〖香港で薬物入りのワインを飲まされながら一命を取り留め日本に帰ってきた西は、和解協議の場で鈴木と再会し、A氏に鈴木の裏切り行為の一部を暴露した。A氏は、鈴木の株取引の売りを担っていた紀井氏の証言もあり、協議の場で鈴木の裏切りを追及した結果、「和解書」の締結に至ったが、鈴木もこれ以上は言い逃れ出来ないと一旦は観念したものの、後に「和解書」を白紙撤回するとA氏に手紙で伝えてくる暴挙に出た。鈴木は最後の最後まで裏切り続けるどうしようもない人間だ〗
〖現職の裁判官はOBの裁判官に対しては相当気を使うらしい。OBの裁判官の中には、弁護士になっている者もいるという。もしかしたら長谷川は自分の弁護士人脈を通して、裁判所に工作をした可能性も考えられる。今回の鈴木の裁判が、余りにも被告側寄りの偏向裁判である事を考慮すると、十分有り得る事ではないか。いずれにしてもこの不当判決が全容解明されなければ、日本の法曹界への信頼はなくなり、評価も地に堕ちて世界中より笑い者になりかねない〗
〖鈴木は株取引の過程で10件以上の不可解な事件で関与を疑われる一方、未だ表沙汰になっていない事件が多くあると思われる。しかもそれらの事件は事故や自殺、行方不明など耳にするのも恐ろしい事ばかりだ。その事件に巻き込まれた本人はもとより、その人達の家族の事を鈴木は考えたことがあるのか。自分の強欲の為だけに邪魔になった人達をゲーム感覚で簡単に排除してきたのではないのか。日本には因果応報という言葉がある。良い事をすれば良い報いがあり、悪い事をすれば悪い報いがあるという意味だが、被害者の家族の苦しみは、そのまま鈴木の家族に報いがあると覚悟すべきだ〗
〖西が設立した「FEAM」という会社での鈴木の振る舞いには驚く。車はベンツで運転手付きで給料も出させたうえに父親に給料60万円、愛人にも給料50万円のほか、それに伴う費用も会社持ちという身勝手な要求をした。親和銀行で鈴木と一緒に逮捕されたエフアールの専務(当時)だった大石氏の妻に口止め料として5000万円を渡すなど、1年半ほどの間で合計約7億円を鈴木のために負担した。それを許した西にも驚くが、全てがA氏の融資からと言うから呆れてものが言えない。所詮他人の金だからできるのか、全くこの2人の神経はどうなっているのか。人間とは思えない〗
〖非合法な裁判結果に対しては、非合法な手段で対抗するしかないと思う。裁判所はその様な事は赦されないと「タカをくくっている」だろうが、人間の怨讐は、そんなものではない事を知ることになる。裁判所組織の圧力や、目に見えない圧力の正体が公然化した時、過去の不当な裁判に泣かされてきた被害者達の怒りが大きな波となって押し寄せる事になるだろう〗
〖合意書締結の経緯は、鈴木と西が株売買を取扱う資金が無かったことが発端になっている事が明確だ。鈴木の代理人弁護士達はこの経緯については何も発言していない。合意書締結に真実味が加わるからだと思う。品田裁判長も詳細に検証もせずに鈴木の主張を鵜呑みにして自分の考えだけで無効にした。品田裁判長は訴状をよく読んだと思う。そして、この問題の陰には大きな事件が絡んでいると察したのだ。そして、裁判所内で上層部と協議して、被告側の主張を優先させる方針を決めた可能性すら考えられる。この裁判の裁判長が品田で3人目というのも異例ではないか。前任の2人の裁判長は分からないが、品田裁判長は裁判所内の意見に沿う事で自身の裁判官としての責任を放棄した。そして、原告の訴えを棄却することで、この事件に蓋をした。その事によって悪党の鈴木を世の中に解き放ち、悪事を増長させることになった。この裁判所の不正は世の中に知らしめるべきで、このまま終わらせてはいけない。許せない所業だという意見は膨大である〗(取材関係者より)
〖鈴木の様に、他人を騙して儲けた金を元手にして実行した投資で莫大な資産を築いても、絶対に成功者とは言えない。まして、その資産をタックスヘイヴン地域の特性を利用して巨額の脱税をしている。鈴木の情報を日本の司法が放置しているように見えるのは何故だろう。穿った考えだが、私欲が絡んだドロドロとした黒い大きな力が裏で動いているのではないだろうか〗
〖裁判所組織の腐敗を一掃しないと、A氏の様な被害者が増える一方だと思う。役人根性という言葉では済まされない。裁判所の改革は相当以前からの懸案であったようだが、歴代の最高裁長官が自己保身のために改革に手を付けなかったのだろう。官僚は自分がトップにいる間は波風を立てないで何事もなく終わらせたいと考える。退官後の人生がかかっているからだ。残念だが国民の為に自分の人生を賭けるというような官僚はいないのか〗(以下次号)