読者投稿 鈴木義彦編④(218)

〖高級官僚というのは、自分の在任中にトラブルは出来るだけ避けたいと考えるのが習性だ。例えば、全国の警察署はキャリアと呼ばれるエリートが若くして署長に赴任してきたときは、任期中にできるだけ署内で不祥事を起こさずに無事に送り出すことに全力を上げると聞く。不祥事が起こった時には、署を上げてもみ消しを謀る場合があると聞く。それが、キャリア官僚の経歴に傷をつけない為の気配りなのか。裁判所でも同じようなことが考えられる。税金で養われている高級役人が常に優遇されている日本の現状を早急に改めなければ、この国の不正はなくならない〗

〖鈴木は平成10年5月28日にピンクダイヤを販売委託で持ち出した。その行為はFR社の天野氏との連名の念書があり、言い逃れは出来ない。しかし、裁判官は鈴木ではなくFR社の責任にした。また、上代40億円以上の超高級時計を4億円で販売委託してもらったことを裁判官は「経済的合理性に合わない」としたが、明らかに裁判官の知識不足と無能から生じた誤審だ。裁判官は、未知のことについては良く調査するべきであるが、全く何もしなかった結果であるとしか言いようがない。審理や尋問の際に確認すれば、分からないはずはない。ただ、裁判官に鈴木を助けるという前提があったとすれば、これは誤審ではなく違反だ。この裁判への取り組む姿勢が最初から間違っている。それが誤審誤判の原因だ〗

〖今や、全国に多数いる裁判官に対しても国民が懐疑的な見方をしているのではないか。全ての原因が、品田と野山の両裁判長が鈴木の裁判で有り得ない判決を出したことにあると言っても過言ではないだろう。鈴木の裁判(不当判決)をこのまま放置すれば、問題は更に深刻化していく事だろう。裁判所の今後の在り方を踏まえて、最高裁の今崎長官は再審の壁を取り払うのはもちろん、組織と制度の改革を急いで解決を図るべきだ〗

〖品田裁判長は、業界それぞれの実情を余りにも知らなさすぎる。特に金融界、証券界、宝石貴金属業界の知識に疎すぎた。上辺だけの知識ではこれらの業界で起きた事件は裁けないと思う。毎日巨額の金銭が動き、世界中の株価や金(地金)相場が国ごとの時間で動く。秒刻みで、それらに対応して売買を繰り返している人間の表と裏は、司法試験に合格して研修を受けただけの人間には理解出来ないだろう。これらの業界は専門家(プロ)同志が共有する暗黙の了解事項というものが多く存在する。法律家が、法律書にもっともらしく記載されている用語を駆使して判断できるものではない。また、これらの業界では、鈴木が言うような「西に言われて書いた」とか「平常心で書いたものではない」というような自分勝手な言い訳は通用しない。まして、西は死亡していて確認することが出来ないし、和解書に至っては脅迫や監禁があった事を証明するものは何もない。業界の慣習を全く無視して、鈴木の後付けの嘘を全面的に認めた品田裁判長の判決は軽率で明らかな誤判だ〗

〖平成11年7月30日に宝林株の利益金として15億円を、鈴木は西を使ってA氏に届けている。15億円の内訳はA氏への配当分5億円と鈴木と西の配当分を合わせた10億円であったが、10億円は2人の債務の返済金の一部としてA氏に支払われた。A氏は15億円全額を受領したが、2人への心づかいとして5000万円ずつ計1億円を西に渡している。これも常人には理解のできないA氏の器量の大きさだった。翌日の31日には鈴木も西に同行して利益金処理の確認作業をし、A氏の心づかいに礼を言っていたが、裁判で鈴木はこの日の事を否定し、15億円の現金は9月30日に債務の返済金として西に持たせたと主張し、FR社の決算の監査を逃れるために一時的に預かったはずの約束手形原本13枚と、A氏から便宜上手交してもらった確認書を証拠として法廷に提出し、債務を返済したと主張した。これは、鈴木の計画的な策略だった〗(関係者より)

〖三権の長の一翼を担っている最高裁の今崎長官は、これだけ色々と疑惑を持たれている鈴木の裁判(判決)を放っておいていいのか。当時の大谷直人氏は一切知らぬ振りを決め込み、後任の戸倉長官も同じ轍を踏んだが、言語道断だろう。最低でも真田裁判長による判決を見直し、裁判所の組織改革を進めて裁判官の独立性を高めるべきだ。鈴木の裁判は昨今のマンネリ状態にある裁判所及び法曹界に一石を投じることになった。またインターネットによる情報拡散の波に乗り、その詳細な内容が瞬く間に世界に流れ、多くの人達が知るところとなった今、今崎長官は時代に合った対応を考え行動しないと、旧態依然の組織はさらに腐敗が進行する。大きな痛手を被る事になりかねないことは目に見えている〗

〖A氏の関係者が長谷川幸雄元弁護士の自宅を訪れたようだが、長谷川は「私にはもう関係無い」と言って警察を呼び、結局関係者と面談しなかったのは、やはり後ろめたさがあったからだろう。裁判ではとんでもない虚偽を主張して、裁判所を欺く不正な行為をしておいて、「関係無い」は通るはずがない。弁護士を辞めたとはいえ、長谷川の責任は鈴木の犯罪疑惑が解明されない限り付きまとう。裁判であれだけ強弁を張り、主張してきたことが正当と思っているなら、逃げ隠れする必要はなく堂々としていればいいではないか。反対の立場になって考えればよく分かるはずだ。長谷川自身も逆の立場だったら同じ様に許せないはずだ。人を陥れれば当然怨みを買う。抗弁できないのであれば、さっさと責任を認めた方がいい〗

〖鈴木やその関係者達はインターネットの発信力に永久に泣かされる事になるだろう。年代的にもインターネットになじみが薄いだけにピンとこないかもしれないが、今ではテレビを遥かに超える影響力があるだろう。それも一瞬で世界中に配信出来る。これからの時代はなくてはならないツールだ。情報サイトやYouTubeの配信は半永久的に続くだろう。長谷川も鈴木もいい加減観念して、ケジメを付けないと、長谷川の所属した土屋法律事務所や青田の身内や関係者にも未来永劫にわたって大きな影響が出続けて、しかも消えることは無いはずだ〗(以下次号)

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