読者投稿 鈴木義彦編(10)

〖紀井の証言の中に、事務所の中に1箱3億円入りの段ボール箱が20個あったと言っており、合計60億円の現金が置いてあったということだが、60億円以上になると海外に送金し、事務所についても国税の関係で短期間に4~5回も変えていた〗(関係者より)

〖鈴木と西が宝林株の取引を始めたのは、鈴木が親和銀行事件で逮捕起訴され保釈中の身であったから、鈴木は自由に活動することはほとんどできず、西が全て交渉したからこそ宝林株を取得できたはずだ。そうした身でありながら、鈴木が自ら宝林株の取得に動いた、と主張した点を裁判官は奇異に思わなかったのか。しかも、A氏を巻き込んで「合意書」を交わした後の株取引でも、鈴木は刑事被告人として検事や裁判官の眼を逃れるために西を前面に立て、紀井や茂庭に株の売りやペーパーカンパニーの管理をさせた。そうした事実に裁判官はまるで目を向けていない〗

〖鈴木に度の過ぎる嘘の入れ知恵をした平林と長谷川の両代理人は、どちらが罪深いのかを考えると、平林より長谷川の方が数倍は罪が深いと思う。乙59号証の虚偽のストーリーの構築は目に余るもので、平林は鈴木の弁護は初めてのようだが、長谷川は親和銀行事件の頃から何回もやっていて、礼金を裏でもらっているという話も出ているだけに当然だと思う。A氏のような金の貸し方は相手が知人友人に限られているとはいえ、周囲から誤解を受けるかも知れないが、多くの人が救われているのも事実で、何人もの債務者だった人たちがいつでも誰にでも真実の話はできるという。しかしそうしたA氏の人の好さに付け込んで嘘を重ねた鈴木と、鈴木の嘘を正当化しようとしてA氏を極端に誹謗中傷して嘘を増幅させた平林と長谷川は共謀関係にあると言える。しかも鈴木の金はA氏の金であり、一部西の取り分もあったが、西も違反しているので取り分は無いし、A氏に対して借金があるために債権譲渡しているので、全てがA氏とA氏の友人の金である。ただし、この資金はコロナ禍で今後どうなるのか分からない日本の国のためと、世界中の困っている子供たちのために大部分を使って欲しいと願っている〗(取材関係者より)

〖この裁判には多くの疑問が残る。裏取引でもあったんじゃないかという声が後を絶たない。と言うより、そういう意見の読者が圧倒的である。「地獄の沙汰も金次第」という諺があるが、品田裁判長、この世の裁きも金次第なのか〗(取材関係者より)

〖紀井は鈴木がスカウトして株の売りを任せた人間で、そもそも鈴木の人脈だから、杉原正芳弁護士は金融庁に提出する報告書に「紀井義弘からの借り入れ」と虚偽を書いた。鈴木は、宝林株の取得に当たって「杉原正芳弁護士とは一面識もない」と言っているが、そんなウソが通るはずはない。杉原が常任代理人に就いた外資系投資会社は全て鈴木が株取引と資金隠匿のために用意したペーパーカンパニーで、紀井の名前が大量保有報告書に出ているのは鈴木にとっては当然の関係にあったからではないのか? 杉原との接点について、鈴木は何の説明もしていないどころか、話したこともないし知らないとまで言っているが、確認すればすぐに分かることだが、鈴木という人間は金のためなら何人もの側近や何から何までやらせた西などの関係者が死んでも全く気にしない。こんな人間は世界中探してもいないと言われ始めた。長谷川と青田にも近いものがある〗

〖平成19年からA氏と青田、平林による本格的な交渉が始まった中で、天野が鈴木には内緒でA氏と会い、多くの真実の証言をした事実が鈴木に発覚したために、鈴木から「A氏とはもう二度と会うな」と厳しく叱責されたようだが、それこそ鈴木は自分の主張していることがウソであることを自白しているようなものだ。鈴木と天野の間にはこのことでさらに深刻な溝ができたという話がある中で天野の死亡(死因が会社からの報告と事実が全く違っている)につながったというのは容易に推測できることだ〗

〖鈴木は親和銀行事件で判決前に親和銀行に約17億円の賠償金を払い、別件で山内興産に約4億円の示談金を払っている。裁判所はここに何故目をつけなかったのか。この金は何の金だったのか、資金の出所を調査するべきだった〗

〖合意書を作成後に株取引を進める中で、A氏との接触を極力避けるために西に「海外に出ている」とか「都内のマンションの1DKで一生懸命に頑張っている」と言わせていたのは鈴木自身であったのに、鈴木は「西に代理権を授与したことなど一度もなかった」と裁判で主張した。利益の分配金に期待があったとはいえ、西の遺書には鈴木への恨みがこれでもかというくらいに書かれていることを鈴木はよく分かっているはずだ。西にバレてはまずい事以外は西を代理人にしていたことは最初からの約束事であった〗(関係者より)

〖鈴木はA氏の背後に暴力団が控えていて、鈴木の家族に危害を加えられる危険を感じたとまで言ったが、その話は鈴木自身のことではないのか。鈴木の話が本当ならば、平成14年6月27日の3人の話し合いで一言も出ないはずがないし、A氏との関係も終わらせていたはずだ。鈴木の悪名は証券業界では有名で、西田以外は誰一人として鈴木と手を組もうとはしなかったようで、それほど鈴木は周囲に嫌われ、恐れられていたようだ〗

〖民事訴訟においては、被告人は嘘を付いても偽証罪に問われない。証人は宣誓させられ虚偽証言があれば偽証罪に問われる。こんな裁判制度自体検討する余地があると思う。これでは鈴木は嘘の付き放題になる〗  (以下次号)

 

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