〖鈴木は裁判で「紀井の言っているのは表面上の数字」とおおよそ認めているが、売りを一任されていた紀井氏の方がはるかに詳しいはずだ。鈴木は夕方に紀井氏にあてがった事務所(都心の1DKのマンション)に来て、女の所へ行くか銀座か六本木に行くかと考えていただけではないか。鈴木は「彼女が多い(当時9人)ので飲みに行っている暇がない」と言っていたようだが、人間として、男としてのルールも全く分かっていない。父親の徳太郎も妹(徳田邦子)もいいなりになっていた。マンションの金を払ってもらっているので仕方ないと思っていたのか、金が入れば鈴木の悪質さは気にしないという一族か〗(関係者より)
〖鈴木の不当裁判は正義を実現するためにも当然見直されなければならない。この裁判は審理を指揮した品田裁判長による手抜き裁判であることは明白で、自分勝手な思い込みによる結論を導くために、邪魔になる主張や証拠類を全て排除したり無視するという行為は裁判官として許されるものではない。最高裁の今崎長官は裁判所のトップとして、この不当裁判の適正な是正措置を講ずると共に担当した裁判官達を処分する責任がある。またそれと同時に、この裁判の被告である鈴木義彦の罪を明らかにさせて法の裁きを受けさせる義務がある〗
〖鈴木はA氏に株取引の資金支援を依頼する際に、一人で熱弁を振るって「これをやって戴かないと借金の返済はできない」とまで言ってA氏に懇願し、合意書を作成することに成功したが、株取引で利益が出たら合意書の破棄を西に執拗に迫り、それを受けた西も西だが、鈴木はまともな神経の人間ではない。裁判で長谷川が代理人に就いてからは鈴木の嘘がさらにひどくなり、合意書作成では「西に頼まれ仕方なしにサインした」と証言したり、長谷川がシナリオを書いたのか「質問と回答書」(乙59号証)を始めとして嘘の構築等で裁判官を騙し有り得ない判決を誘導した。この判決に対して多くの関係者から「鈴木側が裁判官と裏取引をしたのではないか」という意見が多く出たのは当然だった。A氏が、30年来本社のあった新宿センタービルを出ることになったのは、鈴木に関わって温情をかけてしまった結果としか言いようが無いが、A氏自身が金銭的にも精神的にも大変な思いで10年以上も過ごしたかに思いを馳せ、鈴木と青田だけは絶対に許せないと思う友人知人の人数が日増しに増えている。鈴木のほかにも長谷川が一番悪い影響を及ぼしたという声が圧倒的に多いが、今のうちに問題を解決する行動を取るべきだ〗(関係者より)
〖読者からの投稿文も裁判官や弁護士に対して実例を上げて批判している。我々が金銭的なトラブルに巻き込まれた時はどうすればいいのか、分からなくなってしまう。自分で相手と話し合っても決着がつかないから裁判ではっきりさせることになるが、裁判官が公平公正な考えを持っていなければ、折角費用をかけて裁判をしても無駄という事になる。そうでなければ泣き寝入りしかない。弁護士費用も高くて悪い弁護士も多いようだ〗
〖西が平成11年7月30日に持参した15億円について、品田裁判長は合意書に基いた株取引の配当金ではなく、鈴木のA氏への債務返済金と判断したが、その根拠が全く不明だ。万一返済金であれば、A氏が2人に5000万円ずつを心遣いで渡すなど有り得ない。しかも、翌31日に2人はお礼と分配金の確認のためにA氏の会社を訪ねていた〗
〖いくら莫大な資産を持っていても、また、その資産が他人を騙したり裏切って得たものであっても、恩人には礼を尽くすことは忘れない事が大事だ。今更、鈴木に言っても始まらないが、礼を忘れて人の道を外した鈴木は株取引で利益が溜まる度に凶悪になり、強欲さをむき出しにした。そして、金の力を過信して傲慢な言動を繰り返し、最低最悪に人間に成り下がった。鈴木にとって最悪の事態を迎えても自業自得だ〗
〖刑事事件が有罪判決で決着するのが予定調和なら、民事事件の紛争は「調停」で決着するのが理想らしい。本裁判にまでもつれさせる弁護士は、担当裁判官から露骨に「面倒をかけやがって」という目で見られる事もあるらしい。この事件も、鈴木が指名した代理人弁護士の平林が有能なら、本裁判に持ち込む前に決着がついたのではないだろうか〗
〖日本の裁判制度は三審制を採用しているが、実際には一審制と言っても過言ではない。民事訴訟において最高裁まで争っても、判決が覆ることはほとんどない。二審も一審判決をほぼそのまま受け入れ、覆るケースは稀であるようだ。このような実態は、裁判に関わった人にしか理解されず、一般の国民の多くは気づいていないだろう。国民の無関心と裁判所の閉鎖的な体質が、実態を隠す煙幕となっているが、今回の鈴木の裁判から明らかになったように、三審制は理論上のものに過ぎないことが明白となった。もし一審で公正な裁判が行われていれば問題はなかったろうが、手抜き裁判が横行している裁判所の現状が変わるとは思えない〗(以下次号)