〖今回の鈴木の裁判の判決結果を受け、多くの関係者や読者が裁判自体に大きな疑念を抱いている。東京地裁の判決が出る直前に長谷川弁護士が「絶対に負けない」と法廷で大声で叫んだらしいが、その裏には何らかの根拠があったのか。こんな不当裁判が罷り通る様では日本の司法は間違いなく世界から信用されない〗
〖裁判では、原告と被告が相反する主張をするのは当然の事だが、それを検証して正しく裁くために裁判官は存在している。あまりに多すぎる主張の変転や虚偽証言ばかり繰り返す鈴木に、裁判官は「疑問」を持たなかったはずはない。鈴木の本性に裁判官をも騙す悪意があることを見抜けなかったはずはない。3年にもわたった審理では結末が和解になることはあったとしても、A氏が敗訴してしまった理由が全く分からないままだ〗
〖西と鈴木が知り合ったのは1995年(平成7年)だった。この頃既に鈴木は高利の金を借りてやり繰りし、10日で1割以上の金利でも借りられずに困窮する状況にあった。西は東京オークションハウスのオーナーとしてA氏に支援を受けながら事業を展開していた。西は鈴木に協力して株式投資での一発逆転を狙って原資つくりに頭を悩ましていた。その1つが鈴木の親和銀行事件の仕掛けと関与だった。西は以前から知り合いだったヤメ検で有名な田中森一弁護士(故人)を鈴木に紹介し、田中弁護士は親和銀行の顧問弁護士に就任することで内部から鈴木を援護した。鈴木は他にも右翼や反社の人間を使い、それに青田には頭取へのハニートラップを仕掛けさせ100億円以上の不正融資をさせた。この金をほぼ独り占めしている〗(関係者より)
〖鈴木と長谷川弁護士の多くの虚偽主張が何の証拠も無く採用された事がこの裁判に対する大きな不信感を生み出している。裁判の原則は証拠主義であるはずなのに原告側の多くの証拠は一切排除されている。これは明らかに品田裁判長の故意によるもので、当然、責任が問われるだろう。裁判長の横暴による権力犯罪と言っても過言ではない〗
〖この事件は、人間の強欲さが如実に現れ、それが原因となり大きな事件に発展した。人間としての理性や信義よりも欲が前面に出てしまうという鈴木の性悪な本質が巻き起こした事件だ。A氏、西、鈴木の3人で交わした約束、特に合意書はA氏が2人を信頼して託した契約であった。西と鈴木さえ約束通りに行動すれば何の問題も起きなかったのに、信用を裏切り約束を破った鈴木の言動で10人ほどの人間が死に追いやられた。史上最悪の人間として歴史に残ることになる〗
〖鈴木は、親和銀行事件に警察の手が入ることを覚悟して、逮捕され実刑を受けた時の準備を始めたのではないかと思う。西も自分達だけではどうすることも出来ないと悟って鈴木をA氏に紹介し、鈴木名義でA氏から融資を受けられるように画策したのではないだろうか。あくまで私見だが、この事件を読んでいると西がA氏に鈴木を紹介した時には2人の計画が始まっていたような気がする。西の鈴木へのフォーローがかなり強かったと思われる。そうでなければ約8カ月という短期間に約28億円という融資が発生することが不自然すぎる。そして第2幕が、鈴木が保釈されて後の、宝林株購入に始まる株取扱合意書作成であったのではないだろうか。西も手紙形式の遺書に悔恨の念を書いているが、自分の悪事の肝心な部分は墓場に持って行ったのだと思う。その結果が鈴木を助けることになってしまった〗
〖今回の裁判における鈴木の証言や陳述が全て嘘だという事が多くの証拠から解明されている。しかし品田裁判長は何故かその真実に目を向ける事無く鈴木側の主張を採用し判決を下すという愚かな判断をしてしまった。この不当裁判を黙って見過ごす訳にはいかない。インターネットを通じて多くの人々に知らしめ、この裁判をキッカケに裁判所の在り方をも考えるべきだ。この裁判は再審しなければ永久に決着は着かない〗
〖長谷川弁護士は原告への誹謗中傷、原告代理人への恫喝、また、服装などを始め法廷で弁護士とは思えないようなマナー違反をしている。そして、弁護士規定には「有利な結果を保証してはいけない」という項目があるというが、結審の日に「この裁判は絶対に負けない」と言った事は規定に違反しているのではないか。恫喝も当然に規定違反の筈だ。その時にA氏の代理人が申し立てていれば、仮に却下されたとしても裁判官の印象も違っていたのではないかと思う〗
〖鈴木は本当に狡猾な人間だ。親和銀行事件で有罪判決を受ける事によって社会的信用を失い、代表取締役を辞任しなければならなくなった事態にめげることなく、まるで予定の行動のように180度変身して創業者の権力を駆使してFRを陰から操った。鈴木は、表向きFRの株を扱う事は不可能だったが、宝林株の受け皿とする為にオフショア地域に購入したペーパーカンパニーの名義を利用してFRのユーロ-債発行、第三者割当増資を行う事で約40億円という利益を獲得したのだった。この株取引の原資もA氏を裏切って隠匿している宝林株売買での利益金を横領したものなのだ。この証拠は紀井氏の提出した陳述書や確認書の中に書かれている。これを無視した品田裁判長の責任は限りなく重いものだ〗(関係者より)(以下次号)