〖西と鈴木には多くの密約があった。目立った件では合意書破棄に始まり、志村化工株事件や香港事件もあったが、その他でも鈴木はA氏に内緒にすることで配当を餌に西を操っていたが、結局は密約が果たされることが無かった。西が鈴木から受け取る事になっていた配当金全額(約130億円)は西の生前にA氏に譲渡されているが、西と鈴木は合意書に違反している為に配当金を受け取る権利は消滅している。株から上がった純利益は全てA氏が受け取るものなのだ。西と鈴木はそういう基本的な約定も無視している自分勝手な最悪の裏切り者なのだ。こんな分かり易いことを品田は何故気づかなかったのか、おかし過ぎる〗
〖鈴木は和解協議が終了した時点で紀井氏に電話を入れ「100億円以内で済んだ」と安堵の電話を入れている。その後の鈴木の言動は「和解書」で取り決めた50億円と2年以内の20億円の支払いを履行する為に尽力していた事は、A氏宛てに送られてきた手紙の文面からも窺えたが、途中から手のひらを返すように、一方的に「和解書」撤回を突き付けてきた背景には、青田光市と平林弁護士による教唆扇動があったものと推測される。「和解書」の撤回についても「強迫」「心裡留保」を用いるところが弁護士らしい発想だ〗
〖ドバイのファンドマネージャーだった霜見誠(故人)が夫妻で帰国している間にクライアントとのトラブルで夫妻共々殺されてしまった。霜見もハイリスクハイリターンの投資を扱っていてクライアントとのトラブルが多かったらしい。殺される前も他のクライアントと裁判沙汰になっていてスイスのプライベートバンクの件で検察庁から事情聴取を受けるために出頭する数日前だった様だ。ところがこのスイスのプライベートバンクには鈴木も口座を持っていた。鈴木は、スイスの隣国のリヒテンシュタインにJOFというファンドを組成していて霜見に運用させていた時期があった。金融庁はこの銀行の残高を照会したが数日前に誰かが全額引き出した後だったらしい。金額は約20億円だったという。霜見夫妻殺害事件の裏にも鈴木の影があったと言われている〗
〖この鈴木の裁判が注目を浴びている要因の一つに弁護士に関する問題が孕んでいた。当然、どんな極悪非道な犯罪者でも弁護士を雇える。金がなくても国選弁護士を付ける事ができる。犯罪者の人権を重んじる民主主義国家のなせる技だろう。鈴木の裁判においての問題は高額な報酬の裏取引を帯びた、過度な弁護手法にあり、司法制度にも繋がる問題として波紋を呼んでいる。現在の民事訴訟においては、どんなに捏造された出鱈目なものでも証拠として採用されるという、不正直者にとっては願ったり叶ったりだ。これでは正直者は不利になり勝つ事が難しくなる〗
〖この裁判で一番の上司は高裁の野山裁判長という事になるが、誤字脱字の修正という国語の教師の様なことしかしていない。1審の品田裁判長がそんなに完璧な判決を下したという事なのか。そうであるなら裁判所には真面な裁判官がいないという事になる。この裁判は公の前で国民の審判を受けるべきだと思う〗
〖民事訴訟においての偽証罪ほど、曖昧でザル法はないだろう。偽証罪の成立には「宣誓を行なっている事」という前提条件が付くので、裏を返せば宣誓を行なっていない弁護士等は嘘のつき放題ではないか。元々裁判の当事者は自分が勝ちたいが為に嘘をつく可能性を秘めているので偽証罪が適用されない事になっているらしい。そうであるならば何故、品田裁判長は鈴木の主張を採用したのか。原告側の証拠を検証すれば鈴木の主張が嘘である事が明白になっていただろう。鈴木は長谷川弁護士から知恵を受け、偽証罪には問われない事を認知していたはずだ〗
〖鈴木は、最初に西から紹介されてA氏に会った時からA氏の人柄を観察していて、大きな器量と男気の持主だという事を感じていたと思う。鈴木は自分が邪心を持っている事を見抜かれない様に常に西を介して会っていた。A氏の前では嘘がつけなかったのだと思う。西が可愛がれている事を察して西の弱点をフルに利用した。普通ならばそんな人を欺こうとは考えないが、それが鈴木の質の悪さだったのだ。A氏は紹介者の西を信用していたのだと思う。西が裏切るとは考えていなかったと思う〗
〖鈴木ほど金に汚い奴は滅多にいない。いや、10人前後の不審死を加味すれば、世界で唯一無二の存在かも知れない。最初から騙し取る目的で金を借り、株取引で得た利益も独占し、税金もビタ一文払いたくないが為に海外のタックスヘイブンに隠匿する徹底ぶりだ。事あるごとに「男気」を口にしていたという鈴木は根っからの忘恥者だが、家族も同様だと言われている〗(関係者より)
〖品田裁判長は世間の事情に疎い。清濁併せ飲めとまでは言わないが、自分が担当する事件の業界の慣習ぐらいは事前に勉強しておくべきだと思う。表向きの事しか知らないようでは原告と被告の心情が理解できない。特に、証券業界や貴金属宝石業界は「生き馬の目を抜く」と言われていて、株の相場や、金の相場に神経を遣い、毎日の為替相場にも目を光らせなければならない。顧客は金の亡者で胡散臭い人間も多いし、裏も表もある人種が多い。勉学だけが優秀な人間には理解し難い世界だと思う。全く知識のない裁判官は今回の裁判の様に頓珍漢な理屈を並べて恥を晒し、自分が恥を晒すだけではなく誤審を繰り返してしまう。被害者の立場で見れば加害者と裁判官が手を組んでいるのではないかと疑ってしまう結果になる。宝石業界に税務調査にいく税務官は偽物と本物の見分けが出来るくらいの勉強はしている。裁判官は上から目線の人間が多く、自惚れが強いため却って失敗を犯してしまうのだと思う。とにかくこの裁判は酷すぎる〗(以下次号)