読者投稿 鈴木義彦編(234)

〖裁判官と検事は交流が盛んだと聞く。そして裁判官が検事になり、検事が裁判官になる人事交流が頻繁に行われてきたらしい(裁判官が法務省で訟務検事や民法の改正作業に携わるという、民事や行政分野における人事交流。刑事分野での交流は平成24年に廃止された)。この事は、国会でも討論されているが、あまり我々の耳には届かない。マスコミも検察からの圧力に忖度して報道を控えている。裁く側と捜査する側が入れ替わったり、裁判所と法務省が近い関係を持ったりすることは、公正な裁判の在り方を歪めかねず、これが冤罪や誤審に繋がっているのではないだろうか。裁判所と検察庁が結託していて正義が守られていると言えるのか〗

〖鈴木のずる賢さからくる用心深さは相当なもので、自分の名前を前面に出さない事や、借金の際に書類を書かないように立ち居振舞うというのは当たり前にやっていた。そして、株取引で売りを任されていた紀井氏と、オフショアのペーパーカンパニーやプライベートバンクに詳しい茂庭氏を接触させないようにするなど、側近同士の接触はもちろん、側近の天野氏にはA氏との接触を禁じることさえしたという。自分の我欲を満たすためにA氏の信用を得ていた西を騙し、A氏を裏切らせることも平気でやるのは、鈴木の用心深さと用意周到さが詐欺師そのものだという証だ〗

〖訴訟を起こす場合は当然、裁判費用が必要だ。民事裁判の場合は敗訴した側が支払う事になっている場合が殆どだ。裁判費用は国庫に納入されるのだろうか。裁判官は立派な判決を書くよりも数をこなすことが出世の早道だと言われているが、そうだとしたら誤審と誤判が多くなるのは当然の事だ〗

〖今回の事件の裁判は、どう考えても余りにもA氏の主張や証拠を退け過ぎていると思えてならない。逆に鈴木の主張や証拠は採用されている。単純にこの図式が成り立っているとしか思えないが何故なのか。A氏側が提出したものは全てにおいて十分な証拠能力や裏付けがあると思うが、鈴木側のものは矛盾点が多く整合性がない。明らかに後付けの言い逃れであったり誹謗中傷であったり、聞くに堪えないものばかりである。そして、以前に関係者が判決文の一部を載せていたが、読んでも専門的な言い回しで誤魔化しており全く説得力に欠けるものだった。無理矢理に事実を捻じ曲げてわざと抽象的な表現を用い判決を書いた結果だと思う。事件の本質をないがしろにして真実を見ようともせず、数をこなす事に一生懸命な裁判官と裁判所の体質は悪質と言えるのではないか〗

〖裁判官は、訴状を熟読して事件の背景を把握する事が最初の仕事だ。この裁判は、訴状をよく読んで経緯を把握した時点で、半分以上が終わったようなものだ。勿論、先入観を持って人を裁いてはいけないが、鈴木の履歴を見れば先入観など持たなくても、予想通り、いや予想以上に過去の犯罪をなぞる様に同じ手口でA氏を騙し、裏切っている事が明らかだ。そして、その罪を逃れるようとする嘘も過去の手口を使っている。それを見抜けないようでは裁判官の資格はないと言い切れる。品田裁判長は優秀だという記事が他のサイトで書かれていたのを目にした事があるが、あれはその記者が皮肉で書いたものかもしれない〗

〖鈴木の強か(したたか)なところは、親和銀行事件で保釈中に、西が宝林株売買の情報を入手して調査し、ある程度手応えを掴んだと知った時点で、西がA氏へ協力を依頼する事、A氏が了承することを読んでいたような気がする。西はA氏に「鈴木が酒に溺れて自暴自棄になっている」という報告をしていたが、それは鈴木のポーズだったかもしれない。何故ならば、鈴木は逮捕直前にA氏と西の妻から借金した現金約1億円の半分ぐらいは愛人に預けていたらしい。保釈中の身には当座の資金に事欠かなかったと思う。毎日、愛人と酒を飲みながら次の悪事を模索していたのではないだろうか。そうでないと、宝林株800万株の取得が現実化すると、フュージョン社の町田と連携してのペーパーカンパニーの購入やその他の準備の手際が良すぎる。鈴木は保釈中の身で落ち込むような悪党ではない〗(関係者より)

〖鈴木は嘘だらけの「質問と回答書」(乙59号証)の中で、長谷川の「株取引の利益分配金ということについて、あなたはどう言いましたか」という原告とのやり取りに対する質問に「原告とは株の話をしたこともなく、株取引をしたこともないのではないかと反論しました」と鈴木は答えているが、全く信じられない。A氏から宝林株の取得資金3億円を出資してもらい、宝林株を買い取る事が出来た事実はどう説明するのか。その後の買支えをお願いする時も、鈴木は自分から「株式市場で、ここ3、4年で20億、30億という多額の授業料を払ってきた経緯があり、ノウハウを学んできました。株の実務は私と西会長でやります。宝林の株式を売り抜けて利益を出すためにはその時、その時の株価を維持しなければなりません。その為の資金がどうしても安定的に必要で、それを社長にお願いしたいのです」などと何度も繰り返し、原告に訴えたではないか。「これが成功しないと、西会長も私もA社長に返済ができません」とまで言って懇願したのは何だったのか。合意書も和解書も3人が株取引を行った事実以外にないではないか。本当に寝ぼけた事を言うのもいい加減にしろと言いたい。しかしこの判決勝訴という鈴木を巡る異常な事態がこのままでは済まされないことは明らかだ。再審でハッキリ白黒がつく筈だ〗

〖鈴木の友人の青田という悪党がいる。コイツも陰でコソコソしていて目障りな奴だが、A氏が相手にするような奴ではないと思う。金に尻尾を振って鈴木には腰巾着のようにつきまとい、チンピラを使って方々で悪さをしている。聞くところによるとタイでも詐欺を働いて裁判中らしいが、放っておいても余計な事をするだけで鈴木の弱点にしかならない奴だと思う。そのうち、ドジを踏んで鈴木の足を引っ張る事をしでかすのではないか。鈴木にとっては邪魔になればいつでも排除される人間だ〗

〖鈴木は西に代理権を授与した事実はないと証言しているが、それこそ有り得ない事だ。A氏と出会ってから逃亡するまでの約10年もの間に、A氏からの借金や株取引で一度も無かったという方が不自然だ。委任状などの書類が無くても西の言動が証明している。A氏の所に宝林株取引の利益金と言って15億円を西に持参させたのも、鈴木への貸付金40億円超を「今後の株取引の利益が大きくなるので」と言って25億円にしてくれるように頼んだのも、西に合意書を破棄させようとしたのも鈴木自身ではないか。ほかにも自分は電話で後日A氏と話すだけで西を矢面に立たせた事が何度もあって、それを後になって「代理人にした事実はない」などと言うのは無責任にも程がある。知らぬ、存ぜぬは通用しないはずだ。しかし、裁判官は「被告が西に対して包括的な代理権を授与した旨のA氏の主張事実を認めるに足りる証拠はない」と断じてしまった。西の証言が聞けない事はここでも悔やまれるが、裁判官は何故A氏にばかり証拠を求め、鈴木の証言はそのまま採用してしまったのか。あまりにも不可解で謎が多すぎる〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です