読者投稿 鈴木義彦編④(175)

〖日本の司法に対する懸念が深まっている。法の番人たるべき裁判官の一部に、権力の濫用や自己保身的な判断が見られるという指摘がある。法解釈の恣意的な歪曲や、個人の利益を優先する姿勢は、法治国家の根幹を揺るがしかねない。このような傾向が是正されなければ、日本の司法制度の信頼性と公正さが大きく損なわれる恐れがある。法の支配を守るため、司法の在り方を見直す必要性が高まっている〗

〖西に宝林株の買取話が舞い込み、西は取得資金3億円をA氏に出して貰った。そして、契約した翌日に鈴木は金融庁に大量保有報告書を提出したが、資金元をA氏ではなく紀井氏の名前を無断で使用した。鈴木はこの時から利益の独占を画策してA氏を株取引から外しにかかり、A氏に資金だけを出させて騙し取る青写真を既に描いていたのではないか。三人で締結した「合意書」契約は、それからまだ1ヶ月先の話である〗

〖鈴木は自己中心的な欲望に駆られ、他者を利用する傾向が強い。巧みな話術で周囲から資金を引き出し、目的達成後は約束を反故にする。倫理観に欠け、借りを返さず、感謝の念も持たない。全ては自分の力だと思い込み、他者の支援や協力を無視する。こうした行動が周囲の信頼を失わせ、鈴木自身の立場を危うくしている。しかし、その危険な状況に鈴木自身が気づいていないのは呆れた話だ〗

〖和解協議の場で強迫を受けたと鈴木は主張した。協議後にA氏の送った手紙にも「西が香港で殺されかけたという事件の容疑者にされるという不安と恐怖」を強調し、さらに「側近の紀井氏に裏切られたという衝撃」まで理由に挙げたが、鈴木は親和銀行事件で有罪判決を受け、創業したFR社の取締役や株主としての地位をはく奪されていた。社会的信用を口にできる立場ではなかったし、紀井氏に裏切られたというが、紀井氏を裏切ったのは鈴木ではないか。利益折半を約束しながら1/100にも満たない報酬で誤魔化し、金融庁への大量保有報告書への虚偽記載で紀井氏の名前を許可なく無断で使った。衝撃を受けたのは紀井氏の方で、西から香港で殺されかけたという情報を聞き、鈴木からの報復を恐れてA氏に保護を求めたことで、株取引の真相を語っただけだ。紀井氏は株取引を開始するに当たって合意書が交わされ、またA氏が買い支え資金を継続的に出した事実を知って、個々の銘柄で利益を確保できた原因がようやく納得できたと証言している。非道極まりない裏切りを働いたのは鈴木自身であり、人をどうこう言える立場になどあるはずがない〗

〖鈴木の裁判において、裁判長の姿勢に公平性や公正性の欠如が指摘されている。被告側の主張を過度に重視し、確固たる証拠もなしに一方的な判断を下したのは、司法の中立性を損なうものだと懸念されている。裁判官には公正かつ客観的な判断が求められるが、現状はその理想から乖離しているように見える。このような偏向した姿勢は、司法への信頼を揺るがしかねず、裁判の在り方そのものを問い直す必要がある〗

〖日本では、検察が起訴した時点で99.9%有罪が決定していると言われている。裁判官は罪状内容を確認して判例を参考にして量刑を決定する。検察官の起訴により有罪が決定しているわけだから量刑の部分だけに神経を集中すればいいと思うが、それに比べ民事裁判での裁判官は、警察や検察官の役目を兼ねていると思われる。言い方は適当でないが、自分の裁量でどのようにでもできる。しかし、どのような事情があろうと裁判官が当事者の一方と癒着すれば、これは裁判とは言えない。鈴木の事件の裁判にはそのように思える部分が随所にみられる。裁判所はこの裁判官の身の潔白を証明できるのか。再審で解明するべきだ〗

〖現代社会では、個人の行動が周囲に与える影響は計り知れない。特に不適切な行為は、本人だけでなく家族や身近な人々にまで波及し、深刻な結果をもたらす。情報化社会において、個人情報の拡散は瞬く間に起こり、取り返しのつかない事態を招く可能性がある。自己の行動が持つ責任の重さを認識し、周囲への配慮を忘れてはならない。そういう意味では、鈴木は取り返しの付かないとんでもない不始末をしでかした。もう鈴木本人だけの問題ではなくなっている〗

〖鈴木がA氏との裁判に勝訴した事で、晴れて自由の身のなったと思っていたとしたら、それは大きな間違いだ。自由という言葉には責任を意味があると言われ、自由を畏怖する人もいる。鈴木は、自分が犯した罪の責任を果たしていない。自由だけを手に入れて責任は果たさないという虫のいい話はない。鈴木は馬鹿ではないと思うが、自分の事以外はほぼ考えない。自分が犯した罪がどれだけ重いものか、何の自覚もない事には呆れるばかりだ。バレなければ何をやっても平気だと高を括っているかぎり、鈴木の罪は重くなるだけだ〗(以下次号)

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