読者投稿 鈴木義彦編④(221)

〖裁判で鈴木の代理人であった長谷川弁護士は、弁護士としてやってはいけない最低最悪の手段を用いて裁判を乗り切った。偽証罪に問われない事を悪用して、「質問と回答書」(乙59号証)等の証拠類を捏造した出鱈目さは咎められて当然だ。法曹界は、日本でこんな裁判が通用していることを恥と感じないのか。これでは世界から日本の司法界は信用を失ってしまうのは間違いない〗

〖裁判官は株取引に関する審理を進める中で、原告と被告それぞれの主張を聞いて、あまりにも大きな金額のやり取りや鈴木が関わっているかもしれない数々の未解決事件に恐れをなしたのではないか。A氏が買い支えで支援した合計207億円、鈴木が宝林株だけで上げた純利益約160億円(平成18年当時で総額は470億円以上)、鈴木が和解書でA氏と西に支払うと約束した金額が70億円、そして鈴木が隠蔽していると言われている金額が1000億円以上という、一般には想像を超えるような金額が上がっていたからだ。裁判官には、こんな大きな事件を裁く自信がなかったのではないかとさえ思える。株取引に関しては明らかに事実認定のミスが多すぎ、逃げ腰だった様に思えてならない〗

〖鈴木は、悪事を反省することもなく、自分の身を隠していても自分勝手な言動を振り回して生きて行けると思い込んでいる。しかも、他人を騙して自分の資産を増やすことに快感さえ覚えているようだ。しかし、SNS上で拡散してしまった悪事に蓋をすることはもはや不可能になっている現状を理解して、鈴木は「今、何をどうすれば良いか」をよく考えるべきだ。妻の恵子と勝明、久子の2人の子供、それに愛人のサラと娘、そして身内は全員が鈴木の悪事が拡散している事実を知っていると思うが、今後どのように生きていく積りか、深刻なリスクが伴うはずだ〗

〖鈴木の裁判から垣間見える実態には驚きを隠せない。一般社会の認識とは大きくかけ離れた品田裁判長の判断には誰もが不信感を抱いている。このままでは裁判所全体が信用を失うことは必至だ。信用回復の為には、是が非でも判決の見直しを行って真実の解明をするしかない〗

〖A氏が提訴した「貸付金返還請求額」は25億円だったが、鈴木は15億円で債務全額を完済したと主張した。鈴木がA氏に返済したのは7月30日の5億円(実際は45億円)のみだった。しかもこの5億円は、宝林株の配当金であり、宝林の株取引では、その時点で約50億円の利益が上がっていたのに、鈴木も西もA氏には正確な収支を報告していなかった〗

〖この裁判で「合意書」に基づく株取引を裏付ける為に、原告側証人として証言した紀井氏を、鈴木は「ただの電話番に過ぎず、全体を知る立場にない」と一蹴したが、紀井氏が証拠として提出した「確認書」には、鈴木から売りの指示を受けた銘柄ごとの利益が具体的に記載されていた。この事実を無視して被告側の主張を採用した品田裁判長の裁定には、明らかな悪意を感じる〗

〖鈴木の事件を見ていると、裁判所の闇というより法曹界全体の闇というものが様々に見えてくる。何故このような前代未聞の裁判結果になったのか、その原因を追及する中で、鈴木、長谷川と並び裁判官の責任を重く見て、品田裁判長について調べた結果が本文にも掲載されているが、最低でも誤審誤判の疑いがあれば、裁判所として徹底的に検証し、それを開示する制度は必要だと思う。裁判所を構成しているのも一人ひとりの人間だから、過ちは認めすぐに是正する姿勢が無ければ、裁判所と言えども腐敗する。いつまでも権威や原則に縛られている時代ではない〗

〖裁判所と検察庁には人事交流というのがあって、お互いの知識を高め合うために、検事が裁判官に転任し、裁判官が検事に転任する事があったという。この件の長所、短所については国会で論議された事もあるが結論は出ていない様だ。検察はその時の政権と緊張感を持って接している印象を持っていたが、表裏一体で長期政権が続くことで黒川元検事長のように政権が検察庁の人事に介入するというルール破りが起こる。三権分立と言われているが、行政と司法の境界が崩れている様では裁判所組織の腐敗も仕方のない事なのか。これでは国民の安全と安心は守られない〗(以下次号)

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