〖2018年6月11日、この日東京地裁は歴史に残る大誤審を重ねた挙句の誤った判決を下した。そして、この判決が日本の司法に大きな疑問を投じる結果となった。貸金返還請求事件の中でも最高額と言える大事件で、被告側に説得力のある証拠が存在しない中で、被告鈴木義彦と代理人の長谷川幸雄は身勝手で矛盾だらけの戦術を繰り広げ、それを認めてしまったのが品田裁判長だった。張本人である鈴木を誰もが許せない、とSNSの記事や動画で大きな反響が起こっている。注目するのは当然の事だろう。この先、鈴木や長谷川はもちろん、家族や身内には平穏な日々が訪れることは二度とない〗
〖日本の裁判制度には深刻な問題がある。鈴木の訴訟を通じて、裁判所の問題点の一端を垣間見たからだ。元裁判官による暴露本には、一般の人々が理解できない裁判所の負の側面が赤裸々に記されている。多くの裁判官が出世や保身を優先し、裁判の結果が二の次になっている現状が明らかになっている。品田裁判長の判決までの経緯を見れば、裁判官の不適切な判断や取り組みが如実に表れている〗
〖鈴木は裁判でも「海外に資産があり、海外での資産運用で生計を立てている」と言っているようだが、海外財産調査制度に基づいて国税庁に申告しているのか。そして税金は納付しているのか。一旦、金融庁や国税局が調査に入れば鈴木の実態が暴かれる。当局は何をしているのだ〗
〖鈴木は和解協議後、A氏に送った手紙で「和解書」の無効を通告した。和解協議で鈴木は裏切り行為の追及を受け、言い逃れできず自ら金額を提示して「和解書」を締結した。その後、A氏に何度も連絡を取り、支払方法を相談していたのに、鈴木はA氏に手紙を送り付けて支払約束を一方的に撤回したのだ。突然の撤回の背景には、鈴木が交渉の代理人として指名した青田と平林弁護士からの意見が影響していたと考えられる。そして交渉はまとまらずA氏は裁判を起こすことになったが、全ての元凶が鈴木にあることは明白だ〗
〖裁判では証拠の存在が判決を大きく左右するという。合意書、和解書、借用書、約定書、念書、録音テープ等、明らかにA氏側が提出した数が圧倒的だったにも関わらず、裁判官がほとんど認めなかったのは何故か? 鈴木側は証拠もなく単に言い訳や嘘の連続で、それに対してA氏の代理人弁護士が徹底的に反論や主張をしなかったのは本当に不可解だ。さらに控訴審でも証拠の再検証、審理もされないままで終わってしまった。これだけ大勢の人たちが鈴木側や裁判官たちを批判しているのは明らかなので、もう一度裁判のやり直しをしなければ裁判所の信用は完璧に失墜する〗
〖日本の裁判は三審制を取っているが、実際には二審制に近いと批判を受けている。最初の判決に不服があれば控訴して高等裁判所での判決を求めるが、控訴や上告できる理由は限られており、最高裁判所はほとんどの場合「上告理由に当たらない」として棄却してしまう。三審制は絵に描いた餅で、二審でも一審の裁判官に忖度し、まともに審議せず、判決が覆らない。裁判官は国民の税金から高給を貰っているが、国民のために仕事をしているとは到底思えない〗
〖A氏は新宿センタービルの43階に30年間本社を構えていた。その実績を見ても、社会的信用度はかなり高い事が分かる。一方の鈴木はバブル景気が弾けた後、国が景気回復策で打ち出した株式市場へのテコ入れに乗じて、自身が立ち上げた富士流通という会社をFRに商号変更し、さらに粉飾決算を重ねて株式を店頭公開した。しかし上場後は、株価を維持するための資金繰りで四苦八苦するほど内情は火の車で、10日で1割以上の高利の金も借りて返済が滞り破綻寸前だった。そんな時期に西と出会い、西からA氏を紹介してもらい支援をしてもらって命拾いをしたのだ。鈴木は親和銀行を相手に、暴力団組長や総会屋と組んで詐欺、横領を働いていたが、これも融資金を独り占めにする最低の人間だ。それだけの差があるA氏の証言と鈴木の証言のどちらに信用性があるか、鈴木の前科前歴も参考にすれば誰が考えても分かる。裁判官たちは、そんな基本的な事実を無視しており、「眼は節穴」と言われても仕方がない〗
〖鈴木は保身のために居場所を変え他人を騙し生活しているのだろう。常に追われる悪人は皆同じような日常を送っている。家族も居所を隠しているようだ。現在も、ネットニュースの拡散は続いている。鈴木本人は身から出た錆だが、家族や身内はそうはいかない。家族や身内のためにも謝罪して償いが必要だろう。しっかりケジメを付けるべきだ〗(以下次号)