読者投稿 鈴木義彦編(61)

〖鈴木、お前が親和銀行事件で近々逮捕されることを承知していてA氏の会社を訪問した時にA氏から逮捕日を聞いた。その時に自分の言い値で買ってもらったピンクダイヤとボナールの絵画を売らせてほしいと頼んでピンクダイヤを持ち出した。そして予め天野氏にサインさせた念書まで持参していた。それに、絵画はA氏に一度も渡していなくて他の債権者に担保で入れていた事も後で分かった。完全に詐欺行為だ。それだけではない、お前は土下座までして涙を流しながら「このご恩は一生忘れません」とA氏の情に縋り、今まで全く返済していないのにさらに現金8000万円まで借りている。「西会長には言わないでください」と口止めして西の奥さんからも1800万円を借りていた。全く厚顔無恥な男で偽芝居の上手い奴だ。それだけのことをやって、全てを裏切った罪はあまりにも深いことを分かっているはずだ。責任は絶対に取らなければならない〗

〖鈴木は、親和銀行事件で逮捕、拘留される間の資金繰りの為に、あの手この手を考え、「西会長に内緒にして欲しい」とA氏に懇願して8000万円を借りたばかりか西の奥さんからも1800万円を借り、西には拘留されている間のFR 社の存続の事、愛人の生活費の事、裁判費用の事などを頼んだ。西は、鈴木が逮捕される直前にA氏の会社を訪れ、A氏からピンクダイヤと絵画の委託販売を依頼し、商品を借り出した事や8000万円の現金を借りたことも知らなかったと言うが、鈴木は西でさえも利用するだけ利用していたことが分かる〗

〖鈴木がスカウトした茂庭進氏(元山一証券出身)はどうしているのだろうか。紀井氏と茂庭氏の2人がいれば、鈴木の海外での利益金隠匿ははっきり分かるのだが、茂庭氏も鈴木から「口止め料」も含めて多額の報酬を受け取り、悠々と暮らしているのだろう。西には鈴木の実態を少しは話していたようだ。茂庭氏も鈴木の本性を知っていて身を隠しているのかも知れないが、自殺した西に代わって協力すれば鈴木の息の根を止めることが出来ると思うが、それが無ければ茂庭氏にも鈴木の悪影響が及ぶことは西からの手紙(遺書)を思い出せばよく分かることだ〗

〖鈴木のA氏に送った手紙に紀井氏の証言に対し「紀井の言っていることは表面上の数字であり損失、経費、裏事情は全く分かっていません」と書いている。それなら何故、A氏に本当のことを説明しなかったのか。A氏は無茶を言う人ではない事を知っていたはずだ。自分は欲の塊になってしまいA氏の性格まで忘れてしまっている。自分が悪事ばかり働いていると、他人の事も信じられなくなる典型だが、鈴木はそれさえも自覚してやっているのではないかと思うほど悪すぎる〗

〖鈴木がA氏に送った手紙では西と紀井氏の事を誹謗中傷している。例えば「私の被害が多方面で大きい事・・」「やり方が非常に卑劣・・」「私一人で立案して稼いだ資金で、国内で移動させるのが難しいこと」等と並べ立てているが、それは利益を独り占めして隠匿していると言っていることと同じだ。鈴木は自分が株取引で儲けているが、この利益は「合意書」とは関係なく「自分が一人で儲けた金だ」と言っている。根本的に考え方が狂っていて限りなく身勝手な言い分だ。合意書も鈴木自身が提案して一人で熱弁を振るい、「これをやらせて戴かないと、借金は返せません」と頼んで、今後の株取引の全てでという条件で合意書を交わしたが、宝林株で予想以上に利益が出たことから西に10億円を渡して合意書の破棄を迫るとは人間のやることではない。相手の事を考えることが出来なくなっている。頭が腐っている〗

〖鈴木は、A氏に送った手紙では和解書に書いた金額を支払う意思があったが、60億円の利益が嘘とバレたので逃げることを考えたのではないか。「A社長には大変世話になった」という部分で、今あるのはA氏のお陰だという気持ちは忘れていないようには感じられるが、何も知らない平林弁護士と友人の青田から「その必要はない」と説得され強欲な鈴木はそれだけで気が代わってしまうのは、鈴木が本心から支払約束を守るとは考えていなかったことでもある。鈴木と青田という悪党同士の話し合いで自分たちの都合が優先されたに違いない〗

〖鈴木と西の関係で言えば、西は鈴木にとってA氏を紹介してくれた恩人ではなかったのか。志村化工株事件で自分を庇ってくれた同志ではなかったのか。しかし鈴木の言動は、特に志村化工株事件で西の有罪が確定してからが極端に冷酷になった。西がA氏に鈴木への協力を懇願しながら鈴木名義で受けた融資から西も流用するという鈴木との密約があったのではないか。それで鈴木は西の首根っこを掴んでいたのではないか。しかし、志村化工株事件で西に借りが出来た。この二人の貸し借りは5分5分になった。そこで株取引の純利益の折半という事で密約が成立したのではないだろうか。そうであれば鈴木と西のギクシャクとした原因が理解できる。いずれにしてもA氏にとって、鈴木と西は予想を超えた裏切り者だ。関係者達は鈴木を絶対に許さない〗

〖この事件は一貫して裁判官の判断に問題があり、ミスが多い。裁判はかなりの月日がかかったが最初から鈴木寄りの判断をしている。途中で自分たちの誤りに気が付くはずだが、軌道修正も訂正もしていない。訂正したのは控訴審判決での誤字脱字の指摘だけだ。こんな裁判官がいていいのか。重大な責任がある〗

この事件の裁判で、裁判所は正義の味方で、悪いヤツには罰を与えてくれると信じていました。こんなに大事件になれば、一つ一つの証拠が本当に重要になってくるのに、公平に検証されていない事に愕然としました。そして悪いヤツを逃がしてしまう。裁判所のみならず、警察も国税庁に対しても疑問だらけです

〖とにかく鈴木の発言は最初から嘘ばかりで、発言は二転三転することがほとんどで辻褄が合わない。そして青田と平林弁護士が出てきて余計にその嘘を増幅させる。裁判官はその流れを見聞きしているにも拘らず、正しい判断ができていない。裁判官はこの裁判の本質を全く分かっていないで、ここまでひどすぎる誤判をどう責任を取るのか、このままで済む事件ではない。〗  (以下次号)

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