〖裁判所の内部事情は何故表面化しないのだろうか。裁判所とマスコミとの協定があるのかもしれないが、裁判所の実情に国民が疎いのは、マスコミが日常的に報じていないという問題もある。鈴木の事件の様な闇がはびこる情報を記者クラブのあるマスコミが日常的に取材して報道するべきだ〗
〖A氏により起こされた鈴木への裁判は、疑惑まみれの不当判決を受けた事により、SNS上では最大級の注目を浴びている。一審、二審のそれぞれの担当裁判長だった品田幸男と野山宏は批判の矢面に立たされているが、二人とも真実を闇に葬るような判決を下したのだから当然だ。二人の、多くの証拠類を検証しない杜撰な裁定は、日本の法曹界の信用を根本から揺るがしている。裁判所と裁判官への批判や非難が渦巻いている状況を踏まえて、何らかの処置を講じなければ事態は益々悪化の一途をたどる事になるだろう〗(取材関係者より)
〖鈴木は和解協議の場で、香港から生還した西の追及を受け、一部ながらも裏切りを認めたことから「和解書」が交わされた。しかし後日「和解書」の撤回をA氏宛てに通告するという裏切りの連鎖を働き、これには青田と平林の影響が大きいと思うが、鈴木はA氏に何から何まで世話になったにもかかわらず、このような人間は世界中を探してもいないと思う。鈴木に言わせれば、裏切ったのは西と紀井氏であり、自身は二人に騙された被害者だという出鱈目な主張を展開するばかりで全く話にならない。この男の裏切りは死んでも治らないだろう〗
〖敗けるはずのない裁判をA氏は何故敗けたのか。裁判官は何故、株取引に関わる主張や多くの証拠を排除したのか。株取引を無視することがいかに無謀であるかは、西が株取引の利益と言って持参した15億円を、裁判官が全額鈴木の債務返済金に充てたことで裁定がでたらめであることが分かる。西が持参した翌日に鈴木と西がA氏の会社を訪ねて、15億円の処理を確認し合い、さらにA氏が心遣いで2人に5000万円ずつを渡したことに2人が礼を言った事実も無視された。判決では全く触れられていない。品田裁判長が真実から目を背けた明らかに故意だった〗
〖A氏は、平成10年と同11年のFR社の決算時に西に頼まれて会計監査を免れるための協力をした。平成10年は鈴木が親和銀行事件で逮捕拘留中だったために、西と天野氏が代行してA氏に頼んだ。A氏は西と天野氏の依頼に応じて、預かっていたFR社の約束手形13枚を監査が済むまで一時戻してあげた。そして監査終了後には天野氏から約束通りに手形が返却され、西を通じて「お陰様で役員会議も会計監査も問題なく済みました。有難うございました」という感謝の言葉を受け取っていた。問題は平成11年の決算だ。この時鈴木は保釈されていたにもかかわらず、前年と同じように西を通じてA氏に前年同様の依頼をし、確認書(債権債務不存在)の発行まで依頼した。FR社にとっては上場廃止に関わる重大な事項で、何より優先しなければならない事を自分で出向かず西に依頼したのだ。訴状を読んで、品田裁判長は鈴木の人間性をどのように見たのか。鈴木は、裁判でこの日の事を「西に15億円を持たせて債務を返済し、手形13枚を回収した。そして、それを証する為に確認書も書いてもらっている」と主張したのだ。読者の誰にも鈴木の嘘が解る。そして、「質問と回答書」(乙59号証)では「西に代理権は与えていない」と主張した。流石に、品田裁判長はこれらの主張は認めなかったが、この様な嘘を平気でつく鈴木の人間性は見極められたはずだ。しかし、合意書による株取扱の検証では、鈴木の質の悪い人間性を充分に把握していながら、それを忘れたかのような判断を繰り返して、最終的に鈴木の主張を全面的に認めて、A氏の主張を退けた。まるで、この裁判には被告が2人いるのと同じではないか。全く辻褄の合わない判決だ〗
〖長谷川元弁護士は、鈴木の名参謀だったと思う。裁判の当初は平林弁護士が前捌きをして裁判を混乱させたことで、鈴木が不利な状況となり、A氏の弁護士は油断をしたのではないか。そこで長谷川は、過去の鈴木の失敗部分を全て切り取り、西と天野氏の死を悪用して鈴木の嘘を隠蔽してしまった。それが陳述書の「質問と回答書」(乙59号証)なのだ。鈴木にとって長谷川は最高の存在だったかもしれないが、人間としては最低最悪の悪徳弁護士だった〗
〖裁判官も弁護士も「法の番人」として胸を張れる人間がどれ程いるのだろうか。精神論だけでは飯が食えないことは分かっているし、あまり馬鹿正直では世間の裏側は見えないことも理解できるが、「公正と正義」という言葉だけは胸に刻み付けているべきだ。その為に「記章」というものを胸に付けている筈だ。記章に恥じるような行為があってはならない〗
〖鈴木と西はとんでもない間違いを犯した。結果的に西は自殺する羽目に陥り、鈴木はYouTube動画で世界規模の晒し者となる人生を余儀なくされている。二人共、A氏から有り得ないチャンスを与えてもらいながら、株取引で「合意書」通りにやっていれば全てが上手くいき成功を掴んでいたと思う。それが私利私欲に走ったせいで、破滅の道を歩んでいる〗(以下次号)