〖品田裁判長をはじめとする1審の裁判官は、高額な輸入時計や高価な宝石類についてと、株式投資についての知識は全く無かったと思う。宝石貴金属や株の場合は、そのものの価格や価値についてはその道の専門家しかわからない部分があるかも知れない。しかし、業界の慣習や取引方法については知っておかないと裁判で公平な判決を下すことは出来ないと思う。例えば高額な輸入時計やピンクダイヤのように世界でも稀な商品の取り扱いは業界特有のものがある。需要と供給のバランスが崩れると想像できない事が起こる。また、株式投資も大きな相場に参入して株価を動かすには莫大な資金が必要で、利益を得るには情報と即断が一番大事だと言われている。これらの事を「知ったかぶり」をして自分の感覚だけで判断すると大きな恥をかくことになり莫大な損失に繋がる。場合によっては自分が恥をかくだけでなく人の人生を左右する大きな責任を負う事になる。品田裁判長の判決がまさにそれで、こんな誤った判決を下して、品田は笑い者、非難の対象として歴史に残るに違いない〗
〖この裁判に関わった6人の裁判官、いや途中で異動になっているのを含めれば8人の裁判官が担当していたことになる。彼らの誰一人として鈴木の主張や証言の矛盾点や明らかな偽証に疑問を持たなかったというのだろうか。合意書に基づく株取引がなかったと判断して宙に浮いた格好の15億円と10億円の合計25億円を返済金としてしまった。この時点でまず何より25億円の出所に注目するべきであろう。その点を有耶無耶にしたようにあらゆる疑問点の検証をしようともせず、一つの流れに従い判決を下してしまった。何のために複数の裁判官が担当するのか。裁判長に右へ倣えでは、裁判官は一人で済むはずだ〗
〖A氏は絶対に嘘をつかない。今回の事件でも鈴木に対して嘘をついたことは無く、一旦支援を約束したからには自分の手持ちの資金が足りない時でも知人に頼んで間に合わせた。A氏は他人から資金を調達することは無かったが、株売買の場合には鈴木に頼まれた西からの依頼に応えて急場を凌ぐためにそういう事も何回もあった様だ。そんなA氏の性格を知って、鈴木と西は無理放題の依頼をしていたようだ。この2人は他人の物と自分の物の区別のつかない最低の輩なのだ〗(関係者より)
〖長谷川は和解書を作成した協議の場で、強迫があったと主張したが、証拠もないのに何故裁判官は認めてしまったのか。逆に「強迫などなかった」ことを証明する鈴木の手紙や録音記録などの証拠がしっかりと存在しているではないか。また、A氏の後ろに反社会的勢力が付いていると、西から聞いたという主張も証明のしようがないではないか。全く理解不能である。100%鈴木が勝つ要素などどこにもないのに、この裁判では何故裁判官は「和解」を勧めなかったのだろう。それをA氏が受けるかどうかは別問題としても、最低限、A氏側の主張を認めていればそれも一つの選択肢だったはずだ〗
〖西が平成10年12月末に、保釈されたばかりの鈴木を助けたいと言って、超高級時計ヴァセロン・キャラを4セット(上代40億円)と男性高級時計パティック等5本(合計上代約5億円)合計約45億円の商品を販売委託として鈴木の代理で約定書にサインして持ち出したが、年末の時期に保釈されたばかりの鈴木に取っても西に取ってもが資金繰りが必要だったのだと思う。それを証拠に後日、西は「鈴木の保釈後の愛人(サラ)の手許には3000万円の現金があって驚いた」と言っている。鈴木にはこの時期に高額な商品を借り出す理由は無かったと思われる。この2人は負けず劣らずの性格をしているが、長い間A氏に世話になっていながら、平気でA氏を裏切っている西の方が横着すぎるようにも見える〗
〖平成の大誤判と名付けたいほどの司法の失態となったこの事件ですが、ここまで世界の目に晒されるようになった今、何故こんな事が起こったのか詳しく知りたい為に、おそらく何度か記事を読み込む読者も多いと思う。中にはこの判決を悪用して鈴木のような戦法で臨めば裁判は勝てるのかとほくそ笑む詐欺師が出て来る可能性はある。物事はいくつもの目線で見ると何でも毒にも薬にもなるということだ。そして鈴木が逃げ続ける限り、悪例を利用した犯罪は確実に増えるのを心配する〗
〖裁判が始まった平成27年7月8日以降、鈴木の証言は二転三転していたことが多く、平林弁護士は鈴木の証言が支離滅裂で辻褄合わせをすることで四苦八苦しながら自分自身も訳の分からない事を口走る状態が多かったと思う。それでも品田裁判長は被告側の主張を支持し続けた。鈴木の失言が多い事を長谷川弁護士は承知していた。長谷川弁護士は胸に秘策を持ちながら挽回する機会を窺っていたのではないか。そして、おそらく平成29年7月頃に原案が出来上がり、鈴木と入念な打ち合わせと口裏合わせを重ねて、作り上げたのが「質問と回答書」(乙59号証)の陳述書だと思う。この陳述書は捏造と虚偽が満載されていて、あまりにも行き過ぎたA氏への誹謗中傷や名誉棄損に当たる部分が多く、事件のポイントは鋭く捉え、鈴木が不利になるような失言を西の自殺と天野氏の死を利用して正当化したのであった。無理やりA氏の主張を打ち消すため、有り得ない表現をしている部分があり、不自然さが際立つが、結果としてA氏側の代理人が強く反論しなかったために、結果として鈴木にとっては効果がある陳述書になってしまった。しかし再審が行われた場合は逆に、この乙59号証がA氏の正当性が認められる証拠になるはずだ〗
〖鈴木義彦の蛮行を知って、人として自ら率先して大恩人を苦しめる行為が出来る事自体信じられない。ましてやその大恩人が信用している西を悪事に誘い込み利用してしまうなんて常識では考えられない事です。たとえ莫大な利益金を目の前にしたからと言って、ここまで計画的に実行出来る人間はいない。それが今に至る20年以上も続いている。若気の至りで暴れた人間も歳を重ねれば人から受けた恩の有難さを実感し、感謝する事の方が多くなるのではないでしょうか。そして自分の受けた恩を同じように別の人に返していくというのも一つの恩返しだと思う。しかし残念ながら鈴木にはそんな人間らしさが微塵も備わっていない。鈴木の場合はA氏から受けた恩とA氏を裏切った罪が大きすぎるから、A氏本人に謝罪と恩返しをしない限りこの問題が収まる事は決してない〗
〖鈴木の悪略は緻密に計算されたものだったと思う。①自分は出来る限りA氏と接触しない様にして西を利用した。②借り入れ時にはFRの約束手形を担保に入れることでA氏を安心させた。③約束手形の期日前に返済すると約束し、銀行から手形の取り立てをしない様に約束させた。③借用書、念書を使って目先を変えた。④多額の現金は、西に持参させて後日に会ったりし、お礼の言葉や、確認が必要な事項は電話で済ませるようにしていた。鈴木は、自分の悪略を実行すれば必ず裁判沙汰になると考え、そこまで想定に入れていた。特に②については、すぐに自分の約束を不履行している。鈴木は、途中で支払った15憶円と10億円の計25億円を狡猾に使って、貸金返還請求訴訟と株取扱合意書、和解書を巧妙に絡ませ、裁判官の眼を晦ませた。鈴木にとっては25億円の現金は、自分を正当化する嘘の為の道具として想定範囲内の金額だったのではないか。いや、想定していた金額より少額だったと思う。この様に考えると、鈴木という人間は心底悪党である事が解る。私的な考えだが、殺しても飽き足らない思いがする。再審をすればA氏の勝訴で終わる事は間違いないが、鈴木の命は残る。コイツは、生きている価値が本当にあるのかとさえ思う。しでかしたことの償いは正当にさせなくてはならない。そして、今までの家族のA氏に対する対応を考えると、家族もその苦しみと悲しみを味わうべきだ〗 (関係者より) (以下次号)