読者投稿 鈴木義彦編④(261)

〖鈴木は、自己中心的な性格と、バブル景気で狂った脳みそで、せっかくの幸運を台無しにしてしまった。A氏が鈴木を助けた金額で、何人の人の命を助けられたかを考えると、鈴木のような人でなしに腹が立つ。コイツは、間接的にも他人の命を奪っている悪党だとしか言いようがない〗

〖品田裁判長はこの裁判を自分の都合のいいように、合意書の契約を無効として、株取引に関わる部分を判決では非除してしまった。こんな事が許されるのか。株取引に関する事案は一番重要な争点だ。裁判官でありながら。品田にはそれが判らない訳はないだろう。こんな裁判は無効だ。再審して鈴木の判決は一旦取り消し、審議のやり直しが必要だ〗

〖鈴木の株売買の利益金約470億円は、今や1000億円を優に超えているとみられるが、その実態は鈴木以外には知らないことだ。この裁判で重要なポイントになっている「合意書」が有効と認定されていたら、隠匿資産の額に拘わらずその金額の殆どがA氏のものになる。しかし、A氏はこの事件が最悪の事態を迎える前に鈴木と会って真実を確かめたいのではないだろうか。鈴木と初めて会ってからすでに25年が経とうとしている今、怨讐を抱えながら生きているのも辛い話で、鈴木も自分一人の力で成し得た事とは決して言えないはずだ。残りの人生を金のために戦々恐々として生きていくのは愚かな選択だということを鈴木は分かっていない〗

〖紀井氏の証言は、鈴木に全面的に株の売りを任されていた人間にしか分からないリアルなものだったが、品田裁判長は紀井氏の証言に対して「紀井は被告の指示に基づいて株式を売り、売買代金を保管するという立場に過ぎず、…」という裁定をした。しかし「売買代金を保管するという立場」が鈴木にとって、どれほど重要な立場だったか、そして、紀井氏の証言が鈴木の裏切りを明確に語っている事だという事を分かっていながら、紀井氏の証言を無視した。裁判長として訴訟の核心を歪曲させ、理不尽な判定をした責任は免れない〗

〖西にとって鈴木の裏切りを暴露したのが和解協議の場であったが、香港で命まで狙ってきた鈴木に対して、「これ以上は下手な事をしないで、約束通り利益の分配金を払わないと、全てを社長に話すぞ」という駆け引きが西の思惑にあったように思える。現に西は、株取引による利益総額を紀井氏より確認して約470億円になる事をA氏に話していなかった。最終的に自殺するに至った西にとって、和解協議の場が全てを告白して問題を解決する為の最後のチャンスであったかもしれない〗

〖品田裁判長に対して「表沙汰にならない様に処理するように」という指示が裁判所の何処からか出ているような不穏な疑念を拭えない。A氏と鈴木の金銭の貸し借りと、それにまつわる契約違反の話ならば簡単に済む話だろう。判決もそのような体裁に終始した。しかし、株取引を巡る合意書の件は、掘り下げていくとタックスヘイヴン地域に隠匿している莫大な資産に辿り着く。そうなると国を巻き込む事件となる可能性が高い。そこで、合意書を無効にして「A氏と鈴木の間には株売買に関する争いは無かった」としてしまったのではないか〗

〖和解協議の模様が一部公開されていたが、鈴木の裏切りが発覚したにもかかわらず、「合意書」契約の原点に戻る事を頑なに拒む鈴木には、株取引で得た470億円超の巨額な利益を独占しようとする欲望だけしか頭にないのだろう。A氏が出した買い支え資金のお陰で高値を付けた株を売り抜け利益を生んでいることが分からないはずがない。鈴木の金に対する剥き出しの欲望は自身でも抑えが効かないようだ〗

〖三者間で交わされた合意書に基づいた株取引では、約470億円という莫大な利益を上げる事ができた。その利益を合意書のルールに基づいて分配をせず、一人占めした鈴木は、宝林株で上げた利益から親和銀行に、さらにその後の株取引の利益からも山内興産にそれぞれ和解金を払う事が出来たのだ。合計約21億円にもなる金はA氏の金である。この金が払えなかったら、鈴木は長期の服役を免れなかったはずだ〗(以下次号)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です