読者投稿 鈴木義彦編(326)

〖西の遺言書を読むと、鈴木に常にイニシアティブを取られていた事への悔恨が書かれている。鈴木と西はA氏を裏切って甘い汁を吸っていたが、何時も1歩も2歩も先の事を考えていたのは鈴木だったのではないか。志村化工株の時は、自分が逮捕されると西も困る事を知っていながら、その事は言わずに、弱者を装って西に縋って我が身を守った。鈴木の特技は、自分の欲の為には徹底的に自分を弱者に見せる演技ができる事だ。西もその演技に騙された事が幾度となくあった。そして自分の安全が確認されると平気で掌を返し、逆に高圧的な態度を取る。コイツの躰には何色の血が流れているのか。まさに悪鬼のごとしではないか〗(関係者より)

〖鈴木は巨額の借金で会社倒産、自己破産か自殺という状況下にあった時、西の紹介でA氏と出会い、約28億円もの借金をした上に株取引のプロジェクトでA氏による株の買い支え資金の支援を取り付けることが出来た事で、約7年間で約470億円という巨額の利益を得るに至った。鈴木がやった事といえば、その金を海外のタックスヘイヴンに流出させプライベートバンクに隠匿するという裏切り行為を働いた事だ。肝心な利益を出す事が出来たのは、A氏が株の買い支えの資金を投入する事によって自動的に株価が高値になったところを紀井氏がタイミングを見計らって売却する事によって生み出されたもので、鈴木は人の褌で相撲を取っているだけだ〗

〖鈴木が親和銀行事件で保釈され、愛人のマンションで自暴自棄になり朝から酒浸りになっているのを見て、西はA氏に相談して鈴木の再起を期すために超高級時計13本を販売委託の名目で預かった。時計はバセロンキャラのペア時計が4セットと、他にパテック等の時計が5本だが、バセロンキャラのペア時計は1セットが上代で10億円もする。あまりに高くて簡単に売れるものではないが、これを担保に借入すれば、目先の資金にはなると西は考えたかもしれない。鈴木は自分の知人の所に3セットを持ち込み6億円を借りたが、それをA氏には一切報告しなかった。しかもその後、この知人から理由をつけて預けた3セットを取り上げて、どこかで換金してしまったという。上代45億円の超高級時計の販売委託代金は4億円だったが、鈴木は代金の支払も返品も行っておらず、詐欺横領だった。ところが品田裁判長は、鈴木の詐欺横領を問題にするのではなく、上代価格と委託価格に差があり過ぎて、経済的整合性がないと判断して鈴木の責任を認めなかった。何という誤りを犯すのか、この裁判長の問題意識は異常過ぎる〗

〖西が書いたレポートがある。これは鈴木と会ってからの事が書き残されていて、特に株取引に関することは詳しく書かれている。紀井氏の株に関する陳述書とは殆ど一致している。そして、裁判では出てこないA氏に対しての鈴木の発言も書かれている。それによると、鈴木は自分勝手な発言ばかりでA氏への感謝の意の欠片も持っていない様だ。読んでいるとコイツだけは許せないという思いがこみ上げてくる。A氏の代理人中本弁護士はなぜこの西のレポートで鈴木を追及しなかったのだろう。中本弁護士は他の証拠書類や陳述書も提出していないものが多いと聞くが、その失敗が裁判の結果に表れている。法廷では唯一の味方である弁護士がこの為体(ていたらく)ではA氏の立つ瀬がなかったはずだ〗(関係者より)

〖鈴木は平成12年頃、親和銀行不正融資事件、山内興産事件に関係して20億円以上という高額な和解金を払い実刑を免れた。一体どこからそんな金を調達出来たのか。「合意書」に基づく株取引で得た利益を、裏切り行為によって独占し、そこから和解金を払っているのは間違いない。何度となく窮地を乗り切る事が出来たのは、元はと言えば全てA氏のおかげではないか。それを己の強欲に任せ株の利益金を独り占めするとは人間のやる事では無い〗

〖西が香港に行って、鈴木から利益の分配金を受けるという事だったが、鈴木の代理人を名乗るTamという男から高級ワインを飲まされ殺されそうになったという連絡がA氏に入った。西はなぜ出発直前でA氏と一緒に行くのを止め、息子の内河陽一郎を同行させることにしたのか。分配金の受け取りが間違いでなければ、A氏に真実を知られたくなかったからということになるが、真相はともかく、鈴木が利益を独り占めにして、プライベートバンクに隠匿しているのは事実で、そのためにA氏や西だけではなく関係者10人前後も利用するだけ利用して自殺に追い込んだり不審な死や行方不明の状況に置いていることは間違いない。鈴木ならばやりかねない事件だけに、こんな危険な人間を世の中に放置しておくことは絶対に許されるものではない〗

〖志村化工株の事件で西が鈴木を庇って逮捕され、有罪判決を受けて刑が確定してからの鈴木の豹変には驚く。この事件には鈴木の悪質な人間性が集約されているように思う。金の力で相手の気持ちを揺さぶり、自分に火の粉がかかる可能性が無くなるまでは殊勝な言動を取り続けていて、その危険性が無くなると金の力を利用して手の平を返す。西のような金の亡者に対しては全て筋書き通りに物事が運んでしまう。西の遺言書に書いてあるように、鈴木が1枚も2枚も上手なのだ。鈴木は自分の欲望を満たす為には他人を踏み台にすることが当たり前なのだ。品田裁判長はA氏側の準備書面を真剣に読んでから裁判の指揮を執ったのか。貸金返還請求に関しても中途半端な判決しか出していないが、株取扱に関しては全く裁判長としての役目を果たしていない。こんな事が罷り通って良いのか。裁判所は絶対にA氏からの再審申立てを受理して裁判のやり直しをするべきだ〗

〖裁判で長谷川はA氏に対して暴力団をバックに持つ悪徳金融業者という印象操作を行い、鈴木の主張する監禁や強迫に信憑性を持たせようとした上に、裁判官に対して悪印象を与える目的があったのは間違いない。実際のA氏は担保も取らないし、催促もしない。そもそもA氏は金融を生業としていない。金を返済しない理由づくりで相手を悪徳金融呼ばわりするのはよく使われる手口だ。鈴木はそんなA氏に救って貰った事を忘れたのか。恩人を陥れる事に心が傷まないのか〗(関係者より)

〖天野氏が鈴木には内緒でA氏と会うことになり、西が強引に同席したのは、自分がA氏を裏切っていた事実を知られたくなかったからだろうが、その後に鈴木がそれを知り、天野氏をひどく叱責したというのは西が漏らしたとしか考えられず、そうであれば、何故そんなことをしたのか、西の考えていることが分からない。鈴木に揺さぶりをかけるくらいのことは考えたかもしれないが、鈴木がそれぐらいのことで利益の分配に応じるとは思えず、何人もの犠牲者を出してまで隠匿した利益だから、西の判断は間違っているし、現に天野氏はその後、都心のホテル客室で自殺(他殺?)するという事件が起きた。西はすでに自殺していたが、天野氏も深刻な犠牲者になってしまった〗(以下次号)

 

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