〖裁判の重要な争点だった株取引に関する事案を判決では全面排除し、その理由を見れば明らかなとおり、品田幸男裁判長の株知識に関する無知さがさらけ出された。「合意書」の有効性を否定した品田裁判長は、経済情勢にすら理解が乏しい。特に株式市場は目まぐるしく変化している状況だ。そんな中で事前に取引する株の銘柄の特定など出来る訳がないではないか。裁判官として無茶苦茶な判断だ〗
〖平成18年当時で鈴木が約470億円もの株取引の利益を隠匿していた事は、鈴木の元パートナーであり、当時の売り専門担当だった紀井氏の証言と陳述書で明らかになっている。鈴木はそれを否定し、裁判官たちは鈴木を支持して紀井氏の証言を採用しなかったが、実務を担当していた者でなければ詳細な資料は作成できない。裁判官のように陳述書をコピー&ペーストしているのとはレベルが違う。和解協議があってから17年以上が経過している。その間、贅沢をして暮らして海外のプライベートバンクに預けたままにしていても利回りで1000億円以上に膨らんだというのは計算上、充分にあり得る話だ。鈴木に正当な判決を下さなかった裁判官のせいで、鈴木に罪の上塗りをさせている。裁判所と裁判官の責任は重大だ〗
〖鈴木は誰が何を言っても聞く耳を持たないように思う。その気持ちが少しでもあれば、これまでにA氏に謝罪する機会はいくらでもあったはずだし、そもそも、これほどの裏切りをやることも無かった。鈴木にはトコトン制裁を加えて、しっかり罪を償わせるしかない。そして、鈴木の犯罪に加担した青田光市も長谷川幸雄(同じく土屋法律事務所)も、平林英昭も杉原正芳も相当の罰を受けなければならない。1000億円以上というとんでもない金を隠匿して、その利益を貪っている鈴木の罪は、当人たちだけでは済まず、家族や身内を巻き込むほどの深刻なものであることを実感するに違いない。鈴木の関係者は、自身の欲のためにやったことの結果責任を果たすしかないが、ここまでの大きな事件だけに。今後も人々の記憶に永久に残るはずだ〗
〖詐欺行為というのは、加害者が複数でお互いの役割を決めて行う場合が多いと認識していたが、鈴木の場合は単独犯だというところに他の詐欺との違いがある。A氏との関係では、鈴木は西を仲介者としてフルに悪用したが、途中で自殺してしまった。西の役割はA氏との長年の付き合いでA氏に鈴木を信用させ、計画を実現するまで繋ぎ役を務めたことで、判明しているだけでも合計40億円もの分け前も受け取っていた。しかし、西は鈴木が自分をも騙していることに気付いてさらなる分け前を要求した。鈴木は西に疎ましさを感じ、秘密漏洩の危機感を持つようになった。そして友人の青田と共謀して西に精神的な重圧をかけ続けて自殺に追い込んだ。西の自殺以降は鈴木の独壇場であった。鈴木は金の力で何人もの人間を利用するだけ利用し、自分の秘密がバレそうになるとその人間を排除していった。こんな卑劣極まりない極悪人はほかにはいない〗
〖株取引が順調に進行していたというのに、鈴木は西を代理人として使い、出来る限りA氏の前に姿を現そうとはしなかった。それも、最終的には西の一人芝居に見せかけて、全て西が勝手にやった事にする為の作戦のうちだったのだろう。しかし、いざ裁判になると、鈴木がここまで大それた裏切り行為をしでかせば、いくら嘘をつき通そうとしても必ず綻びが生じることには、鈴木や長谷川幸雄、青田光市も金に目が眩んで考えが及ばなかったようだ。本当に大悪党としか言いようがない。ボロを出して追及されても、さらに嘘を重ねるしかなかったに違いない〗
〖鈴木は、自分の隠匿している金への執着を振り返ることは無いのか。21世紀に入って以降、経済をめぐる情勢はすさまじい勢いで変化している。時代の寵児と呼ばれた若手起業家が「お金が全てだ。儲けて何が悪い」などと吠えながら自由自在に飛び回っていても、瞬く間に羽を容赦なくもぎ取られ、塀の中に堕ちていった人間が何人もいる。この人達は、自分の頭を使って信念をもって富を築き、自分の力を過信して法までも犯してしまった。自惚れからくる自滅だろう。ただし、世間を騒がせても、他人を騙したり裏切ったりはしていないようだ。世間は、妬みからか彼らを「大悪党」のように批判する。世間が絶対に許してはならないのは人道に外れた手法で他人に迷惑をかけ、自分の強欲で莫大な資金を掴むことに成功しても、家族をも非難の渦に巻き込んでしまっている鈴木のような奴だ。この様な人間が塀の中に落ちていないことが不可解でならない〗
〖原告は裁判の途中での和解書に記載された50億円を追加請求したようだが、実際の請求金額は西から譲渡された分も加えて300億円を超えている(合意書に違反した鈴木の取り分はない)。品田幸男裁判長はその点も把握していたのだろうか。1000億円以上とみられる鈴木の隠匿資金について、これに関わる事件性の解明はA氏の考え1つだと思う。A氏には合意書と和解書の正当性を証明する書類は揃っている。鈴木には正当化するものは何一つ無いのだ。長谷川幸雄は弁護士を廃業しているし、品田裁判長のような援護など期待できるはずもない中で、鈴木は何を主張できるのか。A氏に直に謝罪して、自分の生きる道を決めるしかない。鈴木の屁理屈を聞いてくれるのは、もう誰もいない。時間が経過すればするほど、言い分は通らなくなると思え〗
〖鈴木や関係者は裁判で勝って約6年も経過しているのに、ここまで世間の批判を受ける現実に驚愕していることだろう。しかし、何年経とうが鈴木のやった事は時代に関係なく悪質過ぎるから、繰り返し非難が続く。そして悪徳弁護士と結託して無理矢理に勝訴をもぎ取り、未だに何ら問題解決をしないまま逃げ回っている事がここまで非難される一番の原因だ。しかし、なぜ鈴木の周りで報道に抗議や反論する者がいないのか。恐らくは鈴木自身が反論する事ができないという事実を知っているために周囲にも止めているのかもしれない。それとも鈴木が非難されていても本人に代わって反論してくれるような人物がいないのか。情けない限りだ〗(以下次号)