読者投稿 鈴木義彦編(255)

〖裁判で控訴しても殆どが一審の判決は覆らない。まして再審となれば「非常救済手続き」と裁判所は言うものの実際には再審請求を受け付けたくないのが本音だ。特に刑事事件では日本の再審制度は「開かずの扉」とも言われるが、今回の鈴木の事件を通じて見えて来たのは、荒廃した裁判所の隠れた事情と大きく関係していると思う。裁判官が事件の数をこなす事を目的としていれば誤審、誤判がかなりの数に上ると思われ、それを隠蔽する意味でも権力を行使して臭い物には蓋をするような体制が当たり前になっているように感じる。これは非常に見過ごし難い大問題であり、即刻改革を断行すべきだ〗

〖裁判官は、超高級腕時計の委託価格について「経済的に不整合」と言ったが、貴重な宝石や高級時計の価値を知らない人間が、専門家同士が決めた価格を「不整合」と断定できるものではない。おこがましいにも程がある。そして間違った発言をもっともらしく判決文に記載するとは、後世に恥を晒すことになるのは間違いなく、その汚点は未来永劫にわたって消えることは無い。A氏が委託販売した超高級時計の代金4億円と、ピンクダイヤと絵画の代金3億4000万円を認めなかった事は誤審で済まされることではない。裁判官も金銭感覚が麻痺したのではないか〗

〖鈴木にとって長谷川元弁護士は、親和銀行事件でもその手腕を発揮したように、弁護士として絶大な信頼を寄せていた人物なのだと思います。和解協議のあとに、鈴木がA氏の前に現れないようにする理由として代理人を立てたが、その時は平林弁護士と青田光市でした。しかし平林は鈴木が50億円を支払うことで、A氏と和解することができなかった。また鈴木の債務金額や宝林株の取得代金を誰が出したかについて弁明が三転も四転もしていたようですが、そのため貸金請求返還事件として正式に訴えられた時点で、平林を見限り長谷川にも委任を余儀なくされたと考えたのでしょう。長谷川への委任は鈴木にとっては大成功だったように見えるが、長谷川は弁護士以前に鈴木同様に人として悪質すぎる。その悪人が考える裁判戦術がまともなはずはない。まして負ける筈だった裁判なのです。この裁判の結果を含めて登場人物にマスコミが注目しないはずがありません。今から思えば、鈴木にとっては長谷川弁護士が担当して勝訴したことで、余計に泥沼にはまり込み今後は命取りになる可能性すらあるようにも思う。何事も程度問題と言われるが、鈴木の底知れない強欲から鈴木が選んだことで自業自得だ〗

〖鈴木が、和解書と口頭で約束した支払いは西の分も合わせて70億円、貸金返還請求分が約25億円、合計約95億円だが、結局A氏に支払ったのは25億円だけだった。それも、債務の返済金と手切れ金と名目を言い換えている。裁判官は全額を債務の返済金として処理したが、そうであれば鈴木が主張した嘘を何故追及しなかったのだ。A氏が返還請求をした金額は約25億円だ。借入であろうと販売委託代金であろうと未払い分は鈴木の債務である。全て、中途半端で矛盾だらけの判決になっている事に品田裁判長は疑心暗鬼にならなかったのか。これは、控訴審の裁判官達にも問いただすべき事項だ〗

〖鈴木は、一生かけて恩返しをしなければならない程の巨額な資金をA氏に助けられた。鈴木が関与した志村化工株の株価操作事件で西が逮捕された時には、鈴木は親和銀行事件で執行猶予期間中であり、全ての罪を西が被り全面的に庇ってもらった。もし、西が事実を告白していたなら鈴木は執行猶予期間中だから服役して裁判を受けることになり、どれだけの量刑になっていたか分からない。ましてその後の人生が今とは全く違っていたのは間違いない。鈴木は様々なタイミングであらゆる人達に助けてもらって生き延びている。その事を考えた事があるのだろうか。恐らく自分が逃げられたことだけしか頭に無かったに違いない。何十年も生きて来た大の大人が、受けた恩を返すということも忘れ、まして人から言われてする事ではない〗

〖「質問と回答書」(乙59号証)の内容は許しがたい嘘ばかりだが、その中でも最も許せないのは、西から聞いた話として「A 氏の背景には反社会的勢力が控えており、逆らえば命にかかわる」と述べ、「A 氏は、反社会的組織の資金をバックに金融業を営んでいる。トップとも懇意にしている」と述べて裁判官の心証を著しく悪くし、さらにA氏の名誉を棄損して誹謗中傷の限りを尽くしていることだ。こんな酷い嘘が法廷で罷り通って良いものなのか。民事裁判というのは被告や弁護士に偽証罪が適用されないと聞いているが、言いたい放題の嘘を言っても許されるものなのか。この様な悪人たちの言動は裁判を冒涜したことになるはずだ。要するに裁判を馬鹿にし舐めているという事だ。それでも裁判所は何も言えないのか〗

〖鈴木が平成11年からの7年間に株取引で約500億円の利益を上げ、海外のプライベートバンクに隠匿した事実には何人もの証人がいる。そして今では1000億円以上にも増え続けている事は、鈴木の仕事の関係者が承知している。裁判で合意書について「分配対象利益の内容及び範囲はあまりにも無限定」と言って合意書を無効とした判断を裁判官は正しかったとどうして言えるのか。この裁判で鈴木に敗訴の判決を下さなかったが為に、いまだに鈴木は悪行を制裁されずに生きている。これでは日本は無法地帯と同じではないか〗

〖鈴木は、A氏側から反論されても、西の自殺と天野氏の死を利用して「聞いていない」「言っていない」「天野から聞いた」という言葉を繰り返して自分の立場が有利になるように工作した。まさか裁判官も全てを信用したわけではないだろうが、A氏への心証には少なからず影響しただろう。確かに西と天野氏の死が鈴木を有利にしてしまったが、鈴木と長谷川は、自分の欲と裁判に勝つためには、これほどの事を平気でする悪党なのだ。決して許されることではないし、許してはいけない〗

〖鈴木の悪事と裁判の流れについては、記事から十分に知る事が出来ました。そして多くの方々から寄せられている読者投稿を読んで裁判所の腐敗や弁護士たちのあるまじき行為、鈴木への批判や非難の多さにも驚かされました。この鈴木という人間は自分の行為を反省、謝罪するどころかますます増長して嘘と騙しと裏切りという人間として最も許し難い手段で人を苦しめて来た。署名した書類を否定し、払うと言った金額は払える状況にありながら実行せず、人の温情にすがる振りをして騙し裏切ってゆく。挙げればきりがないが、この投稿欄は正義感が強ければ強いほど、怒りがこみ上げてくる読者が続出しているはずです〗(以下次号)

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