の狡猾ぶりには驚かされる。志村化工株事件については品田裁判長も無視しているが、この事件は、株取扱合意書との繋がりが非常に強いにも拘わらず、長谷川も品田も臭い物にはすぐに蓋をする。蓋を開ければ1000億円以上の隠匿利益金に繋がる事を知っていたからだ〗
〖鈴木の事件の裁判は、大きな裁判だけに多くの問題を孕んでいる。裁判自体に関して今まで関心がなかった人達からも注目を浴びている要因は、日本の民事訴訟においては、どんなに捏造した証拠でも採用されるという事だ。鈴木の裁判で代理人の長谷川弁護士が、捏造により創作した「質問と回答書」(乙59号証)を使ってA氏の信用失墜を図ったように、善良な人達にとっては非常に脅威となる制度上の問題が露見している〗
〖「質問と回答書」(乙59号証)での鈴木と長谷川元弁護士との問答は、あらかじめ長谷川が用意した台本をなぞり乍ら作成したものだろう。乙59号証には平成10年9月の決算時期には天野氏が西に依頼してA氏に協力してもらい、平成11月9月の決算期は西がA氏に依頼して協力してもらったという重要な事実が書かれていない。平成10年には鈴木が親和銀行事件で拘留中だったので仕方がない事だが、平成11年9月には鈴木が保釈されていたにも拘らず、代理権も与えていない西に15億円の現金を持たせて借入金の返済をしているという事は極めて不自然で有り得ない。長谷川元弁護士の言葉を借りて言えば「経験則上、倫理則上」考えられない事だ。こんな重要な事なのに鈴木本人が行かなかったということに作為があったと考えられる。このように法廷を冒涜したような嘘と捏造ばかりの陳述書を平気で提出する鈴木と長谷川元弁護士には非常識以上に悪意があったことの証となる〗(関係者より)
〖平成14年6月27日にA氏と、鈴木、西の3者で鈴木の債務確認をして借用書を差し入れた事を鈴木は全面的に否認している。15億円の借用書に確定日付印がある事を知りながら嘘をついている。鈴木は一つの事を認めると今までの全ての主張の辻褄が合わなくなるために強引に嘘をつき続けるしかないのだと思う〗
〖鈴木の裁判の弁護を引き受けた長谷川弁護士は、裁判の争点になる「合意書」に基づく株取引に関する事案は、どうしても無かった事にして置かなければならないと考えた筈だ。敗訴した場合でも原告側に支払う賠償金を如何に最小限に食い止めるかを念頭に置いていて裁判に対する対策を練ったと思う。品田裁判長の「合意書」を否定する判決文のほとんどが、長谷川が事前に提出した準備書面からの引用と考えられる〗(以下次号)