読者投稿 鈴木義彦編④(340)

〖裁判官は、刑事と民事に拘わらず、事件が起きた原因や動機を突き止めるのが使命ではないのか。そして、罪を真っ当に裁くのが裁判官の務めだと思うが、民事裁判の裁判官にはそこまでの意識はないのだろうか。人間の損得に関わる事案を扱う事が多いため、お互いの欲が絡んでいて、ケンカ両成敗的な意識が強いようだ。しかし、被告の様に原告のA氏の実損が巨額で、200億円を優に超える場合は、一層真剣に問題に向き合って明確に白黒をつけるべきだった〗

〖買い支え資金の支援をA氏に頼む時に、鈴木は「株で20から30億の授業料を払っているので、今回は自信があります」と言っていた。確かに株価は高騰し巨額の利益を上げたが、しかし、鈴木にとってはA氏への返済や利益分配が第一の目標ではなく、自分自身の利得の為であった。株価の高騰にはどうしても買い支え資金が必要であったが、最初の宝林株の買取資金にしても買い支え資金にしても、A氏の存在なしに利益を得ることは絶対に無理な事だった。それだけに「私1人で立案し稼いだ金」と言っている鈴木のはき違えには呆れてものも言えない。A氏に対する礼や感謝など全くないというのか。鈴木のとんでもなくあくどい人間性には非難が募るばかりだ〗

〖平林弁護士は鈴木の交渉代理人として、A氏との面談で「50億円で手を打ってくれませんか。それであれば、鈴木はすぐに払うと言っている」と言っていた事に触れようとしなかった。50億円プラス20億円は鈴木が和解協議でA氏に45億円と西に25億円を支払うと約束した金額だった。当然、それは株取引による利益金を指し、鈴木が「合意書」に基づく株取引を行なっていた事を鈴木の代理人である弁護士の平林も認めていたが、長谷川が加わってからは特に陳述書の「質問と回答書」でも明白だが、虚偽の連続であったにもかかわらず、品田裁判長は無視してしまった〗

〖鈴木は、A氏から大きな恩を受けながら感謝もせず、詫びようともしない大悪人だ。裁判では自分を被害者の様に言い繕い、弁護団を金の力で操作し、悪辣な裁判戦略を駆使させて勝訴した。これには品田裁判長の協力がなくては成立しなかっただろう。鈴木は勿論の事、鈴木の弁護団と品田裁判長には厳しい罰が与えられなければ納得できるものではない。刑事事件として告発できるだけの根拠が沢山あるはずだ〗

〖品田裁判長は、意図的に株取引に関する事案を排除したとしか考えられない。品田裁判長は、株取引の要となる「合意書」契約の有効性を否定したが、全く根拠がなく、辻褄の合わない見解を誤魔化すために分かり難い法律用語を駆使したようにしか見えない。この裁判での一番の争点は、鈴木が「合意書」に基づく株取引であくどい詐欺を働き、被害が約470億円に上っていることだが、品田は判決で一切触れようとしなかった。脱税にも絡む犯罪収益を見逃すとは、裁判官として、どういう了見なのか。この事件は、今や多くのサイトや動画に証拠や証言を含む詳細が全て掲載されていて、誰もが理解できるはずだと言っても過言ではない。しかも世界中に拡散しているのだ〗

〖合意書の作成は、鈴木の懇願を受けてA氏が買い支え資金の支援に応じた際に西が提案したものだった。しかし鈴木は裁判で「西に協力しただけで、3人で株の話はした事がない」とまで嘘をついていて、A氏が宝林株の購入資金を出したことまで否定した。こんな人間が現に存在しているのだから呆れるほかない。宝林株の売りで思わぬ利益を得た事で、鈴木と西が変わってしまったとしても、鈴木の場合は最初からA氏を騙す積りで、自分が利益を独り占めにするために練り上げた策略だったと思う。そういう鈴木の卑劣な悪行を支持した品田裁判長の判決には到底納得できない。品田はどこに目と耳を付けているのだ、と言われて当然だ。世界中の読者全員が、こんな裁判は絶対に有り得ないと考えているだろう〗

〖西が志村化工株事件で逮捕され保釈された4カ月後の平成14年6月27日に鈴木と西がA氏の会社を訪ね、鈴木が新たな借用書を書くに際して、「西さんに社長への返済金の一部10億円を渡した」と言ったのは、西が鈴木の罪まで被って逮捕されたという弱みを盛り返して西に圧力をかけるためだったのではないか。場合によっては西が株取引でAを裏切り騙していた事実の一端でもしゃべったら、鈴木の利益独り占めに支障が出ると踏んでの計算かもしれない。西は鈴木の作戦に抵抗できず本当の話をしなかったが、それでも鈴木が利益の分配約束を守ると考えていたのだろうか〗(以下次号)

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