〖鈴木は多額の借金を抱え、自身のFR社の資金繰りに窮していた頃から、倒産や自殺が頭をよぎっていたはずだ。そんな状態から脱する事が出来たのは西を通じて知り合ったA氏のお陰ではないか。会社の資金繰りを助けて貰い、「合意書」まで交わした株取引の利益金を独り占めするなど、鈴木にとっては救世主ともいえる恩人を裏切った万死に値する行為だ。鈴木の裏切り行為は人として到底許されるものではない〗
〖西は、自殺する前にA氏を始めとして十数人宛に手紙(遺書)を送っている。A氏への手紙には、謝罪と悔恨の言葉を書いている。西にとっては20年以上の間、世話になってきて恩返しも出来ずに裏切ったままこの世を去るのはとても辛く、苦しいものであったと想像できる。しかし、生前の西の言動には多く疑問が残る。西は長男の内河陽一郎と妻にも手紙を書いているらしいが、陽一郎はA氏宛の手紙を見せてもらいながら自分と義理の母親に書かれた手紙をA氏に見せていない。礼儀知らずの上、自分勝手な人間だ。その手紙の中には西の本音と鈴木との間の真実が書かれているのではないかと思う。西は、A氏から200億円以上の株の買支え資金を預かったが、詳細はA氏に報告していない。かなりの使途不明金がある。もし、その使途不明金の中から陽一郎と妻に渡している金額の内容が書かれていたとしたら2人は当然、その金員はA氏に返済しなければならない。妻の実家近くに建てた豪邸の土地建物も早く処分してA氏に返済するべきだ。陽一郎は、西と一緒に相当の遊興費を使っていた事が明らかになっているが、それについても返済責任がある。A氏に手紙を見せられない理由はそこにあると思われる。陽一郎も人の道を知らない人間だ。この男も厳しく追及されるべきだと思う〗(関係者より)
〖鈴木は宝林株だけでも実際には170億円に迫る利益を上げていたが、それでも尚A氏を騙し、買い支えのための資金を継続して出してもらっていた。利益金を使えば株価を維持できる状況にあるが、欲深い鈴木は詳細をA氏に報告せず、買い支え資金も利益も結局全部騙し取った。500億円にも上る利益を独り占めし、その強欲さに呆れるばかりだ。今からでもA氏に謝罪と返済を行わなければ、鈴木の追及はこれから益々エスカレートしていくだろう。鈴木は底無し沼にはまったも同然だ。この状況がいつまで続くかは、全ては鈴木次第である〗
〖裁判官は、自分の発言によって裁判がどのような方向に向かうのかという事を意識していると思う。品田裁判長の発想は、最初から被告勝訴の方向に向かっていた。しかし、原告代理人弁護士の積極的な働きかけがあれば、品田裁判長の判断を方向転換させることが出来たのではないかとも思う。この裁判を通じて弁護士の仕事ぶりによって裁判の行方が有利にも不利にもなることがよく解った〗
〖鈴木が悪事で行う卑劣な手段は尋常ではない。人の情に付け込む為に、土下座から泣き落としまで平気でやる筋金入りの詐欺師だ。親和銀行不正融資事件で鈴木は逮捕されたが、その逮捕でさえ同情を引く為に利用してA氏の元を訪れ土下座して泣きながら8000万円を無心している。また、鈴木は愛人に3000万円を預けていながら生活費として毎月50万円を西に届けさせている。ここまで卑劣な人間は見た事も聞いたこともない〗
〖鈴木は手紙で和解書を否定しながら、宝林株の取引や利益金の配当を認めている。しかし、具体的な金額や時期については言及していない。また、和解金のための海外口座の設立を求める一方で、矛盾した内容となっている。鈴木は裁判を予想しているが、逆に自らの墓穴を掘っている。このような虚偽を見抜いて追及できなければ、全く裁判官として役に立たない。品田に裁判官を続ける資格はない〗
〖裁判所は深刻な問題を抱えた被害者にとって救済の道を開く最後の砦であるはずが、今回の鈴木の裁判から見受けられるのは、裁判所、裁判官に対する不審や疑惑といった全く信用に値しない事ばかりではないか。品田と野山の地裁、高裁の両裁判長の裁判に取り組む姿勢や、問題の核心に対する判断力の欠如を目の当たりにすれば、誰もが裁判所に対して不信感を抱くのは当然であろう〗
〖裁判官は法律の専門家であり、法律に基づいて是か非かを判断しなければならない。その裁判官が法律を誤って解釈したら元も子もないではないか。品田裁判長は法律の専門家として「契約」についての民法上の基本原則を知らないのか。この鈴木の裁判で大きな争点である「合意書」契約について、その裏付けとなる原告側の証言や証拠を無視する姿勢からして、公平公正をモットーとする裁判官として、あるまじき行為ではないか〗(以下次号)