〖裁判所には判決にかかわらず裁判費用が入ってくる。支払方法は相談に乗ってくれるというが、被害者が敗訴した場合は、被害額が未回収になった上に訴訟費用の負担がバカにならない。勝訴する確信がない限り提訴が出来ない。今回の様に100%勝訴するはずの裁判が、裁判官の誤審誤判で敗訴した場合、A氏は精神的にも金銭的にも大きなダメージを負ってしまう。逆に加害者である鈴木は刑事裁判で言うと無実という事になる。そして、裁判官は誤審誤判を冒しても罰則がなく、日常は安泰なのだ。刑事裁判には裁判員裁判という制度があるが、審議内容が公にされることは無い。疑問が多い民事裁判にも国民に裁定判断を委ねる制度があっていいのではないか〗(関係者より)
〖弁護士は損得だけで割り切れるならば金銭的に裕福になれるだろう。公務員ではないため、同じ法律家であっても自由に活動できる。弁護士は人気商売だと言われる。依頼人の利益のために法律という両刃の剣を駆使して、依頼人からの信頼を勝ち取るために努力する。法曹界では顧問先の企業のランクで弁護士としての地位が決まっていくようだ。顧問先に一流企業が多くなると事務所も拡大できて、優秀な弁護士が集まるという。バックに大企業が付くようになると、検察庁や裁判所との人脈も築いて行ける。また、政治家との付き合いも増えてきて、清濁を併せ飲みながら、あらゆる問題の調整役としてフィクサーとしての役割も負う様になる。弁護士業界も権力争いがあって魑魅魍魎が蠢いているようだが、そこには正義は無く、政治権力と共存しているだけの事だ〗
〖西が逮捕される事になった志村化工株価操縦事件で東京地検特捜部が本命視していたのは他ならぬ鈴木であった。鈴木は西に土下座して関与の否定を嘆願し、西も株の利益金の為に取り調べで鈴木の名前を出す事はなかった。逮捕を免れた鈴木は、株の利益金の分配を強要する西に対して疎ましくなってきたのか、散々利用してきた西を排除しにかかった。この時から鈴木の頭の中には西の最終的な処置をどうするかが決まっていたのかもしれず、西の自殺を「勝手に死んでくれた」くらいにしか思っていないのではないか〗
〖鈴木は警視庁に逮捕される寸前でもA氏に詐欺を働いた。平成10年5月28日にA氏から8000万円を借りようとして持参してきた借用書に書かれた返済日が1週間後の6月3日になっていた。返せる訳がない返済期日を書くことをためらわず、土下座をして涙を流しながら懇願する鈴木は恐ろしい男だ。A氏は必死になって助けを乞う人間を思いやって貸したが、そういうA氏の気持ちが鈴木には全く分からずに全ての場面で裏切った。その場限りの人間でしかない鈴木のような裏切り者は正当に裁きを受けるべきだが、鈴木のことを殺しても飽き足らないと本音で思っている被害者は沢山いるはずだ〗
〖西が自らの死をもって鈴木に対して訴えた改悛の情は、鈴木の心にどこまで響いたのか。その後の鈴木の言動から反省の色は全く見えない。それどころか、逆に西の死を利用して裁判で弁護士の長谷川と共謀し、A氏の信用失墜に繋げようと、自殺した西が生前言っていた事として全てが嘘の「質問と回答書」(乙59号証)を捏造し提出したのである。それは、自分で自分の首を絞めるほど度が過ぎたあくどさだ〗
〖和解協議の模様が一部公開されていたが、鈴木の裏切りが発覚したにも関わらず、「合意書」契約の原点に戻る事を頑なに拒む鈴木には、株取引で得た470億円超の巨額な利益を独占したい欲望だけしか頭にないのだろう。A氏が出した買い支え資金のお陰で高値を付けた株を売り抜け利益を生んでいることが分からないはずがない。鈴木の金に対する剥き出しの欲望は自身でも抑えが効かないようだ〗
〖殺人事件の裁判で、人の命の尊さを第一に考えるからこそ被告人を強く罰しなければならないとされる。一方で、一般人同士が金銭の貸し借りや契約違反で争う民事訴訟は加害者を身体的に罰する為ではなく、当事者の言い分を踏まえて、借りた金の返済や契約不履行による損害賠償の支払を命じる裁判なのだ。被告の悪事が解明されても罪にはならない。この裁判の様に、同じ裁判で金銭の貸し借りは認められ、契約違反は認められない事が起こる。その原因は、返済金の出所が契約書(合意書)と深い関連があるにも拘らず、裁判官が金銭の動きだけを見て、辻褄合わせをしたからだ。これは、借入金を返済する為には契約書を無視して成し得ることが出来ない事情があるにも拘わらず、その内容を検証せず、裁判長が故意に訴訟の趣旨を歪曲した誤審誤判なのだ。絶対に再審で審議し直すべきだ〗
〖法曹界の堕落した実情は深刻だ。今回の鈴木の裁判を見ても分かる様に裁判官による証拠類の精査の跡は見えないどころか長谷川弁護士による虚偽の集大成とも言える「乙59号証」等の作文がまかり通る裁判の現状は一刻も早い抜本的改革が必要だ。最高裁裁判所調査官などを歴任した元エリート裁判官による衝撃的な告白本「絶望の裁判所」によれば、情実人事、思想統制、セクハラなど司法はここまで堕落している〗(以下次号)