読者投稿 鈴木義彦編④(053)

〖鈴木の裁判は一審での判決を不服とした原告から控訴されたが、二審を担当した野山裁判長は裁判資料の誤字脱字の修正をする事で内容を精査したかのように見せかけ、まともに審理もせずに棄却判決を下した。この野山裁判長のように、特に定年を間近に控えた裁判官による手抜き裁判が横行しているようだ。裁判制度の三審制は絵に描いた餅で、全く機能していない。裁判官は定年まで無難にやり過ごすことしか考えていない。今や裁判所は税金泥棒の集団と化しているのではないか〗

〖鈴木と長谷川は、西の死後も利用して鈴木の嘘を正当化しようとした。死者を利用するのは社会的にも人道的にも許されない行為であり、長谷川と鈴木はそれでA氏を誹謗中傷した。鈴木はA氏を「ウソつき」とこきおろしたが、なんの根拠もない言い逃れでしかなかった。長谷川も鈴木の嘘を擁護して正当化し、西を悪用した。鈴木と長谷川は償い続けても、西は報われないだろう〗

〖鈴木は裁判で自身の言動を悉く翻してしまっているが、鈴木がA氏に送った手紙の一文が、鈴木の素直な気持ちが書かれた最後の手紙になってしまったようだ。変わってしまったのは、鈴木自身の卑怯な一面が出たのか、弁護士の入れ知恵なのかはわからないが、ここまで畏敬していた人間に対してその後の仕打ちはあまりに悪質である〗

〖現代の裁判所事情として、裁判官は証拠資料を全て読んで検証する時間的な余裕がないので、原告と被告の主張が真っ向から対立する場合、代理人に大手弁護士事務所の弁護団がつくと、「大手だから信用できるだろう」と、安易に彼らの主張や証拠資料に基づいた事実認定を進めてしまいやすいという。そして大手弁護士事務所側は、事務所のブランド力を高めるために毎年定年後の裁判官を一定数受け入れている。裁判を有利に進めるため、裁判官に定年後の”見返り”をちらつかせることもあるという。こういう事が日常的なら、裁判官が裏金を貰う事だって当然、有り得る話だ〗

〖品田幸男裁判長が下した誤った判決により、この事件は理解しにくい裁判になってしまった。争われた金額は莫大で、そのほとんどが返済されておらず、合意書や和解書を品田裁判長は認めず、証拠として採用されなかった。これらの書類はA氏が保管していたため、有力な証拠となるはずだった。これらの書類は「契約の自由の原則」に沿ったものであり、裁判官ですら干渉することは許されないはずだった〗

〖鈴木の裁判から改めて、日本の民事訴訟の杜撰な制度が浮き彫りになった。まず、宣誓した証人以外は偽証罪に問われないこと自体がおかしい。裁判の関係当事者は弁護士を含め全員に偽証罪を適応させて然るべきだろう。民事訴訟では刑事訴訟で認められていない伝聞証拠が採用されるが、そうであれば関係者全てを偽証罪の対象にしないと、証拠の捏造が横行する〗

〖鈴木は過去にも逮捕されたことがあるということだが、A氏との関係では刑事処罰はできないのだろうか。脱税等での立件も有り得そうである。鈴木のような悪人は速やかに経済市場からいなくなってもらわないと、A氏のような正直者が馬鹿を見る状態がいつまでも続いてしまう〗

〖和解協議後、代理人となった平林英昭弁護士は、A氏と初対面の場で「50億円で手を打ってくれませんか。それなら鈴木が直ぐに払うと言っているので」と提案したが、A氏が支援した株取引の資金は207億円に達していた。和解金は鈴木の提案により利益60億円を基準に決定されたが、利益は約470億円であることが紀井氏の証言で判明したため、この提案は到底受け入れられるものではなかった。断られた平林は態度を変え、早々に面談を終えた。平林は弁護士であるにもかかわらず、所詮は子供の使いであり、鈴木本人がいなければ解決不可能だった。しかし、裁判官たちがこの件について平林弁護士に質問しなかった事が全く解せない〗(以下次号)

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