〖インターネットで、鈴木の悪事や裁判の真相が暴かれ公開されて、一番危機感を持っているのは、鈴木や関係者達、その家族や身内だろう。いい加減どうにかして貰いたい気持ちではないか。また悪事の内容や真実を知り仰天している事だろう。自分達も鈴木と同じ目で見られる事は間違いないだろうから、気掛かりでならないのは当然だ〗
〖長谷川幸雄が弁護士業界を去った。長谷川は鈴木の裁判内容の詳細が情報サイトで暴かれると、懲戒請求の怖れを感じ取り、自らバッジを外すしかないと考えたのだろう。裁判でやり過ぎたことは長谷川自身が一番よく分かっていたはずだ。インターネットで顔写真まで公開され、恐れをなしたのだろう〗
〖今回、衆議院選挙に伴い、最高裁判所の裁判官についての是非を問う「国民審査」が行われた。審査を受ける裁判官の氏名が印刷された投票用紙に、辞めさせたい裁判官がいれば、バツを付ける仕組みだが、十分に機能している制度とは言えないだろう。それと、裁判官は特別職であるから、最高裁判所に限らず、高等裁判所、地方裁判所の各部の統括者に認定されている裁判長クラスの国民審査も定期的にやるべきだと思う〗
〖原告と被告の両者が平等に公平公正なルールで争い、裁判所が判断するのが民事裁判だと思っている人が多いと思うが、現実は違っているようだ。不埒な人間関係や不公平な偏見が罷り通る中で公正な裁判を望むことは出来ない。裁判所をチェックする第三者機関を早急に立ち上げるべきだと思うこと自体、情けない話だ〗
〖裁判では、宝林株の買取り資金3億円を誰が出したのかについて、鈴木の主張が二転三転し、あやふやな回答に終始した。鈴木は、A氏が資金提供したことを否定し、「ワシントングループの河野氏から借りた」と述べたり、「株の売買ではなくファイナンスの依頼だったため、買取り資金は必要なかった」と主張したり、「自らが蓄えていた金を使った」などと、主張に一貫性がない。問題なのは、こうした鈴木被告の明らかに嘘と分かる主張を最終的に容認した品田裁判長である。こんな裁判官がひしめく裁判所は既に瓦解しているといえよう〗
〖法廷では、強い信念を持った検察官や弁護士の発言(説得)が、裁判官の心を動かし、判決に影響する事があるという。やはり法律家は、強い信念と良心を持っていなければ正義と公正を貫けないと思う。特に、鈴木の様な異常な神経を持った犯罪疑惑者に対しては、強い信念が必要だと思う。品田裁判長の様な優柔不断なヒラメ裁判官では正義と公平な裁きはできないという事だ。裁判所は再審の法廷で名誉を挽回するべきだ〗
〖「合意書」に基づいた株取引は、A氏の買い支え資金を投入した事によって約470億円という莫大な利益を上げる事ができた。しかし鈴木はA氏を裏切りその利益を独り占めにした事で、親和銀行不正融資事件と山内興産との間で進められていた和解金を払う事が出来たのだ。その額はそれぞれ約17億円と約4億円で総額約21億円という途方もない金額だ。和解金を払う事が出来なかったら、鈴木は間違いなく実刑で刑務者行きだった〗
〖裁判所に対する一般の関心が低いからか、それともタブー視されているからなのか、メディアで裁判所についての報道をほとんど見かけない。元裁判官による暴露本がごくわずかに存在する程度だ。裁判所は日本の三権分立の一翼を担う司法機関である。メディアが裁判所を扱わない理由はそこにある。権力に忖度しているのだろう〗(以下次号)