〖品田裁判長は合意書を認めず、「被告が株式投資でいくら儲けようが本件の訴訟には関係がない」としてA氏の言い分は通用しないと判決で言い切っている。合意書を無効にするに当たって、品田がそこまで言い切るだけの根拠は全くない。一人の裁判長の経験則で判断できる単純な物事ではないはずだ。合意書に取扱銘柄の記載がない事を問題視するのは、品田裁判長が株式投資の知識に欠けていたからであり、7年間の空白についても,当事者の面談回数に大きな間違いがあるだけでなく、鈴木がA氏との接触を避けるために故意に作り出したものであることは明らかだ。この裁判は法に照らした公正公平な判決ではない。裁判所は、裁判官の責任を訴追するべきで、再審申立を受理するべきだ〗
〖世の中の景気が悪くなると、日銀が投資信託を購入して間接的に金融市場を買い支える事で株価を安定させ、景気の維持を図る。鈴木は、株式を購入する資金をA氏から調達して、買い支え資金もA氏からの援助を受けていた。買支え資金を投入することによって購入した株の価格が安定することで他の投資家の興味をそそり、株価が上昇し始める。株を購入して株価を買い支え、上昇を始める迄には莫大な資金が必要になる。常識で考えても、この莫大な資金を何の約束も無く、鈴木に融通する人間が世の中にいる筈がない。頭脳明晰であるはずの裁判官が、この事を見抜けないほど愚かな人間ではないと思う。この単純な謎を解けなかった品田裁判長には見えない圧力がかかっていたとしか考えられない〗
〖鈴木は、周囲の人間を大事にしないで生きて来た報いで、疑心暗鬼や猜疑心の世界で生きていかなければならない。全ての原因が莫大な資産を隠匿している事にあると思う。信頼できる腹心もなく、損得だけで繋がっていると、いつ足元を掬われるか分からない。鈴木自身が他人の足元を掬う生き方をしてきたために、他人を信用できなくなっているに違いない。鈴木自身は異常な金銭欲で生きてきたが、死んだ後は己の屍も残らない中で隠匿資産など何の意味もない〗
〖鈴木がA氏に書いた手紙の内容は、まるで自分がA氏と西、紀井氏に騙されて大きな被害を受けている事を真実の様に言い、西と紀井氏が極悪人のように書いている。そして、和解協議の話し合いをする前に西が書いた証拠書類、紀井氏が書いた書面、そして録音テープの全ての引渡を要請している。鈴木の悪知恵はたいしたものだが、手紙は株の利益配当金を払いたくない一心の言い訳に終始している。自分がA氏と2人で話し合う度胸が無い事を隠し、青田と平林に全権を委任するという意気地なさが鈴木の本心なのだ。ここまで来ても、「株取扱も自分自身でやった事でA氏には関係ない」という事を主張している人間と話し合う余地はないと思う。この手紙は、後日A氏が裁判を起こすことも想定して書いた手紙だと思う。平林弁護士を表面に出しているが、本当は親和銀行事件の弁護士、長谷川弁護士に相談していたのではないか。鈴木は、隠匿金を守る為にあらゆる準備をしていた〗
〖当事者がどちらも一般人の民事裁判は、金銭的なトラブルや人権に関わる事案を裁く。これらの事案は人間の欲が絡んでいて、善悪で割り切れないところが多くあるだけに難しいと思う。刑事事件は被疑者の犯行が明らかで、裁判官は検察官の求刑を聞いたうえで判断をする。そして判決には判例集が重要な参考書になる。民事裁判は当事者の人間性を見抜いて善悪を決めなくてはならないが、人の命に関わることや、人を罰する裁判ではないので、裁判官は責任感が薄いのではないか〗
〖特別なトラブルに巻き込まれない限り、国民の多くが裁判所とは無縁だろうから、裁判に対しては無関心であり、裁判官や裁判所の実情についても知る機会も少ない。しかし鈴木の裁判は誰が見てもおかしいと思うはずだ。こんな被告側に一方的に偏った判決など有り得ない。こんな杜撰な裁定を下す裁判官が現に存在している事を知っておくべきだろう。この事実はすでにインターネット上で世に知らしめられ拡散しているが、さらに大きな世論にする必要がある〗
〖鈴木の身に今後、どんなことが起ろうとも、それは全てが身から出た錆に違いない。これほどまでに他人の感情を無視して酷い事をして、自分勝手な事を言ったりやったりしている人間を黙って放置することは有り得ないと思う。誰もが鈴木の事を赦せないと考えている。そして正義感が強く、腕力に自信のある人は、もし鈴木に出会ったら捕まえてA氏の前に引きずり出そうとすることも考えられる。鈴木の顔は全世界に知られているので、せいぜい鈴木は用心する事だ〗
〖鈴木は自分の欲望を満たそうとして多くの関係者を窮地に陥れて来た。すでに周りに信頼できる人間がいなくなり、他人から信頼される事も皆無だろう。ただ金の力だけで繋がっている人間関係が存在するだけだ。鈴木には守るべきものが沢山あるはずで、隠匿している莫大な資産、それに関連した数々の秘密。このままでは命を削るような日々が続くはずだ。そして、鈴木を待っているのは多くの罪を償わなければならない時間を死ぬまで過ごすことだ〗(以下次号)